中高一貫校に通う子どものやる気がない理由を教えて!対処法もご紹介
「中高一貫校に入学させたけれど、子どものやる気がない」
「子どものやる気がないときは、どうしたらよい?」
上記のようなお悩みを抱いている親御さんも、いらっしゃるのではないでしょうか。
中高一貫校は、高校受験がないためやる気を失ってしまうお子様も珍しくありません。
しかし、やる気がないからといって、何もしなければ成績は下がります。
成績が下がれば、お子様の将来に関わる恐れもあるでしょう。
この記事では、塾生の成績を90日間で向上させた実績のある専門家が、お子様のやる気のない理由や対処法を解説します。
中高一貫校に入れたのにお子様のやる気がなくて困っている親御さんは、ぜひご一読ください。
このページの目次
中高一貫校生の子どものやる気がない主な理由
「中高一貫校に入れたのに、子どものやる気がないのはなぜ?」
上記のような疑問を抱いている親御さんも、いらっしゃるのではないでしょうか。
まずは、中高一貫校生のお子様のやる気がない主な理由をご紹介します。
目標がない
目標がないため、やる気が出ないお子様もいらっしゃるようです。
中高一貫校に入学すれば、大学受験まで勉強に関する大きなイベントはありません。
そのため、遠すぎる未来が見えず目標を失ってしまうケースがあります。
目標を失ってしまえば、やる気もなくなってしまうでしょう。
しかし、高校の成績は大学受験に影響します。
志望大学が決定している場合は、合格を目標にして勉学に励むとよいかもしれません。
いまいちど、何のために中高一貫校に通っているのか、ご家庭で話し合うのもおすすめです。
危機感がない
危機感がないため、やる気を失ってしまうお子様もいらっしゃいます。
中高一貫校は、大学受験を意識した難易度の高い授業を受けられるケースが大半です。
そのため、通っているだけで大学に受かるのではないかと安心しているのかもしれません。
危機感がなければ、勉強に身が入らないためやる気も低下するでしょう。
そのようなときは『【要注意】中高一貫校は中だるみしやすい!気が緩む理由と対策法紹介』の記事も参考にしてください。
授業の内容についていけない
授業の内容についていけず、やる気をなくしてしまうお子様もいらっしゃいます。
中高一貫校では、高校2年生までに中高6年間分の授業を終えるケースが大半です。
通常、6年間で学ぶことを5年間で習得するため、授業スピードは約1.5倍速いといえます。
授業スピードが速ければ、内容についていけないお子様もいらっしゃるでしょう。
授業内容についていけなければ、勉強自体が楽しくなくなりやる気も失ってしまいます。
やる気のないお子様には、記事内の「中高一貫校生の子どもがやる気がないときに「いってあげたい言葉」」をかけてあげるとよいでしょう。
成績が下がってしまった
中高一貫校生のお子様がやる気をなくす理由には、成績が下がってしまったことも考えられます。
中高一貫校に通うお子様の場合、徒歩圏内に学校があるとは限らないため通学に時間をとられるケースも少なくありません。
また、6年間、同じ環境をともにする友達との絆も強くなっていきます。
そのため、勉強に費やす時間が減り成績が下がってしまう場合もあるのです。
成績が低下すれば、やる気も下がってしまうでしょう。
成績が下がってしまったお子様には、家庭教師や塾を検討するとよいかもしれません。
また『せっかく中高一貫校に入学したのに「中だるみ」で成績が落ちていませんか?』の記事も参考にしてみてください。
中高一貫校生の子どもがやる気がないときに「いってはいけない言葉」
中高一貫校に入れたのに、お子様のやる気がないと心配になるでしょう。
勉強しないお子様を前に、さまざまな言葉をかけたくなる親御さんもいらっしゃるのではないでしょうか。
しかし、いってはいけない言葉があります。
ここからは、中高一貫校に通うお子様のやる気がないときに、いってはいけない言葉をご紹介します。
命令言葉で「勉強しなさい」
お子様のやる気がないからといって、命令言葉で「勉強しなさい」というのは避けましょう。
命令言葉は誰でも嫌な気持ちになるものです。
また、命令されると反抗したくもなります。
そのため、優しい言葉に置き換えてみるのがおすすめです。
例えば「晩ご飯前に、ここまで終わらせてみたら?」と、優しい口調に変換するとよいでしょう。
否定言葉で「〇〇はだめ」
「〇〇はだめ」も、やる気のないお子様にいってはいけない言葉です。
否定言葉は、やる気の低下を増長しかねません。
また、以下のようなものを禁止する親御さんも多いのではないでしょうか。
・ゲーム
・テレビ
・漫画
さらに、友達との交流においても「宿題が終わるまでだめ」と禁止していませんか。
勉強してほしい気持ちから、禁止事項を増やしても逆効果になる可能性が高いでしょう。
そのようなときは、お子様の気持ちを尊重しつつ、提案してみるのをおすすめします。
具体的には「宿題が終わってから、〇時までなら好きなだけゲームをしてよいよ」と、言い換えるとよいでしょう。
中高一貫校生の子どもがやる気がないときに「いってあげたい言葉」
中高一貫校生のお子様のやる気がないときにいってあげたい言葉は、次のとおりです。
・頑張っているね
・さすがだね
お子様のやる気がなく勉強が進まないときでも、褒めてあげましょう。
具体的には、教科書や参考書を開いているだけでも「頑張っているね」と声をかけてあげたいものです。
また、中間・期末試験の点数が上がった場合も「さすがだね」と、いってあげましょう。
私たち大人と同じように、褒められるとやる気の出るお子様も多くいます。
親御さんの期待どおりではなくても、頑張っているお子様を褒めてあげてください。
中高一貫校生の子どもにやる気を出してもらう対処法
中高一貫校生のお子様にやる気を出してもらう対処法をご紹介します。
やる気のないお子様にお悩みの親御さんは、ぜひご覧ください。
また、中高一貫校生の中だるみを克服したい方は『親子で立ち向かおう!中高一貫校生の中だるみを克服する方法』も参考にしてください。
親子で将来の話をする
お子様のやる気がないときは、親子で将来の話をするとよいでしょう。
例えば、将来の進路について親子で話し合って目標を決めるのがおすすめです。
目標が明確になれば、何をするべきかわかるためモチベーションがアップし行動しやすくなります。
また、将来のイメージはポジティブな内容になるように話しましょう。
将来に対するイメージが明るければ、モチベーションが下がりにくくなります。
周りの環境を整える
お子様にやる気を出してもらうためには、周りの環境を整えることも重要です。
一般的に、物が多いと気が散りやすいといわれています。
断捨離をして、勉強に集中できるシンプルな部屋作りをするとよいでしょう。
また、寝ている間に記憶が定着するといわれているため、質のよい睡眠がとれるように環境を整えてあげるのもおすすめです。
例えば、遮光カーテンや通気性のよい枕に変えて睡眠の質を高めてあげるのもよいかもしれません。
受験生の場合は家庭教師や塾を検討する
受験生の場合は、家庭教師や塾を検討するのも1つの方法です。
大学受験を控えている場合、お子様のやる気が出るのを待っている時間はありません。
短期間でお子様の成績を上げたい親御さんは、家庭教師や塾を検討しましょう。
家庭教師や塾であれば、お子様の性格や成績に合った対策をしてくれるはずです。
なお、塾を検討する場合は、個別指導塾をおすすめします。
多くの生徒と一緒に授業を受ける塾は、お子様のペースに合わない可能性があるからです。
ご家族で話し合い、お子様の性格や成績に適した家庭教師や塾を検討してみてはいかがでしょうか。
まとめ
中高一貫校に通うお子様のやる気がない主な理由をご紹介しました。
目標がない、危機感がない、授業についていけないなどの理由が考えられます。
しかし、やる気がないからといって、頭ごなしに叱るのは避けましょう。
また、問題視すべきなのは、お子様のやる気がないことではありません。
どのようにやる気を引き出していくかです。
「中高一貫校個別指導塾WAYS」では、90日間で成績アップを実現し、お子様の学習意欲や自信を引き出します。
今だけ無料の学習相談や体験指導も実施しているため、お気軽に「個別指導塾WAYS」までお問い合わせください。

中高一貫校専門 個別指導塾WAYS 編集部

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