理由01
中高一貫校の授業は、そのまま大学受験の範囲
中高一貫校は、6年間で大学受験に間に合うようにカリキュラムが組まれています。多くの学校では中学の内容を早めに終え、高2の夏ごろまでに高校の範囲を学び終えます。
つまり高1の授業は、受験範囲の真っ最中です。
学校の授業についていき、定期テストで仕上げることが、そのまま受験勉強になります。
※進度は学校によって異なります
文理は決まったけど、受験に向けて
何から始めればいいかわからない
周りに、もう予備校に通い始めた
友だちがいる
まだまだ部活が忙しくて、
勉強に使える時間が少ない
こうした不安があると、つい「受験対策らしいこと」から始めたくなるものです。
でも、ちょっと待って
ください。
志望大学の過去問に
取り組む
受験を意識してガンガン
模試に申し込む
周りに遅れまいと
受験予備校を探す
難関大学合格を見据えて、
ハイレベルな応用問題に取り組む
一般的に「受験対策」と
呼ばれるこれらよりも、
優先すべきことがあります。
高1の今、答えは
理由は、中高一貫校のしくみにあります。
理由01
学校の授業が、
その
まま受験範囲だから
理由02
受験の力は
「積み上げ」で決まるから
理由03
高1の成績は、
入試の
選択肢に直結するから
理由01
中高一貫校は、6年間で大学受験に間に合うようにカリキュラムが組まれています。多くの学校では中学の内容を早めに終え、高2の夏ごろまでに高校の範囲を学び終えます。
つまり高1の授業は、受験範囲の真っ最中です。
学校の授業についていき、定期テストで仕上げることが、そのまま受験勉強になります。
※進度は学校によって異なります
理由02
数学や英語は、前の単元がわかっていないと次の単元が理解できない科目です。
高1で習う数I・Aや英文法は、高2・高3で学ぶ内容の土台になります。
(授業スピードが早い学校であれば、もうすでに数Ⅱ・数Bに入っているところもあるでしょう)
基礎の抜けが、
次の学習に響く
高1の段に抜けがあると、
その上は積み上がらない
受験学年で伸び悩む原因として多いのが、高1・高2の内容の抜けです。だからこそ、高1のうちに抜けを無くしておくことが大切です。
だから、定期テストで
「抜け」をふさぐ
範囲を区切って、期限までに仕上げる。これを年に何度もくり返せるのが定期テストです。テストのたびに抜けをふさいでおけば、高2の夏から受験勉強にすぐ入れます。
理由03
指定校推薦や内部進学で使われる評定平均は、高1の成績から計算に入るのが一般的です。
評定は、定期テストと提出物でほぼ決まります。
一般入試の勉強はあとから追い上げられますが、高1の評定はあとから変えられません。
推薦は一部の人の話、と感じるかもしれません。けれど今の大学入試では、年内に合否が決まる学校推薦型・総合型選抜、いわゆる「年内入試」で入学する人が少数派ではなくなっています。
この年内入試で、出願の条件や評価の材料になるのが高1からの評定です。
評定を取っておけば、一般入試に加えて推薦という道も残ります。
今の定期テストが、将来の進学の選択肢を広げることにつながります。
高1から予備校に通っている人もいます。
本当にテスト勉強だけで間に合うのでしょうか?
中高一貫校生なら間に合います。ただし条件は、学校で習った範囲を「テストまでに自分で解ける状態」にすることです。予備校の先取りより、この定着を優先すべき理由は3つあります。
高1向けの講座で扱うのは、数I・Aや英文法など高1の基礎が中心です。中高一貫校生は、その範囲を学校の授業ですでに習っています。カリキュラムの早い学校であれば、すでに数Ⅱ・数Bに入っているかもしれません。その場合、予備校の高1講座は学校の進度を後ろから追いかける形になります。
| 科目 | 予備校の 高1講座 |
一貫校の 高1授業 |
|---|---|---|
| 数学 | 数I・A | 数I・A〜数Ⅱ・B |
| 英語 | 英文法・構文 | 英文法・構文 |
| 国語 | 古文文法 | 古文文法 |
同じ範囲、あるいはすでに習い終えた範囲を、予備校でもう一度習う必要はありません。
高1に必要なのは「先取り」ではなく、学校で習った範囲を確実に解けるようにする「定着」です。
※講座内容は予備校により異なる
部活のある高1生は、使える時間が限られています。予備校を足すと、授業を聞く時間が増える一方で、復習の時間が減ります。勉強は、聞いた量ではなく、自分で解き直した量で身につきます。
さらに、予備校の授業も、予習・復習や確認テストなど授業の外での勉強が前提です。ただでさえ提出物の多い中高一貫校では、学校の宿題と予備校の課題の両方を抱えて手一杯になりがちです。
しかも、学校の宿題は定期テストに直結する内容、予備校の課題は受験用の内容と、性質が違います。どちらも中途半端になるのが、いちばん非効率な時間の使い方です。
だから高1の時間は、「聞く」より「解き直す」に使うのが正解です。
ただし解き直しは、一人だと後回しになりやすく、どこが抜けているかにも自分では気づきにくい勉強です。宿題を増やすのではなく、学校の宿題と解き直しをその場で回し切る仕組みがあるかどうかで、同じ時間でも差がつきます。
※部活後の限られた時間の使い方のイメージ。予備校の予習・課題の量は講座により異なる
高2の夏ごろには、多くの一貫校生が高校の範囲を学び終え、同じスタートラインに立ちます。そこから先の伸びを左右するのは、基礎に抜けがあるかどうかです。
だから高1は、「先に進む」より「抜けを残さない」が優先です。
抜けを見つけてふさぐ機会として、いちばん使えるのが定期テストです。テストのたびに「解けなかった所」を直し切っておけば、高2の夏からすぐに入試演習へ進めます。
まとめると、高1に必要なのは予備校の「先取り」ではなく、学校の範囲の「定着」です。毎回の定期テストで全科目平均点以上を安定して取れているなら、早めに受験対策を始めてもよいでしょう。反対に、次のどれかに当てはまるなら、受験対策を足す前に、定着に手を打つのが先です。
時間が限られているときほど、予備校と学校の勉強に手を広げると、どちらも中途半端になりがちです。高1のうちは「学校の授業を、定期テストで仕上げる」ことに絞り、部活のない日をその時間に当てましょう。
実際に、部活のない平日を「塾の日」にして、解き直しをその日にまとめている高1生は多くいます。解き直しを一人で抱え込まないことが、部活と両立するコツです。
※時間は目安。通塾パターンは学習相談での傾向をもとにした記述
ちょっとだけ欲張るなら、
英検®の級を入試で活用できる大学が増えています。高2の夏から受験勉強に集中できるよう、取れる資格は高1のうちに取っておくのがおすすめです。
高1のうちに
英検®2級を取得
大学受験で
取得した級を活用
※活用できる級・条件は、大学・入試方式によって異なります。
高2の夏から逆算すると、
この順番で見ると、冒頭の4つが「まだ早い」理由も見えてきます。
まだ習っていない範囲が多く、解けなくて当然です。過去問は、全範囲を学び終えた高3の入試演習で使うものです。
高1講座で習うのは学校と同じ範囲です。受験用の課題が増えるぶん、定着の時間が減ります。志望校別の対策は、高2の夏からで間に合います。
応用問題は、基礎が身についてはじめて解けるようになります。抜けがある状態で取り組んでも、時間がかかるだけです。まず定期テストの範囲を確実に解ける状態にするのが先です。
模試で測れるのは「習った範囲の定着度」です。範囲が途中で志望校も決まっていない高1のうちに数を受けても、結果を生かしきれません。志望校を固める高2の夏からで十分です。
どれも「やらなくていい」のではなく、「今ではない」というだけです。
中高一貫校生にとって、高1の受験対策は「学校で習った問題を確実に解ける状態にしておくこと」です。
高2の夏までに定期テストで基礎を固めておけば、そこから志望校別の対策に移っても十分に間に合います。
各学校で使われている教材や問題集、定期テストの傾向などの情報をもとに、学校ごとに合わせた定期テスト対策を行います。
あわせて英検®対策にも力を入れており、定期テスト×英検®対策で、高1生に必要な受験の土台となる基礎力を身につけます。
文理選択も決まり、受験を意識し始めるこの時期。いちばん大事なのは、学校の定期テストで受験勉強の土台を固めることです。まずは、中高一貫校専門塾の指導内容をご覧ください。
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