【中高一貫校生向け】英語教科書の効率の良い勉強法
こんにちは。
多くの学校では中間テストも終わって、皆さん一息ついているところだと思います。
夏休み後、最初の定期テストの人もいたと思いますが、手ごたえはどうだったでしょうか。
さて、今回は中高一貫校で多く採用されている英語教科書(NEW TREASURE・PROGRESSなど)の効率的な勉強法について考えていきたいと思います。
基本の勉強法
英語教科書の基本的な勉強は、本文の内容把握と文法の理解です。
教科書本文は和訳をして、しっかり内容を理解できるようにしましょう。
文法に関しては、本文中の文法や例文を覚えて使えるようにするのが良いでしょう。
本文の暗記は必要?
結論から言うと、
必要ですが、全てを暗記する必要はないです。
中高一貫校では頻繁に小テストなどが行われるので、本文の暗記が必須という学校もあるとは思います。
確かに、本文を暗記していれば単語や熟語、文法などが覚えられるので、効果はあるでしょう。
しかし、テスト範囲すべての英文を暗記するのは、かなりの時間がかかりますし中々難しいと思います。
特にREADなどの長文に関しては覚えるのは困難でしょう。
暗記すべき文
では、どのような部分を暗記すれば良いのでしょうか?
テストなどを分析すると基本的に出題される文というのは予測できます。
優先度順に挙げていきます。
そのLESSONの文法が含まれている文
これは必須です。
必ず和訳・英訳ともに出来るようにしてください。
主に本文の下や右のページに文法の解説やその文法を使った例文が載っています。
そこに出ている文法が含まれている本文は英訳や並び替えで出題される可能性が極めて高いので、確実に英訳まで出来るようにしておきましょう。
また、例文(LOOKやKey Point)に関しては学校ごとのテストによってそのまま出題される場合や全く出題されない場合もあるので、テストの傾向を分析して見極めてください。
熟語が含まれている文
次に重要な熟語や新出の熟語が出ている文は出題される確率が高いです。
これらは主に穴埋めで出題されるので、覚えていないと全く解けない可能性があります。
また、熟語に関しては正しい和訳が出来ていないと内容が読み取れない場合もあるので、日本語訳もしっかり出来るようにしておきましょう。
以前の文法や新出単語が含まれている文
これらは暗記の優先度ではそこまで高くはないですが、チェックはしておくべき文です。
新出単語は単語だけで暗記している人は多いと思いますが本文ごと覚えられると効率がいいです。
また、以前習った文法は覚えているかの確認で復習として出題される可能性が高いでしょう。
まとめ
英語の教科書の勉強は、文法に比べると勉強法が確立していないように思います。
そのため、教科書全てを丸暗記してテストに臨むという一夜漬けのような勉強をしている人もいます。
しかし、それでは英語の力はつかないですし、何よりも効率が悪いです。
テストに出題される英文というのは基本的に決まっています。
学校の先生も何もないどうでもいいような文を書かせようとは思いません。
文法や熟語が定着できているかを確認したいのです。
普段の授業で文法が出ている部分や熟語については説明などがあると思います。
その際に、その部分にはチェックをしておいてテストまでに和訳・英訳を出来るようにしておくと効率が良いです。
ただ闇雲に勉強するのではなく、重要な部分を自分で見極める。
これは、日常生活でも非常に大切なことです。
今まで、英語教科書の勉強法について悩んでいた人は上記の方法を試してみてください。
そうすれば教科書を効率よく学習出来て、教科書の良さを最大限に生かせるはずです。
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投稿者プロフィール
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個別指導塾WAYS 立川教室 室長
学習塾で5教科幅広く指導した経験をいかし、各科目において効率的かつ効果的な勉強法を伝えて最短で結果を出るように生徒たちを導く。「継続は力なり」を信条に、正しい努力を続けていくことで成績が上がることを多くの中高一貫校生に実感させている。
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