【早慶・GMARCH】内部進学率の高い中高一貫校ランキングTOP10

【早慶・GMARCH】内部進学率の高い中高一貫校ランキングTOP10
大学付属の中高一貫校の魅力は、何といっても内部進学制度があることです。

一般入試では、かなり狭き門である難関私立大学でも、内部進学なら進学できる可能性もあります。
大学受験の勉強が必要ないことも、大きなメリットでしょう。

とはいえ、中高一貫校でも内部進学率の高い学校とそうでない学校があります。

そこでこの記事では、関東エリアで人気の私立大学「早慶」と「GMARCH」それぞれの中高一貫校の内部進学率を高い順にランキングでご紹介。

内部進学率の高い学校のメリット・デメリットや、内部進学の条件・志望の学部へ内部進学するためにやるべきことも合わせてご紹介します。

【早慶・GMARCH】中高一貫校の内部進学率ランキングTOP10

「早慶(早稲田・慶應義塾)」「GMARCH(学習院・明治・青山学院・立教・中央・法政)」の8校は、関東エリアでも人気の大学です。

早稲田・慶應義塾は、私立大学の中でも指折りの超難関大学といわれ、偏差値も60台~70台となっています。

それに続くGMARCHは、偏差値が50台後半から60台
こちらも、楽に入学できる大学ではありません。

そのため内部進学をするために、これらの大学付属の中高一貫校が注目を集めています。

この8校は、全国の大学の中でも内部進学者が多い大学です。
どの程度の内部進学率があるのか、各校のホームページを参考にTOP10を出しました。

【早慶・GMARCH付属中高一貫校内部進学率ランキングTOP10】

順位 学校名 進学大学 進学率
    1
    慶應義塾湘南藤沢中等部・高等部
    慶應義塾大学
    99%以上
    早稲田実業学校
    早稲田大学
    97.8%
    法政大学中学高等学校
    法政大学
    91.6%
    法政大学第二中・高等学校
    法政大学
    91.5%
    明治大学付属中野八王子中学高等学校
    明治大学
    89.4%
    明治大学付属明治高等学校・明治中学校
    明治大学
    87.9%
    青山学院中等部・高等部
    青山学院
    87.2%
    中央大学附属中学校・高等学校
    中央大学
    86%
    立教池袋中学校・高等学校
    立教大学
    86%
    10
    立教新座中学校・高等学校
    立教大学
    83.8%

※2021年度卒業生の内部進学率

慶応義塾では、中高一貫校だけでなく付属校に入学した生徒のほとんどが、慶應義塾大学への進学を果たしています。

他大学の付属校でTOP10に入らない付属校も、その多くは非常に高い内部進学率です。
しかし、唯一、学習院大学だけは内部進学率が50%台となっており、TOP10には1校も入っていません。

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内部進学率の高い学校のメリット・デメリット

内部進学率の高い学校はメリットが多いものの、デメリットがないわけではありません。

【内部進学率の高い学校のメリット・デメリット】

メリット デメリット
  • 好きなことに集中できる
  • 受験勉強の負担が少ない
  • 内部進学用のカリキュラムが組まれている
  • 希望する学部にいけるとは限らない
  • 中だるみしやすい
  • 進路変更しにくい

内部進学の指導に手厚い学校が多いものの、外部受験をするための情報が得にくいケースもあります。
入学後に、希望する学部が変わった、夢ができたものの付属校に学部がないといった可能性もあるでしょう。

これまでは、内部推薦の資格を得た生徒は、他大学の受験ができませんでした。
しかし、最近では、資格を保持したまま、他大学の受験ができる中高一貫校も増えています。
国公立大学や系列大学にない学部のみ受験可といった規定を設けている学校もあります。

内部進学率の高い中高一貫校を目指す場合は、このようなことも注目して決定するとよいでしょう。

内部進学の条件

慶應義塾大学の付属校のように、入学すれば基本的に大学進学できる学校もありますが、ほかの学校では内部進学にさまざまな基準を設けています。

その多くは、高1〜高3まで一定の成績を修めることが必要です。
さらに、英語検定2級の取得や明治大学のように独自のテストを判断基準に組み込んでいる大学もあります。

基本的に成績上位者から学部を選択するようになるため、高1から定期テストや実力テストで平均的に上位の成績をキープすることが、志望学部へ進学するカギとなります。

希望する学部へ内部進学するには

どんなに内部進学率が高い学校でも、基準を満たせず推薦をもらえない生徒や、志望学部へ進学できない生徒はいます。
では希望する学部へ、確実に内部進学するためにはどのようなことに気を付ければよいでしょうか?

定期テストでよい成績を上げること以外に3つご紹介します。

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早めに内部進学の条件を確認する

高校進学後は、早めに内部進学の条件を確認しましょう。

内部進学できる成績の基準を確認する以外にも、取得が必要な資格があるかもしれません。
主要5教科以外の成績が加味されることもあります。

もしも条件のチェックが遅くなってしまった場合でも、焦らずに基準を満たす方法を検討しましょう。

成績が加味される場合でも、高1~高3までの成績が1:1:1で計算されない場合もあるためです。
たとえば、明治大学付属中野中学・高等学校では、高1~高3までの学年総合成績を2:3:4の比率で換算しています。

進学を意識するのが遅かったとしても、挽回のチャンスがあるかもしれません。

勉強習慣をつける

普段は趣味や部活動などで忙しく、集中して勉強するのは定期テスト前だけという人がいます。

しかし、学校の成績は定期テストだけで判断されるわけではありません。
宿題や小テストの成績などもしっかりチェックされています。

評定平均を上げるためにも、普段から勉強する習慣をつけましょう。

集中して勉強することに慣れるまでは、短時間でも毎日1度は必ず机に向かうことを目標にします。
自宅ではどうしても誘惑に負けて集中できない場合は、学校の自習室や図書館の利用、塾へ通うことも検討してみるとよいでしょう。

検定試験を受ける

検定試験の成績が条件となるケースも多くあります。
とくに英語検定は加味されることが多いようです。

ほかにも漢字検定やTOEICなどは受けておいて損はありません。
取得に力を入れている学校もありますが、自分自身でも積極的に受けてみましょう。

まとめ

早慶やGMARCHでは、内部進学率が高い中高一貫校が非常に多くあります。

しかし、内部進学率の高い中高一貫校だからといって、必ず希望する学部に進学できるわけではありません。
日頃から勉強する習慣をつけてよい成績をとり、志望学部への進学を目指しましょう。

中高一貫校専門個別指導塾WAYS」では、付属の中高一貫校に通う中学生・高校生を対象に、内部進学対策を行っています。

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中高一貫校用教材に対応することで各中高一貫校の定期テストの点数に直結した指導を行います。
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英語、数学をメインに指導を行っています。

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