中高一貫校生の塾選び完全ガイド|自習をサポートする個別指導塾が成績アップの最適解

学習塾で勉強する中高一貫校生

中学受験で燃え尽きてしまったことにより、お子様の成績が中高一貫校に入学してから下がり続けていると、進級・進学に不安を持つ方も多いでしょう。

しかし、「中高一貫校に塾は必要ない」と言われることも多く、成績改善のために何ができるか悩んでしまいますよね。

たしかに中高一貫校生にとって塾は学習の妨げになってしまう場合もありますが、条件によっては成績不振から抜け出す解決策にもなります。

本記事では、中高一貫校生が成績不振に陥る理由と、解決策になる塾の条件を詳しく解説します。

成績が低迷してしまった生徒が、中高一貫校専門の個別指導塾を利用して、成績アップした事例も紹介するので、勉強法の参考にしてみてください。

中高一貫校生には塾が学習の妨げとなる場合もある

中高一貫校では高校受験を挟まないため、大学受験を見据えた6年間のカリキュラムが組まれています。

公立学校と比べて受験対策も整っており、補講などのサポート体制も手厚いです。

また、内部進学制度を利用して付属大学に進学できれば、受験のために勉強する必要がありません。

そのため、「中高一貫校に塾は必要ない」と言われています。

実際、進学系の中高一貫校に通う場合、学習塾が独自のカリキュラムで授業を進めたり、宿題をたくさん出したりすると、学校での学習を妨げる可能性があります。

本章では、塾が学習の妨げになってしまう、中高一貫校特有の事情を順番に見ていきましょう。

公立の1.2倍速で授業が進む「先取りカリキュラム」

中高一貫校では、高校3年生で入試演習に時間を割くため、中学1年~高校2年までの5年間で、中学・高校6年間分の授業内容を終えます。

中学3年生には高校レベルの内容に入るのが、一般的な授業ペースです。

中高一貫校特有の「先取りカリキュラム」を行うために、公立学校より多くの授業時間数が設定されています。

それだけでなく、授業内容も基礎・基本の解説を積極的に行わず、標準以上のレベルに絞って解説することで、授業スピードを確保しています。

そのため、中高一貫校生は学校の授業スピードについていくことが、学習の上でとても大切です。

集団指導塾のように独自のカリキュラムで授業を行うタイプの学習塾では、学校と塾で学習内容が異なり、学習順序も違うため、生徒が混乱する可能性があります。

 

中高一貫校の「先取りカリキュラム」については、こちらの記事で詳細に解説しているので、併せてご覧ください。

検定外教科書・問題集の利用

公立学校では、文部科学省が認可した検定教科書を使用して授業が行われます。

中高一貫校では、大学入試への最適化など学校の教育方針に合わせて、検定外教科書(中高一貫校用教科書)やハイレベルな問題集を、学校教材に選定していることが多いです。

検定外教科書の例としては、英語であれば「NEW TREASURE(Z-KAI)」や「PROGRESS IN ENGLISH 21(エデック)」、数学なら「体系数学(数研出版)」、「システム数学(啓林館)」などです。

検定外教科書と教科書準拠問題集、検定教科書とハイレベル問題集を組み合わせ、これに学校独自のプリントなどの教材を加えて授業が展開されます。

公立学校のように画一的な授業が行われないため、中高一貫校独自の教材に対応できない学習塾を選んでしまうと、学習効果が下がってしまう可能性があります。

 

検定外教科書の特徴や勉強方法については、こちらの記事で詳しく解説しているので、併せてご覧ください。

宿題・課題の多さ

中高一貫校の授業スピードは速いため、出される宿題の量も公立学校より多い傾向にあります。

また、学校の授業も、宿題によって知識の理解・定着をさせる前提です。

そのため、学習塾からも宿題が出ると生徒がパンクしてしまうか、回答を書き写すなどして、とりあえず期限に間に合わせるといった対応をしてしまう可能性があります。

中高一貫校生には宿題を出さず、学校教材の理解をサポートしてくれる学習塾が適しています。

 

中高一貫校の宿題が多い理由をもっと詳しく知りたい方や、どうすれば宿題をこなせるのか知りたい方はこちらの記事をご覧ください。

定期テストの成績が伸びない中高一貫校生の課題は自宅学習にあり

中高一貫校で良い成績を獲得するには、自宅学習など学校外での勉強時間の確保が大切です。

自宅学習を行い、授業中に理解できなかったポイントの整理や、次の授業内容における基礎部分の理解などといった予習・復習、宿題や問題集の反復演習を行う必要があります。

しかし、中高一貫校生が自宅学習の時間を、十分に取れていないことも多いです。

国立教育政策研究所の「令和6年度全国学力・学習状況調査」では、平日は35.3%、土日は35.9%の中学生において、学校以外の学習時間が1時間未満でした。

また、東京都立立川国際中等教育学校の「令和5年度学校経営報告書」では、生徒の自宅学習時間は各学年において1時間程度で、学校が目標とする時間の約半分程度に留まっていました。

このように必要な学習時間を確保できていない場合、定期テストの点数や成績が伸び悩んでしまいます。

※参照:「令和6年度全国学力・学習状況調査

※参照:「令和5年度学校経営報告書

自宅学習が難しい場合は学習サポート中心の塾で補うのも一つの方法

解説を読んでもわからない問題に当たったり、自宅では周囲に様々な誘惑があるため集中できなかったりするなど、自宅学習が難しい生徒も少なくありません。

自宅学習がどうしても捗らない場合、学習サポートが受けられる補習型の塾であれば選択肢に入れてよいでしょう。

この場合、苦手科目や数学・英語など、前の単元の内容が次の単元を理解するための土台になっている科目に絞って受講すると、費用対効果を高められます。

反対に、宿題が出たり、講義形式で授業が行われたりする塾を選ぶと、塾のために自宅学習をする必要が生じ、お子様の負担を増やしてしまいます。

中高一貫校生が通うなら学習時間不足を補える個別指導塾

中高一貫校生が学習塾を利用する場合、集団指導塾や一般の個別指導塾よりも、中高一貫校のカリキュラムに精通した専門の個別指導塾が適しています。

集団指導塾のように、独自のカリキュラムで一方的に授業が展開されるものは、あまり向いていません。

反対に個別指導塾であれば、生徒の自主的な学習をサポートできます。

ただし、講師が中高一貫校の検定外教科書やハイレベルな問題集に対応できないと、十分な学習効果は得られません。

そのため、中高一貫校の教材やカリキュラムを知り尽くした、専門の個別指導塾が成績に悩む生徒の最適解になります。

本章では、集団指導塾などよりも、中高一貫校生を専門に指導している個別指導塾が成績アップに適している理由を解説します。

学習塾に通う時期は?

学習塾に通う時期について、学校の授業についていけないと感じ始めたタイミングで検討するとよいでしょう。

お子様の定期テストの点数が平均点を下回ったり、どのように勉強すればよいか方向性を見失ったりしている状態が該当します。

実際WAYSに通う生徒を対象に行ったアンケートにおいても、塾探しを始めたきっかけとして、定期テストの点数が悪かったことを挙げる方が最も多かったです。

ただ、塾の利用を考えている場合、遅くても高校1年生の1学期には通い始めることをおすすめします。

理由は、内部進学の合否を判断する際に用いられるのは、高校1年生から3年生までの成績が多いためです。

※参照:「中高一貫校に入学 すぐに塾でモヤモヤ 〜中高一貫生“専門塾”とは?

中高一貫校専門の個別指導塾で自学自習をサポート

個別指導塾では、生徒の自学自習を中心に学習計画の管理や、わからない部分の質問などといったサポートが受けられるため、学校外の学習時間を確保しながら、効率よく学習できます。

また、個別指導塾に通う場合、中高一貫校の学習事情に精通した専門塾がおすすめです。

文部科学省の「令和5年度学校基本調査」によると、全国の中学校は9944校あるのに対し、中高一貫校は753校です。

中高一貫教育を行う学校の割合は少ないため、独自のカリキュラム・教材に、塾や講師が対応できない可能性があります。

中高一貫校に通う生徒の指導ノウハウを十分に持った、専門の個別指導塾が最適な選択肢になります。

 

中高一貫校に通う生徒が成績不振に悩む原因を根本から解決する専門塾と、他の塾との違いについては、こちらの記事でも解説しているので、併せてご覧ください。

※参照:「令和5年度学校基本調査

集団指導塾は中高一貫校生にあまり適していない

集団指導塾のように、授業を受講する形の学習塾は負担を増やす可能性が高いため、中高一貫校生に適していません。

学校とは異なる授業の進め方や、塾独自の教材を使うため、生徒を混乱させてしまう可能性があります。

また、塾の授業に向けた予習・復習や宿題が出る場合もあり、かえって負担になってしまいます。

中高一貫校生の成績が低迷する原因である、自学自習の不足を解消する方向に働かないため、集団指導塾はおすすめしません。

家庭教師は中高一貫校のカリキュラムに対応できない可能性がある

家庭教師は通塾する時間を削減でき、自学自習を中心に授業が展開される点で、合理的な選択肢です。

しかし、家庭教師が中高一貫校の独自カリキュラムや検定外教科書、ハイレベルな問題集に対する指導ノウハウを持っていない場合があります。

各講師に指導ノウハウを徹底する塾長もいないため、担当者によって指導力に差が出る可能性もあります。

そのため、中高一貫校生においては、専門の個別指導塾の方がより効果的な学習が可能です。

また、家庭教師は自宅で完結するため、他の受講生が集中している姿に刺激を受けて、学習意欲が向上するといった、副次的効果を期待できない点もデメリットになります。

個別指導塾WAYSは中高一貫校生が抱える自学自習の悩みをフルサポート

中高一貫校専門 個別指導塾WAYS」では、500校以上の中高一貫校生の指導実勢があり、学校の授業理解を妨げず、自学自習をサポートする体制が整っています。

中高一貫校のカリキュラムや教材に完全対応し、生徒の学習に伴走する120分授業を採用していることから、入塾した生徒の92.9%が成績アップを実現しています。

本章では、WAYSが成績不振に悩む中高一貫校生の最適な選択肢になる理由を紹介するので、学習塾の利用を検討している保護者の方は、参考にしてみてください。

 

また、中高一貫校生に合った個別指導塾とはどんな塾なのか、塾選びの決め手となる7つの条件をこちらの記事で詳しく解説しているので、併せてご覧ください。

先取りカリキュラム・検定外教科書に完全対応

WAYSは、中高一貫校が大学受験を見据えて構築している「先取りカリキュラム」や検定外教科書に完全対応しており、学校での成績アップや定期テスト対策のサポートに特化しています。

中高一貫校の授業を理解し、定期テストで好成績を獲得することが、大学進学に直結すると考えているため、学習支援に軸足を置いています。

中高一貫校での学習を妨げない体制が、他の個別指導塾にないWAYSの強みです。

宿題を出さない塾内完結型の体制

WAYSでは、授業時間内に必要な演習を行うため、基本的に宿題を出していません。

一般的な学習塾では宿題が出されることもありますが、成績が低迷している中高一貫校生には自宅学習が習慣化されていないため、宿題をこなせない可能性が高いです。

また、中高一貫校から出される宿題の量も多いため、塾からも宿題が出ると処理しきれずにパンクしてしまう場合があります。

宿題の目的は、演習量の確保による知識の定着であるため、WAYSでは宿題に頼らず、指導時間内で演習を行う体制を取っています。

学校の宿題を持ち込んで、わからない部分の指導も受けられるので、塾内で学習を完結させることも可能です。

自学自習をサポートする120分の指導と講師の伴走

WAYSの指導時間は1コマ120分と一般的な学習塾の指導時間より長いため、中高一貫校生に必要な学習時間の確保が可能です。

テスト2週間前までに学習範囲を1周、1週間前までに2周するペースで学習を進め、反復による定着を目指した学習計画を、講師と一緒に立てます。

解けなかった問題やわからなかった問題を中心に、テストまでに3周やり込むことで、苦手科目の克服と、点数アップを目指します。

また、WAYSは一般的な個別指導塾の料金と同水準で、約4倍の学習時間を確保できるように単価を抑えました。

そのため、指導時間内で定期テスト対策や苦手科目克服に必要な演習量をこなせます。

また、学校の教材を中心に授業を行い、必要に応じて塾のタブレット教材やプリントを用いるスタイルのため、教材費も不要です。

利用しやすい価格で成績アップに直結する指導を行っていることが、WAYSの強みです。

中高一貫校専門の個別指導塾WAYSで成績アップした事例3選!

ここからは、中高一貫校の生徒を専門的に指導しているWAYSの生徒が、成績アップした事例を3つ紹介します。

WAYSでは、中学受験を終えてから「燃え尽き症候群」や「中だるみ」になってしまったお子様が、モチベーションを取り戻し、自分で学習計画を立てて再起できるよう伴走しています。

なぜWAYSで成績アップするのか、具体的に知りたい方は最後までご覧ください。

勉強量の増加により2ヶ月間で数学Ⅰが15点→57点にアップ!

三輪田学園高校の1年生が、WAYS入塾前の1学期末テストで数学Ⅰが15点、数学Aは43点から2学期中間テストで数学Ⅰ57点、数学A62点に大幅アップした事例です。

この生徒は数学にずっと苦手意識を持っており、赤点を取ったこともあるようです。

苦手科目である数学を克服したいと考え、WAYSに入塾。

WAYSで周囲の生徒が勉強している姿を見て、モチベーションが上がり、1回120分の授業の中で反復演習をすることで、自宅より大きく勉強時間を増やせました。

短期間で成績を大きく伸ばしたため、学習意欲が高まり、数学の成績をさらに伸ばすことと、伸び悩みを感じている英語にも取り組むことを、自分から次の目標に設定しました。

日本大学豊山高校1年生:部活が忙しくても定期テストの成績向上!

部活が忙しくテスト勉強が一夜漬けになっていた高校1年生が、WAYS入塾後4ヶ月で数学Ⅰが18点→63点、物理42点→68点に大きく成績を伸ばした事例です。

これまで学校教材の「REPEAT 数学I+A」や「REPEAT 数学II+B」、「セミナー物理基礎」も一度しか解いておらず、自力で解けるようになるまで復習していませんでした。

WAYSでは、テスト前までにテスト範囲の学習を終わらせ、解けなかった問題を類題で演習し、わからない部分は講師が一つずつピンポイントで解説します。

「わかる」から「解ける」へ理解度を高めたことで、点数アップに成功し、学習意欲が大きく向上しました。

部活が忙しくても、自ら進んで勉強するようになり、学習習慣も身につけられました。

明治大学付属中野高校2年生:学習習慣なしから英語表現17→50点に!

明治大学付属中野高校の2年生が、入塾5ヶ月で英語表現17点から50点へと大きく成績アップした事例です。

WAYS入塾時は学校外の学習習慣が全くない状態でしたが、明治大学への内部進学のために成績を伸ばしたいと考え入塾しました。

これまで自学自習をしていなかったため、学校の文法教材などは全くわからず、自分で教材を解き進めるのが難しい状態でした。

そのため、入塾後は単語の暗記など負荷の小さい内容から勉強を進め、徐々に学習習慣をつけていくことに。

明治大学付属中野高校では、「New Favorite」の「Grammar」部分の文章を暗記すれば回答できる問題が多いことを、WAYSのノウハウとして持っていたため、効率的に点数を伸ばす意味でも英単語暗記を勧めていました。

効率的に点数を伸ばせたため、次の定期テストで平均点を超えることを目標に学習を行うなど、モチベーションアップにもつながりました。

成績が伸び悩んでいる中高一貫校生には個別指導塾WAYSが最適!

中高一貫校では、授業進度が速いためテスト範囲が広く、宿題も多くなりやすいため、自学自習が必須です。

しかし、成績が低迷している生徒は学習習慣が作れていないか、一度問題を解いただけで「わかったつもり」になっていることが多く、演習量が足りていません。

演習量を増やすためには、中高一貫校のカリキュラムに精通していて、自学自習をサポートしながら疑問をすぐに解消できる、伴走型の個別指導塾WAYSが適しています。

1コマ120分の指導時間と、他の学習塾の4倍の勉強時間を確保できる料金水準で、お子様の学習を徹底的に支援します。

具体的な指導方法や料金形態について知りたい方は、無料で今すぐご覧になれるWebパンフレットを請求してみてください。

投稿者プロフィール

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中高一貫校専門 個別指導塾WAYS 編集部
中高一貫校生の定期テスト対策から大学受験・内部進学までをトータルサポートする個別指導塾。
中高一貫校用教材に対応することで各中高一貫校の定期テストの点数に直結した指導を行います。
低料金で長時間指導が受けられるため、家で勉強できない中高一貫校生でも塾の指導時間内で成績を上げることが可能です。
英語、数学をメインに指導を行っています。

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