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「ロジカルシンキング」という言葉があります。日本語では「論理的思考」と訳されます。
そして、このロジカルシンキングができることは、仕事をする上で非常に重宝されます。
文書を作るときにも、人に説明をするときにも、ロジカルであるということは一つの強みになります。
日本では、2000年前後にマッキンゼー・アンド・カンパニーの出身者によって、コンサルティングノウハウが紹介されました。
特にベストセラーとなった書籍「ロジカルシンキング」(照屋華子・岡田恵子)
によって幅広く知られるようになり、論理的思考(=ロジカルシンキング)に関するビジネス書のブームが起きました。
ロジカルシンキングのスキルを身につけると、
私はぜひWAYSに通う中高生の皆さんにもロジカルシンキングを鍛えていってほしいと考えています。
なぜなら、大学を卒業して社会に出た時はもちろん、
と考えるからです。
ロジカルシンキングはそんなに難しいことでもありません。自転車に乗ることを覚えるように、
訓練すれば誰でもできるようになります。
ロジカルシンキングを活用した問題解決には3つのステップがあります。
ぜひWAYSに通う中高生の皆さんもロジカルシンキングをマスターして、成績UPを実現してください。
1.問題を発見する・問題を正しく捉える
2.問題の根本原因を突き止める
3.打ち手を考える
です。それぞれのステップでロジカルシンキングを使うことで問題解決が図れます。
最初のステップは「問題を発見する・問題を正しく捉える」です。問題を発見する、正しく捉えるというのは、
解決すべき問題がそもそもなんなのだろうか?
ということを問いかけるステップです。
解決すべき問題が定義できれば、あとはその原因を追求していくことで問題は解決することができますが、
往々にして問題そのものの所在がわからないことが多いです。
問題が何か? という認識が希薄であったり、そもそも問題を間違えて捉えている場合もあります。
このように、何を問題として何を解決すべきなのかを「発見する」「正しく捉える」というのが、
ロジカルシンキングによる問題解決の第1ステップです。
次のステップは、問題を引き起こしている「根本原因を突き止める」ことです。これには、Why(どうして?)でアプローチします。
この場面ではロジックツリーを使い、大きな問題を小さくし検証可能な論点に分解していきます。
小さな論点に分解していくことで、根本の原因の候補を探していきます。
わかりやすくイメージしてもらうために、身近な例として、「自転車の修理にかかる」という話で考えてみましょう。
自転車屋さんの例でいうと、様々な診断・検査をして「何の故障なのか?」「何が故障の原因か?」を突き止めるプロセスといえます。
ビジネスにおいても自転車屋さんの診断・検査と同じように、問題における「原因」を特定しないといけないです。
問題の根本原因さえつかむことができれば、あとはどうやってそれを解決すればいいのか? ということになります。
これはHow(どうやって?)の思考で考えます。
先程の自転車屋さんの例でいうと、故障の原因がわかったら、これをどうやって修理するか?
ということを考えるステップになります。
チェーンにオイルを塗る方法もあれば、タイヤを交換するなどいろいろあります。
これらの方法のうち、それにかかる費用や時間、効果、苦痛などといった要素をそれぞれ評価します。
その結果、どの打ち手がベストなのかをロジカルに考えていくというのがこのステップです。
どうでしょうか。ロジカルシンキングを使えば、ごちゃごちゃしていた頭の中が整理されませんか?
私は指導の際に、グラフを書くこと、問題を図式化することを徹底させています。
これは、むやみやたらに、「手を動かせ」と指示しているわけではありません。
です。
日々の勉強で解けない問題が登場した場合、「わかんねー」で終わるのではなく、
と思って立ち向かうことができれば、
ロジカルシンキングのスキルを身につけることができ、解けなかった問題が解けるようになり、
自ずとテストでの結果に繋がっていくのではないでしょうか。