英語が苦手な私立中学生・中高一貫校生のための、成績が上がる個別指導塾の選び方
英語が苦手な中高一貫校生、私立中学生が、塾に入って成績を上げようとするのであれば、「個別指導塾」がおすすめです。
全員が同じカリキュラムとなる集団指導塾と異なり、じっくりと自分のペースで、英語の苦手を克服していけるからです。
英語を学びたい中学生向けの個別指導塾の種類と、選び方をご紹介します。
特に中高一貫校・私立中学の英語は難易度が高いため、中高一貫校専門の塾で対策をしたいところです。
このページの目次
英語が苦手な中学生は集団指導塾より個別指導塾がおすすめ
塾は大きく分けると、集団指導塾と個別指導塾に分けられます。
英語が苦手な中学生には、集団指導塾よりも個別指導塾がおすすめです。理由は、それぞれの指導方法の違いにあります。
【集団塾と個別指導塾の違い】
個別指導塾 | 集団塾 | |
---|---|---|
指導人数 | 少人数制 | 大人数制 |
授業形態 | 一人ひとりに合った個別カリキュラム | 全員同じカリキュラム |
メリット | ・自分のペースで勉強できる ・いつでも質問が可能 |
・ほかの生徒と切磋琢磨しながら成長できる ・個別指導塾より費用が安い傾向がある |
集団指導塾は、成績ベースのクラス分けこそあるものの、大勢で同じカリキュラムの授業を受けます。
入塾テストで規定の成績が求められるように、基本的には、授業を聞いて理解できる、一定の学力のある生徒を対象としています。
英語がある程度わかる生徒であれば良いのですが、英語を苦手としている場合、成績が上がらないリスクがあります。
英語が苦手であれば、一人ひとりの状況に合わせて指導計画を立てて勉強を進められる、個別指導塾がおすすめです。
集団指導塾と個別指導塾の違い|詳細解説
塾と予備校の違い|詳細解説
中学英語が学べる個別指導塾の種類とメリット
個別指導塾で真っ先に思い浮かぶのは、「対面型」の通学するタイプでしょう。
昨今「オンライン型」も増えてきていますが、「対面型と同じようにちゃんとした成果が期待できるのか」と不安に感じる方もいらっしゃるかもしれません。
オンライン型
オンライン型の個別指導塾は、Zoomのようなビデオ会議システムを使用し、リアルタイムで学習指導をしてもらえます。
移動に時間をとられることがないため、近くに行きたい個別指導塾がない場合や、遠方でも自分に合う講師を見つけられる点は、大きなメリットです。
また、対面式の個別指導塾と比べ、費用を抑えられる点も保護者の方にとってはメリットでしょう。
しかし、常に講師がそばにいる対面型と比べ、どうしても緊張感を保ちにくく、モチベーションの維持が難しい欠点もあります。
ある程度自主的に勉強できるタイプのお子さんが向いているといえるでしょう。
対面型
対面型の個別指導塾は、講師と直にコミュニケーションでき、信頼関係を構築しやすいのがメリットです。
わからない問題があればリアルタイムで質問できるのは、オンライン型も同じですが、講師が生徒の様子を把握しやすく、きめ細かな指導に繋がりやすいのは、一つポイントでしょう。
また生徒側も、すぐ目の前に講師がいるので、緊張感を保ちやすい利点もあります。
英語の苦手を克服して成績を上げるには?個別指導塾を選ぶ3つの条件
学校のカリキュラムに対応できる
英語が苦手な場合、まずは定期テストの点を上げることが目標になるでしょう。そのため、学校のカリキュラムに沿った指導をしてもらえることが重要です。
特に、中高一貫校・私立中学は特別な対策が必要です。使用する教科書・問題集が難しく、授業進度も速いためです。
中高一貫校(私立中学)で実際に使用されている英語の教科書一覧
【教科書】
- 「NEW TREASURE(ニュートレジャー)」
- 「Progress in English 21(プログレス21)」
- 「Birdland Junior English(バードランド)」
【文法問題集】
もしお子さんが通っている中高一貫校・私立中学で、これら検定外教科書や、難易度の高い問題集を使っているなら、対応できる個別指導塾と、そうでない個別指導塾があるので、注意が必要です。
難易度の高い定期テストに対応できる
英語の苦手克服は、まず定期テストの点を少しずつ改善していくことが目標になります。
しかし、中高一貫校・私立中学の定期テストは、大学受験対策が意識されていて難易度が高く、テスト範囲も広いのが普通です。
進学に強みを持つ中高一貫校の「先取りカリキュラム」解説
中高一貫校・私立中学の状況をよくわかっており、定期テストで点が取れるようになるにはどうしたらいいか、しっかりとノウハウを持っている個別指導塾を選ぶ必要があります。
無理なく通える場所にある
塾は中長期的に通うことになるケースが多いため、お子さんが負担なく通えるか、よく検討しましょう。
場合によっては、オンライン型の個別指導塾の方が、通学に時間がかからない分、勉強時間を増やせたり、趣味に時間を使えたり、忙しい中高一貫校生のストレスを軽減しながら成績アップできる可能性もあるでしょう。
《中高一貫校現役教師の経験談・実例紹介》 勤務校(中高一貫校)の実例を紹介します。 中学3年間で『NEW TREASURE』Stage 1〜3、『NEW TREASURE 文法問題集』Stage 1〜3、中3で『英単語ターゲット1200』を使用。高校基礎レベルの英語は中3の段階で終了します。 勤務校では高校1年生8月実施の全統高1模試(河合塾)を全員受験しますが、この段階で偏差値が70台から40台まで大きな差がついてしまうのです。 もちろん、ここから偏差値は変化しますが、やはり40台から立て直すのには時間がかかります。 高校進級後は、高校基礎レベルが終わった前提で授業が進みます。基礎が身についていない生徒は、授業を理解できないまま進んでしまう可能性があります。 やはり、中高一貫校生は中学で習う英語が大切です。英語に苦手意識がある私立中学生は早めに対策するのをおすすめします。 ひろ先生(教師歴30年)
中高一貫校専門の個別指導塾WAYSで英語の苦手を克服した事例3選
WAYSでは、中高一貫校が使用する検定外教科書にも完全対応しており、難易度の高いテスト問題やカリキュラムも知り尽くしています。
本章では英語に苦手意識を持つ生徒が、WAYSに通って成績アップに成功した事例を紹介します。
どのような学習を行って苦手を克服できたのか、参考にしてみてください。
攻玉社中学2年生:英語30点台から6ヶ月で62点に成長!
単語練習と例文の暗唱を徹底したことで、英語の苦手意識を克服し、得点を大幅にアップさせた中学2年生の事例です。
入塾時は英語に苦手意識があったため、自宅でも積極的に勉強をしておらず、さらに成績が低迷する悪循環に陥っており、本人も何から手を付ければいいかわかっていませんでした。
そこでWAYSでは、学校が使用している教科書「New Treasure」や、問題集の傾向、テスト問題の特徴と配点を分析し、単語練習と例文の暗唱を勉強方法から指導しました。
例文を覚えたことで英文法への理解度が高まり、学校の問題集を解いた際、既習範囲の正答率も徐々に上がり始めます。
さらに、間違えた問題はすぐに解き直しを行い、知識の定着を図ったことで、定期テストで62点を獲得し、もっと点数を伸ばしたいと思えるようになりました。
桐朋中学校3年生:三段階学習で平均点以下から70点に挽回!
文法・単語・長文の三段階学習によって、授業がさっぱりわからなかった状態から、入塾10ヶ月で平均点以上の70点を獲得した中学3年生の事例です。
桐朋中学では、英語の授業で先生が日本語を使わず英語で話すため、授業内容が理解できず、正しい勉強法を身につけられていませんでした。
そこでWAYSでは長期休暇を利用して、文法の基礎レベルから総復習を行いました。
受動態や現在完了など一つずつ学習を進め、ある程度身についたら、次は単語の暗記に進みます。
通学時間などの塾の指導時間だけでなく、スキマ時間もフル活用して覚えてもらいました。
文法と単語学習が一通りできるようになったら、最後は長文読解です。
学校教材「ランドマーク」の例文を全て和訳した後、その和訳を見てもう一度英文に訳すことを繰り返しました。
10ヶ月の間に行われた定期テストでは、間違えた問題を洗い出し、何度も解き直すことで弱点を克服し、平均点以上の点数を獲得できました。
栄東中学校2年生:教科書の精読で平均点越えを達成!
教科書の和訳と英訳を繰り返し行い、英文の読み方や文法への理解を深めたことで、平均点以下の40点台から62点と、平均点越えに成功した事例です。
この生徒は、自宅での学習習慣がなく、宿題も期限直前になって慌てて取り組むだけで、そのままテストに臨んでいました。
WAYSでは、学校の定期テストの平均点が60点前後であることと、毎回教科書の内容から60点分出題されることを分析しました。
教科書の内容をきちんと理解すれば、平均点には届くため、次の2点を学習目標に設定。
- 予習で教科書本文を全て和訳して学校の授業に臨むこと
- テスト範囲の新出英単語を全て暗記すること
WAYSの指導時間では、和訳からもう一度英訳することも実践し、それぞれ訳した理由を生徒自身に説明してもらうようにしました。
新出英単語については、確認テストを行い、間違えた単語の復習を適宜行ってもらいます。
これによって、定期テストの得点がアップし、本人も「やればできる」と成功体験を味わったことで、苦手意識の克服ができました。
「中高一貫校専門」は何が違う? Webパンフレットは今すぐ請求OK
私たち「中高一貫校専門 個別指導塾WAYS」は、中高一貫校生・私立中学生の英語の苦手克服ができる塾です。
そもそも、英語の成績が悪いのは、「必要な勉強をしていないから」というケースが大半です。定期テストで点が取れないから苦手意識を持つようになり、勉強に身が入らず……という悪循環。
WAYSでは、生徒一人ひとりの状況に合わせて指導計画を立てるのはもちろん、次のテストまでにテスト範囲を3周できるように勉強を進めていきます。
中高一貫校の難易度に必要な演習量・勉強量を確保できるから、着実に成績が上向いていきます。
もちろん、中高一貫校・私立中学が独自に選定する、検定外教科書にも完全対応。
中高一貫校専門を名乗る理由や、指導システム、料金体系などを確認できるWebパンフレットは、Webで今すぐ請求できますので、ぜひチェックしてください。
成績低迷から大学入試まで網羅!中高一貫校の「英語」教育・学習事典はこちら
投稿者プロフィール

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中高一貫校生の定期テスト対策から大学受験・内部進学までをトータルサポートする個別指導塾。
中高一貫校用教材に対応することで各中高一貫校の定期テストの点数に直結した指導を行います。
低料金で長時間指導が受けられるため、家で勉強できない中高一貫校生でも塾の指導時間内で成績を上げることが可能です。
英語、数学をメインに指導を行っています。