【大学受験】第一志望校をあきらめる時の判断基準!まだやれることを確認してみよう


「模試の結果が悪かったので大学受験をあきらめるべきか?」
「志望校を変える前にできることはないのか知りたい」

大学受験に向けて勉強していると、上記のような悩みが出てくることもあるのではないでしょうか。

本番までの時間や現在の状況によっては、第一志望をあきらめて志望校を変えることを検討すべき場合もあります。

本記事では、大学受験の第一志望をあきらめるときの判断基準をはじめ、あきらめた場合のデメリットや、あきらめたくない人がやるべきことをご紹介します。
どのような選択をすべきか、判断に悩まれている方は、ぜひ参考にしてください。

前提としてあきらめるべきではない

大学受験に向けて勉強を進めていると、途中で自信をなくしてしまうこともあるでしょう。
もしかしたら、大学受験そのものをあきめようかと考えることもあるかもしれません。

しかし、大学受験そのものをあきらめてしまうと将来の選択肢を狭めることにつながります。
大学を卒業していないことで希望する企業の採用試験自体を受けられなかったり、就職に不利になったりする可能性もあります。

どうしても大学受験が厳しいと感じているなら、第一志望校を変える方向で考えてみてはいかがでしょうか。

大学受験で第一志望をあきらめるときの判断基準

大学受験で第一志望校をあきらめるかどうかの判断基準には、次のようなものがあります。

試験本番までに合格レベルに達していないとき

自分の実力が第一志望校の合格レベルからかけ離れており、入試本番までに間に合わない可能性が高いときは、志望校の変更も視野に入れたほうがよいでしょう。

受験勉強はインプットとアウトプットの繰り返しです。
冬までにはひと通りのインプットとアウトプットを終了させ、それ以降は過去問などの試験問題を何度も解きながら本番に備えるのが一般的です。

もし、秋の段階でD判定やE判定が出ているようなら、本番までに合格レベルまで持っていくのは難しいと考えられます。

苦手科目を克服できないとき

どうしても苦手な科目があり、勉強に時間がかかってしまう場合も、志望校の変更を検討したほうがよいかもしれません。

例えば、国公立大学だと多くの場合、5教科7科目を受験する必要があります。
一方、私立大学の場合は3科目が基本なため、国公立から私立に志望校を変更することで、苦手科目を回避できる可能性があります。

各科目にかけられる時間が大幅に増え、合格の可能性を高めることにもつながるはずです。

学びたい分野が変わったとき

将来進みたい道が変わったときも、志望校の変更を検討する必要があるかもしれません。

多くの受験生は、将来のことを考えて大学や学科を決めます。
受験勉強を進めていく途中で進みたい進路が変わるのは珍しいことではありません。

そのときは、後悔のないように目指す大学も変更するとよいでしょう。

大学受験で第一志望をあきらめた場合のデメリット

大学受験で第一志望をあきらめた場合、次のようなデメリットもあります。
その内容も踏まえたうえで、慎重に検討することをおすすめします。

後悔する可能性がある

第一志望にしていた大学が以前からどうしても行きたいと思っていた大学だった場合は、あきらめることで後悔が残る可能性があります。
自分が行きたかった大学に通っている友達を見て、うらやましく思ってしまうこともあるでしょう。

第二志望の大学に入れたとしても、やる気が出ないまま過ごすことになってしまうのは避けたいものです。
「落ちてもいいから挑戦すればよかった」といつまでも後悔するくらいなら、あきらめずにできるだけの努力をしたほうがよいのかもしれません。

やりたいことができなくなる可能性がある

やりたいことがあって第一志望にしていた場合は、志望校を変えることでできなくなってしまう可能性があります。

同じ学部であっても、大学によってカリキュラムには違いがあります。
また「この教授のもとで勉強したい」という理由で志望校を決める人もいるでしょう。

明確な理由がある場合は、第一志望校をあきらめることに大きな抵抗があるはずです。

第一志望校に代わる魅力がある大学の中から、自分の実力に合ったところを見つけられるとは限りません。

勉強に対するモチベーションが下がる可能性がある

受ける大学のレベルを落としたことで、勉強に対するモチベーションが下がってしまう可能性もあります。

「今までより勉強時間を短くしても大丈夫」「科目が減ったので余裕ができた」と思っていると、最終的にどこの大学も受からないという最悪な結果になってしまうこともあり得るでしょう。
大学受験に失敗したときの後悔は、第一志望をあきらめた場合の比ではありません。

大学受験で第一志望をあきらめたくない人がやるべきこと

せっかく今まで頑張ってきたので、できるだけ第一志望をあきらめたくはないはずです。
第一志望をあきらめないためには何ができるのか、考えてみるとよいでしょう。

勉強方法を見直す

「今のままでは本番までに間に合う自信がない」という場合は、勉強方法を見直してみましょう。

まずは、今の勉強方法のどこに問題があるのかを分析する必要があります。

たとえば、勉強に集中できないのであれば、勉強する時間帯や場所を変えてみるのも一つの方法です。
誰かと一緒に勉強したほうがよいのか、一人のほうがよいのかも考えてみましょう。

塾に通ったり、学習アプリを活用したりする方法が自分に合っていることもあります。

逆転合格を目指す勉強方法については、こちらの記事をご覧ください。

勉強する理由を考える

「第一志望をあきらめたくはないが、いまいちやる気が出ない」ときは、勉強する理由について考えてみるとよいでしょう。

「その大学に入ってやりたいことがある」「いい大学を出ていい会社に勤めたい」「目標を達成して自分に自信をつけたい」など、勉強する理由にはさまざまなものがあります。

それが明確になっていないまま、ただなんとなく親や先生に勧められた大学に入るために勉強していても、モチベーションを上げることは難しいのが実情です。

まとめ

大学受験に向けて勉強していると、壁にぶち当たることもあるはずです。
場合によっては、第一志望をあきらめる選択をしなければならないこともあるでしょう。

しかし、第一志望をあきらめた場合には、いつまでも後悔が残ってしまったり、今後の勉強に対するモチベーションが下がってしまったりする可能性があります。

「できればあきらめたくない」と思うなら、自分に合った勉強方法や勉強する理由について、もう一度考えてみてはいかがでしょうか。

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