【大学受験のプレッシャーに負けない対処法4選】メンタルケアもご紹介
大学受験を控えている受験生の中には「絶対に第一志望に合格しなければならない」「親の期待に応えたい」といったプレッシャーと戦っている人も多いでしょう。
プレッシャーは受験生の多くの人が感じるものですが、体調や試験結果に影響することがないよう、早めに対処法を見つけることが大切です。
本記事では、メンタルを強くしてプレッシャーに負けないようにする方法についてもご紹介しています。
プレッシャーに押しつぶされることなく受験に挑みたい方は、ぜひ参考にしてください。
このページの目次
大学受験でプレッシャーを感じるのは悪いことばかりではない
大学受験を控えているとプレッシャーに押しつぶされそうになり、つらい思いをすることもあるのではないでしょうか。
しかし、プレッシャーを感じるのは悪いことばかりではなく、よい効果をもたらしてくれる場合もあります。
例えば、プレッシャーを一切感じずに大学受験に挑んだ場合、気の緩みから失敗してしまう可能性もあります。
プレッシャーを感じることで適度に緊張感を持ち「本番に向けてしっかり準備しておこう」「問題を解いた後は見直しをしよう」という気持ちになれるはずです。
ただし、プレッシャーを過度に感じると体調不良の原因になるため、その点は注意が必要です。
上手な向き合い方を知り、プレッシャーを自分の味方にしてしまいましょう。
大学受験でプレッシャーを感じたときの対処法
受験生がプレッシャーを感じたときにおすすめしたい対処法をご紹介します。
実際に試してみて、自分に合った方法を見つけましょう。
メンタルノートを書いてみる
自分の精神状態や不安な気持ちを書き綴る、いわゆる「メンタルノート」を使った対処法を試してみてはいかがでしょうか。
頭だけで考えていると「何が不安なのか」「なぜつらいのか」がわかりにくいものです。
不安を言語化することで脳の前頭前野が感情を理性的に認識するため、不安な気持ちが暴走するのを防げる効果があります。
メンタルノートがあれば、落ち着いて見返したときに「どんなことで悩んでいたのか」「どうやってその悩みを解消したのか」がわかり、乗り越えられた達成感も得られるはずです。
周りもプレッシャーを感じていることを知る
受験のプレッシャーを感じているのは、ほとんどの受験生に共通することです。
「自分だけじゃない」「みんな同じ」と思うことで気持ちが落ち着きやすくなるのではないでしょうか。
周囲の受験生が余裕そうに見えても、実際には心の中で不安や悩みを抱えている場合が多いのです。
プレッシャーを感じていることを必死で隠している人もいるでしょう。
学校や予備校の仲間をよく観察してみて、緊張で顔がこわばっている人はいないか、そわそわと落ち着きのない人はいないか探してみるのがおすすめです。
いったん勉強から離れてみる
プレッシャーを感じて気分が落ち込んでしまったときは、いったん勉強から離れてみるのも一つの方法です。
本番が近づいてくると1日でも勉強をしない日を作ることに抵抗を感じがちですが、気持ちが沈んだまま勉強を進めても効率がよいとはいえません。
そんなときは1日だけ、自分のやりたいことを思う存分やってよい日を作ってみましょう。
よい気分転換になり、次の日からまたスイッチを切り替えられるかもしれません。
ただしプレッシャーから逃げるために何日も勉強しない日を作るのはおすすめできません。
志望校に行ってみる
気持ちを切り替える意味で、志望校に足を運んでみるのもよいでしょう。
実際に大学の敷地内を歩いてみて、自分が入学したらどんなキャンパスライフを送れるのか想像してみてください。
合格への意識が高まり、勉強に対するモチベーションが上がることが期待できます。
プレッシャーを感じすぎると自分が何のために志望校を目指しているのかがわからなくなってしまうこともあるため、志望校に行ってみる方法は大きな効果が見込めます。
大学受験でプレッシャーに負けないためのメンタルケア
大学受験のプレッシャーに負けると体調にも影響が出てしまうことがあるため、できるだけメンタルを強くしておくのがおすすめです。
受験生のおすすめのメンタルを強くする方法をご紹介します。
ポジティブシンキングの癖をつける
何事に対してもポジティブな考え方ができる人は、メンタルが強い傾向にあります。
自己肯定感が低い人は自分の「できないところ」ばかりに目がいき、できなかったことをいつまでも引きずってしまいがちです。
「できなかったところもあったけれど、ほかの部分はよかった」「できなかったところがあったから、できるようになった」というように、最後はポジティブな思考に持っていけるようにするよう心がけましょう。
ただし「ポジティブ」と「楽観的」は別物です。
現実逃避をすることがないよう気をつけなければなりません。
気持ちの切り替え方を見つける
大学受験のプレッシャーと上手く付き合っていけるよう、自分なりの気持ちの切り替え方を見つけることも大切です。
散歩をする・好きな音楽を聴く・好きなものを食べる・家族や友達と話すなど、効果的な切り替え方は人によって異なります。
取りかかる教科や問題の順番を変えるだけでも気持ちを切り替えられることがあるため、いろいろと試してみてはいかがでしょうか。
睡眠をしっかりとる
メンタルを強くするためには、十分な休養も必要です。
プレッシャーを感じてつらいときこそしっかりと睡眠をとるよう心がけましょう。
睡眠不足の状態だと交感神経が活発になり、脳が上手く働かなくなってしまいます。
緊張や不安もより強まってしまう恐れがあるため、試験が近づいてきたらなおさらよく眠るようにしてください。
質のよい睡眠をたっぷりととっておけば、イライラしたりネガティブな気持ちになったりせずに済みます。
まとめ
大学受験を控えていてプレッシャーを感じるのは当然であり、必ずしも悪いことではありません。
しかし、過度のプレッシャーは体調面にも影響を及ぼすため、プレッシャーを和らげるための対処法を知っておくことが大切です。
また、普段からメンタルを強くしておくことで、プレッシャーに負ける心配をせずに済みます。
よい状態で受験勉強に取り組めるよう、自分に合った方法を探してみてください。
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