【大学受験】英語長文対策におすすめの参考書5選!選び方のポイントもご紹介
昨今の大学入試英語では、長文問題が重要視される傾向があります。
英語長文を苦手とする受験生の中には、頭を悩ませている人も多いのではないでしょうか。
英語長文問題を解くには「構文力」や「読解力」をしっかりと身に付けておく必要があるため、自分で英語長文対策をするのであれば、参考書選びが重要になります。
本記事では、英語長文の参考書を選ぶ際にチェックすべきポイントや、大学受験におすすめの英語長文の参考書5選をご紹介します。
参考書を購入して英語長文の対策に力を入れたいと考えている人は、ぜひ参考にしてください。
このページの目次
【大学受験】英語長文の参考書を選ぶときのポイント
英語長文問題が苦手な人は、参考書選びに失敗している可能性があります。
数多くある英語長文の参考書の中から、自分に合ったものを選ぶためのポイントを確認しておきましょう。
志望校の傾向に合っているか
英語長文の参考書を選ぶ前に、自分が目標としている志望校の傾向を知っておくことが大切です。
英語長文の出題傾向は、大学によって異なります。
長文といっても論文や説明文ではなく英会話問題として出題される大学もあれば、問題形式も4択問題が多く出される大学、記述式問題が多く出される大学など、さまざまです。
志望校の出題傾向に沿った参考書を選ぶことで、時間を無駄にすることなく、効率的に勉強ができるはずです。
自分の能力に合っているか
どの程度のレベルの参考書を選ぶべきか迷ったときは、自分の学力レベルよりも少し上のものにするのがおすすめです。
レベルが上すぎると勉強に役立てにくく、下すぎると参考書を使う意味がなくなってしまいます。
「長文を読解する以前に、単語や文法が不十分」という人と、「すでにある程度英語長文の勉強が進んでいる人」とでは、適した参考書が異なります。
大学受験本番までに段階を踏んでステップアップしていけるように、まずは自分の能力に合ったものを使ってください。
解説が充実しているか
できるだけ解説が充実している参考書を選びましょう。
参考書は基本的に自分1人で取り組むものであるため、わからない問題があるときは解説を見て理解する必要があります。
解説が簡素な参考書だとわからないまま終わってしまったり、別の方法で調べたりしなければならないため、非効率です。
長文を読解するためには文法をきちんと理解できている必要があり、わからないことがある状態ではなかなか前へ進めません。
レビューや口コミで高く評価されているか
参考書を選ぶときは、実際のその参考書を使ったことがある人の意見や感想をチェックしておくと安心です。
特に、その参考書を低く評価している人のレビューや口コミは確認したほうがよいでしょう。
問題点がありそうな参考書は、避けることをおすすめします。
【大学受験】英語長文のおすすめ参考書5選
大学受験の英語長文におすすめの参考書5選をご紹介します。
自分に合った参考書を探している人は、ぜひ参考にしてください。
「やっておきたい英語長文」
河合塾の「やっておきたい英語長文シリーズ」は「300」「500」「700」「1,000」の4つのレベルに分かれており、その中でも「500」は大学受験の英語長文を勉強する際に大変役立つ参考書として人気です。
500字前後の英語長文が全部で20あり、その中には神戸大や一橋大などで出題された長文も含まれています。
和訳・内容要約・4択・内容一致・文中からの抜出など、出題のバランスもよいため、まんべんなく勉強できます。
「英語長文ハイパートレーニング」
一文一文に詳しい解説がなされているため、わからなかった問題も徹底的に復習できます。
「超基礎編」「標準編」「難関編」とレベル別に3つの種類があり、自分の学力レベルに合わせて選ぶことが可能です。
ただし、3冊間のレベルの差が激しいため、注意して選びましょう。
速読トレーニングやリスニングトレーニング用のCDが付属されており、音声学習にも対応しています。
1冊の収録問題数は12題と、無理なく取り組める内容になっています。
「イチから鍛える英語長文」
基礎から標準レベルの「300」「500」、基礎から発展レベルの「700」の3部作となっているシリーズです。
MARCH(明治・青山・立教・中央・法政大学)や難関私大を目指すのであれば「500」、国公立なら「700」をおすすめします。
この参考書の特徴は、各問題の冒頭に制限時間と難易度が記載されているところです。
最初は制限時間内に解けなくても、慣れてくれば解くスピードが上がってきたことを実感できるようになるのではないでしょうか。
「英語長文レベル別問題集」
1~6までのレベル別になっており「レベル3」が共通テスト(基礎)レベル、「レベル4」が共通テスト(私大)レベル、「レベル5」が有名私大・国公立レベル、「レベル6」が難関私大・難関国公立レベルです。
構文の解説に力を入れているため、しっかりと長文読解力を身に付けたい人に向いています。
1冊12問なので、無理なく最後までやりきりやすい点もメリットの1つです。
また、音声CDが付属しているため、音読もできます。
「英語長文ポラリス」
「レベル1」~「レベル3」の3つに分かれているため、順を踏んでステップアップしていくことが可能です。
使用されている長文は最近の入試問題を分析して厳選されたものであるため、入試でよくでる話題についても知ることができます。
また、解説すべての文章にSVOC(主語→動詞→目的語→補語)の構文が振られており、意味がわからない箇所があっても理解しやすくなっています。
まとめ
大学受験に向けて英語長文の参考書を選ぶ際のポイントや、おすすめの参考書5選をご紹介しました。
英語長文は入試の英語の出来を左右する重要な部分であり、時間をかけてしっかりと対策しておく必要があります。
自分で参考書を購入して勉強する場合は、参考書選びを慎重に行いましょう。
具体的には、志望校の傾向や自分の学力レベルに合っているもの、解説が充実しているもの、レビューや口コミの評価がよいものなどを選ぶのがおすすめです。
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