自分の学力に合った問題を選んで勉強すべき3つの理由
【問題】
偏差値50早慶志望の受験生は普段どのような勉強をすべきですか?
A,早慶レベルの問題を解く
B,自分の学力に合った問題を解く
突然の問題で戸惑ったかもしれませんが、答えはBの「自分の学力に合った問題を解く」です。
では、答えがBの理由を解説していきます。
勉強の進みが速い
自分の学力にあった問題は出来るものが多いでしょう。
出来る問題が多いとスラスラ進んでとても楽しいです。
その中で出来ない問題があっても、自分のレベルに合っていればすぐに出来るようになり、自分のレベルUPが実感できてやる気が上がります。
勉強の中でやる気が上がるようになっているので、。
一方、早慶レベルの難しい問題では、ほとんどできない問題なので、勉強が全然進みません。
難しいと感じる問題となると、出来ない問題を出来るようにするのも一苦労なので、勉強が辛く感じると思います。
早慶レベルの難しい問題は、難しいと感じなくなるくらい自分の学力を上げてから取り組むべきであり、偏差値50の段階でやるべきではないのです。
このような学習は継続しにくいため、最初はやる気があったとしても3日坊主で終わる可能性が高いです。
アウトプット中心学習ができる
出来る問題が多いとアウトプット中心の学習ができ、
出来ない問題が多いと解説を読んで理解するという学習がメインになります。
つまり、インプット学習が多くなってしまい、集中力が切れて途中で眠くなったり、勉強を中断してしまいます。
また、インプットはアウトプットに比べて学習効果が低いため、長い時間使ってインプットしてもすぐに忘れてしまうということが起こります。
もしも、学校や予備校等でこのような学習を強いられてしまったときは、長時間インプットしたとしても必ずアウトプットをしましょう。
結果が出やすい
英検4級の学力の受験生が英検3級の単語や文法を1ヶ月必死に勉強すれば、高確率で英検3級合格できると思います。
自分のレベルを把握し、少し上のレベルに挑戦することで着実に結果を出すことが出来ます。
一方、英検4級の学力の受験生が3級、準2級をすっ飛ばして、英検2級の対策として1ヶ月勉強したところで英検2級は合格出来ないと思います。
半年勉強しても受からないかもしれません。
英検2級どころか3級も受からないかもしれません。
要するに、学力は変わらず3級未満であるということです。
長い期間、頑張って勉強をしても結果がついていかないため、勉強がつまらなくなって挫折してしまうかもしれません。
また、このような勉強をしていると自分の学力にムラが発生し、自分の学力を把握しづらくなり、何をやれば学力が上がるのかわからない状態に陥ってしまいます。
まとめー自分の学力に合ったレベルの問題を解くメリット
- はかどる
- 楽しい
- 継続できる
- 学習効果大
- 結果が出やすい
勉強の効率や継続率を考えると難関大志望でも自分の学力に合ったレベルの問題を選んで勉強すべきなのです。

中高一貫校専門 個別指導塾WAYS 編集部

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