模試の結果が悪い原因とやるべきこと7選!

頭を抱えている男子高校生
受験を控えている中高生の中には、模試の結果が悪くて落ち込んでいる方もいるのではないでしょうか。

これまでの頑張りが否定されたと感じることもあるかもしれませんが、一喜一憂することなく、結果を真摯に受け止めて、より一層勉強に励む必要があります。

本記事では、模試の結果が悪かったときにやるべきこと7選を解説します。

模試の結果が悪い原因やA~E判定の合格率も紹介するので、ぜひお役立てください。

模試でA~E判定だったときの合格可能性

まずは、判定ごとの合格可能性を把握しておきましょう。

一般的な模試におけるA~E判定の合格可能性は以下の通りです。

  • A判定:80%以上
  • B判定:60~65%
  • C判定:50%
  • D判定:30~35%
  • E判定:20%以下

A~Eの5段階というい大まかな評価なので、判定のみで一喜一憂しないことが大切です。

仮にB判定だったとしても、Cに近ければ喜んではいられないでしょう。

D判定だったとしても、限りなくC判定に近ければ志望校を諦めるのは早いかもしれません。

あくまで目安の1つとして受け止めるのが大事です。

模試の結果が悪いときに考えられる原因

原因
成績を上げていくためには、結果が悪かった原因を把握する必要があります。

模試が悪かったときに考えられる原因として挙げられるのは以下の4つです。

  • 学習内容の定着率が低い
  • 時間をうまく配分できてない
  • 志望校が自分の実力と見合っていない
  • 緊張して実力を発揮できていない

順番に解説します。

学習内容の定着率が低い

学習内容の定着率が低いと、模試で好成績を残すのは難しいでしょう。

模試の問題はこれまでの学習内容すべてが出題範囲です。

定期テストのように、短期間で集中して勉強するようなやり方では対応できません。

特に、定期テストは良い結果が出せているにもかかわらず、模試が悪い場合は要注意です。

以前勉強した内容が長期記憶として保存されていない可能性が高いからです。

定期テストだけを目標にするのではなく、模試や入試を見据えた上で日々の勉強に取り組む必要があるでしょう。

時間をうまく配分できてない

時間配分がうまくできていない場合、模試で思うような結果が出せません。

難しい問題に時間をかけ過ぎれば、本来解けるような問題に充てる時間がなくなってしまうでしょう。

模試だけでなく、定期テストや入試本番では、制限時間内でどれだけ高い点数を取れるかが最重要です。

中には、正答率が数%程度の難問も出題されるので、自分が解くべき問題と捨てるべき問題を見極めながら時間を使う必要があります。

志望校が自分の実力と見合っていない

目標を高く掲げるのは大事ですが、志望校の欄に自分の実力からかけ離れた学校のみ記入すれば、D判定やE判定ばかりになるでしょう。

自信をなくしてしまうおそれもあるので、自分の偏差値と同程度の学校も記入するのがおすすめです。

また、志望校と自分の実力とのギャップが大きい場合、学校に関する情報が不足している可能性も考えられます。

その場合、偏差値の一覧表を活用して、どのような高校・大学があるのかを知って、志望校をあらためて選び直す必要があります。

緊張して実力を発揮できていない

緊張して実力を発揮できない場合も、模試の結果が悪くなるでしょう。

緊張は集中力や思考力を低下させるおそれがあるからです。

解ける問題を間違えてしまったり、ケアレスミスにつながったりします。

初めて模試を受けた際に、慣れない雰囲気に飲まれてしまったという経験がある方も少なくないはずです。

模試を受ける回数が増えれば、慣れていくと思いますが、自分なりのリラックス方法を用意しておくとよいでしょう。

定番の方法は深呼吸です。鼻から大きく息を吸って、口からゆっくり吐き出すのがコツです。

模試の結果が悪いときにやるべきこと7選

ガッツポーズしている女子生徒
原因を把握したら、対策を行いましょう。

模試の結果が悪かったときにやるべきことを7つ解説します。

  • 結果を分析する
  • 間違えた問題を解き直す
  • 志望校を再検討する
  • 学習計画を立てる
  • 模試・入試の過去問を解く
  • 悪い結果を前向きに捉える
  • 勉強方法を見直す

結果を分析する

まずは結果を分析して、苦手分野を把握しましょう。

次回の模試に向けてやるべきことが明確になります。

分析する際は、正解したか間違ったかの2択ではなく、1問ずつ細かく見直すのがおすすめです。

間違えた問題は、原因を考えましょう。ケアレスミスなのか、公式を忘れていたのかなどによって、やるべきことも変わってきます。

また、正解していた問題も放置してはいけません。次に同じ問題が出題されても解けるのかどうかを考えながら分析するとよいでしょう。

間違えた問題を解き直す

間違えた問題を解き直すことで、次回以降の模試で類似の問題が出題された際に得点できます。

「解説を読んで理解できる」ことと「実際に正解を導き出せる」ことは違います。

必ず手を動かして解き直しましょう。

もし、解説を読んでもわからなかった場合は復習が必要です。

教科書の該当ページを見たり、先生に質問したりして、基礎から勉強し直しましょう。

志望校を再検討する

模試の判定が毎回悪いようであれば、志望校を再検討する必要があります。

志望校と自分の学力のギャップが大きすぎると、自信がなくなってしまい、勉強のモチベーションも低下するおそれがあるからです。

志望校を設定する際は、頑張れば合格できるレベルに設定しましょう。

目標が低いと、安心してしまい、勉強しなくなる可能性があるからです。

また、再検討した結果、志望校を変えないという選択肢もあります。

その場合、これまで以上の努力が求められるでしょう。

学習計画を立てる

「次の模試は頑張ろう」と心に誓うだけでは、成績は上がりません。

結果を分析し、やるべきことを明確にしたら学習計画を立てましょう。

いつまでに何の勉強をするかを決めれば、目的意識をもって日々の勉強に取り組めます。

なお、作成した計画は周囲の人に共有するのがおすすめです。

「実行しなければならない」という責任感も芽生えるでしょう。

友人と共有すれば、志望校合格に向けて一緒に頑張れるパートナーを作ることも可能です。

模試・入試の過去問を解く

模試に慣れるためにも、過去問を解きましょう。

過去問を解くことで出題傾向を把握できるだけでなく、時間配分の練習にもなります。

繰り返し解けば、本番で緊張することもなくなるでしょう。

なお、過去問を解く際は、時間を計って、本番と同じスケジュールで取り組むのがおすすめです。

解き終わった後は、模試の結果を分析するときと同じように、1問ずつ見直していきましょう。

悪い結果を前向きに捉える

模試の結果が悪いと、勉強する意欲が低下してしまうこともあるかもしれません。

しかし、模試はあくまで入試本番の練習です。「自分がレベルアップするためのきっかけ」だと、前向きに捉えて勉強に励みましょう。

実際に、D判定やE判定から志望校に合格する生徒は毎年大勢います。

落ち込んでいても成績は上がらないので、いま何をやるべきかを考えてコツコツと勉強していくことが大事です。

勉強方法を見直す

毎回、模試の結果が悪い場合、勉強方法が間違っている可能性があります。

効率的な勉強方法を身につける必要があるでしょう。

独学で勉強していて、どうすればいいかわからない場合は、塾を活用するのも手です。

指導実績が豊富な塾であれば、勉強の仕方の指導や受験情報、志望校の出題傾向などを教えてくれます。

やみくもに勉強時間だけ増やしても成果が出ない場合は、積極的に塾を活用するとよいでしょう。

まとめ|模試の結果が悪いときにやるべきことを解説しました

模試の結果が悪いときは、まずは分析を行い、やるべきことを明確にしましょう。

学習計画を立てれば、目的意識をもって日々の勉強に取り組めます。

落ち込むこともあるかもしれませんが、レベルアップするためのきっかけだと前向きに捉えて気持ちを切り替えましょう。

もし、頑張って勉強しているにもかかわらず結果が出ない場合は、プロの力を借りるのも手です。

「中高一貫専門塾WAYS」は中高一貫校生に特化して、これまで450校以上の中高生を指導してきました。

E判定から第1志望校に逆転合格した生徒も多数います。

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