中高一貫生の定期テストを解くための必要な無意識的能力の付け方
中高一貫校の授業では、扱われる問題の難易度が高く、単元の進みも速いです。
そのため、中高一貫校の定期テストはハイレベルかつ広範囲になります。
中高一貫校の定期テストは知識だけでなく、能力が問われます。
定期テストを解くために必要なことは意識せずとも出来るようにならなければ、安定して高得点を取ることは難しいでしょう。
ここでは、定期テストで高得点を取るための無意識的な能力のつけ方を紹介します。
意識的行動と無意識的行動
皆さんが行なっている行動、動作の中で意識的な行動と無意識的な行動があります。
驚くべきことに、人間の行動の3%が意識的な行動で、97%が無意識的な行動と言われています。
ほとんどが無意識的な行動
人間は、自分が思っている以上に無意識的な行動をしています。
例えば、文章を書くとき、書きたいことを考えるだけで、意識しなくても勝手にペンを正しく持ち、難しい漢字以外、何も考えずに自動で手が動き文字を書けます。
意識的な行動には限界がある
上述の通り、人間が自然と行う動作の中で、意識は3%しか働いていません。
行動の中で意識している部分は3%しかないということです。
試験でも、3%意識を使っているというより、97%の無意識の力で解いているのです。
そのため、試験に必要な能力を無意識に出来るようにすることが大切です。
意識を習慣化すれば無意識になる
意識できる3%を使い、残り97%の無意識をどう変えていくかが行動を変えるポイントとなります。
そこで、無意識な行動を認識し、意識的な行動を習慣化して、無意識的な行動に変化させましょう。
例えば、英文の構造理解が必要とされたとき、意識して構造を取っていくことを習慣化していくことにより、結果的に無意識に構造が取れるようになります。
英文の構造理解や直読直解などの必要な能力は、どんどん習慣化して無意識にできるようにしましょう。
勉強法の認識→修正→習慣化→無意識化
補足ですが、勉強法の指導で行なっている手法です。
受験生が効率の悪い勉強をしているということを、自分では気づかないことが多いので、指摘して認識させ、改善策を与えます。
無意識に効率悪い勉強法をやっている場合、まずその勉強法の認識させ、意識的に改善して、習慣化することで無意識的に効率のよい勉強をすることができます。
高度なことが意識できる
無意識に落としこむことによって意識することが減るため、より高度なことが意識できるようになります。
例えば、英語長文で直読直解が無意識にできるようになれば、和訳の仕方を気にすることなく読解法を意識を集中できるようになります。
まとめ
無意識を認識する(or指摘される)
→意識して行動を改善・習慣化
→行動の無意識化
→より高度なことが意識できる

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