【高校生】冬期講習には参加すべき?講習の目的・内容・費用等をご紹介!
「2学期期末テストの結果がやばかった….」
「来年の受験に向けて早めに対策を始めたほうがいいのかな…?」
「大学受験直前!受験勉強のラストスパートだ!」
今年も終盤に差しかかった今日この頃。
大学入試まで残りわずかとなってきました。
高校3年生は入試に向けた受験勉強のラストスパート!
高校1〜2年生は期末試験の勉強を頑張っていたり、既にテスト結果が出ている頃かと思います。
自分の実力をさらに伸ばすためにはどうしたらいいのか、また、今抱えている課題解決に向けて何をすればいいのかと考え始める頃ではないでしょうか?
短期間に集中して勉強に取り組むことで、飛躍的に学力を伸ばすことが可能です。
しかし、学校や部活があると集中して勉強する時間を確保することは難しいでしょう。
そこで、まとまった時間が確保できる冬休みこそチャンスです!
自分の課題を克服したい・実力を伸ばしたい場合は「冬期講習」に参加してみましょう。
しかし、何も考えずに冬期講習に参加してもいいのでしょうか?
今回は、冬期講習に通う目的、内容、参加すべき理由や費用についてご紹介します。
ぜひ参考にしてみてください。
関連
このページの目次
高校生が冬期講習に通う目的とは?
高校生になると、塾や予備校に通い始めることを意識するお子さんもいると思います。
大学受験を意識する、今の学力を伸ばそうとする、周りのお友達が塾や予備校に通っているなど、理由は様々。
では、高校生全員が塾や予備校の冬期講習に参加する必要はあるのでしょうか?
結論から言うと、全員が冬期講習に参加する必要はありません。
漠然と目的もなく塾や予備校の冬期講習に参加してもあまり効果はありません。
冬期講習に参加する目的や、どういったお子さんが冬期講習に参加すべきかをご紹介します。
冬期講習の目的
冬期講習は夏期講習に比べて期間が短いため、色々なことに取り組むことは難しいでしょう。
期間が短いからこそ、短期間に集中して取り組む方がベストです!
具体的には、「自分が今抱えている弱点克服」や「苦手科目の復習」、「次学期の予習」のために利用するのが良いでしょう。
冬期講習の目的 高校1〜2年生
高校で学習する内容は、これまでに学習した内容が次の単元でも関係することがあります。
数学の場合、高校1年生で学習する「二次関数」の考え方は、「三角関数」「指数・対数関数」「微分・積分」などでも応用されます。
二次関数の最初で躓いてしまった場合、基本が身についていないので授業が進むにつれてわからないところが増えていくことになるでしょう。
これが「数学が嫌い」「数学は難しい」といった印象に変わっていくのです。
一度苦手意識を持ってしまうと、それを独力で取り除くことは難しいものとなってしまいます。
また、英語では英単語・熟語を覚え直すことや、英文法の総復習を行う方が良いでしょう。
長文読解では英単語・熟語や文法の知識がなければ、スムーズに英文を読むことが難しくなってしまいます。
これらの力をしっかりとつけることができれば、初見の問題にも対応しやすくなります。
基本的な考え方や知識をしっかりと定着させてしまえば、定期テストレベルの問題にはそこまで苦労しません。
この冬期講習で苦手対策をしっかりと行なって、これからの学習に備えることがおすすめです。
また、大学受験を意識するお子さんには、「弱点克服」「苦手対策」に加えて「次学期の予習」を行いましょう。
先取りの学習はやっていて損はありません。
一度学習した内容を学校の授業で復習できるので、学習の効率が跳ね上がります。
とくに、中高一貫校の授業のレベルは公立校と比べて高いものとなっているのでおすすめです。
冬期講習の目的 高校3年生
高校3年生については「大学受験対策を完璧なものとして本番に臨む」ことが一番でしょう。
自分が志望している大学の過去問演習や共通テスト対策、これまで学習してきた中で、まだ苦手と感じている科目に取り掛かりましょう。
ここでしっかりと最終調整をすることで、本番はリラックスして学習に臨むことができます。
入試本番で悔いが残らないように全力で取り組んでください。
冬期講習に参加すべき人!
冬期講習の目的について説明していきましたが、ここでは冬期講習に参加すべき人についてご紹介します。
ズバリ!「家で集中して勉強できないお子さん」「志望校のレベルが高いお子さん」「高校3年生」です。
家で集中して勉強できないお子さん
冬休みは期間が短いため、冬期講習の期間も自然と短くなっています。
苦手対策についても短期集中で臨む方が良いので
「苦手対策をしたけどなかなか家で勉強できないなぁ」
「家にいると誘惑に負けてしまって勉強できない…」
といったお子さんは、塾や予備校の冬期講習に参加してみましょう。
せっかくやる気になっているのに、環境のせいで学習に取り組めないのではもったいないです。
「頑張ろう!」と思ったその瞬間から勝負は始まっています。
志望校のレベルが高いお子さん
偏差値が60以上の大学を志望校としている場合、先取り学習が有効となります。
学校の進度に合わせていては、対策が間に合わない場合もあります。
塾や予備校の冬期講習でレベルの高い授業を受けることで、周りのお子さんに一歩リードし、さらに受験に対しての意識も変えられるでしょう。
また、大学受験や大学そのものについての情報も手に入れることが可能です。
先に情報を集めて、どういった対策が有効なのかを考えることで、有利に受験勉強を進めることができます。
ネットでは手に入らない専門家の意見を得られることは十分メリットだといえます。
高校3年生
高校3年生は1〜2月に「大学入試」が待っています。
最後の追い込みや過去問演習を行うことで、自然と意識が高まります。
また、直前期で不安を抱えることもあるでしょう。
プロの意見を参考にすることで、入試本番もリラックスして取り組めること間違いなしです!
高校生の冬期講習の内容とは?
冬期講習と一言で言っても、その内容は様々です。
大学入試対策や苦手対策、予習やこれまでの総復習など、自分が希望する内容を選ぶことが可能です。
高校1〜2年生
主に苦手対策や次学期の予習を扱うことが多いでしょう。
大学受験に向けての勉強を早めに始めたいというお子さんにはもってこいの内容となっています。
また、英検対策などの資格試験対策を行う塾もあります。
学校で英検取得が義務付けられているお子さんは、こういった講座を受講するといいでしょう。
さらに、大学附属の高校では、内部進学のための試験が複数行われます。
各学年の最終学期に行われる場合があるので、その対策を希望することも可能です。
高校3年生
高校3年生では、主に志望校合格に向けた対策が行われます。
- 大学入学共通テスト対策
- 国公立大学2次試験対策
- 難関私立大学対策
- etc…
上記のように、様々な対策が行われています。
自分が求める内容を選択するようにしましょう。
高校生が冬期講習に参加すべき理由
全ての高校生が冬期講習に参加しなければいけない!ということはありませんが、参加することで得られるメリットもあります。
ここからもう少し詳しくご説明します。
冬期講習に参加するメリット!
学校が休みの期間に冬期講習を受講するのは、メリットがあるからです。
基本的に、自分では課題を解決することが難しい場合に塾・予備校を利用する場合が多いでしょう。
「受験に精通した講師」の指導が受けられる!
塾や予備校の冬期講習では「受験に精通した講師」の指導を受けることができます。
これまで自分で学習してきて理解できなかった苦手分野を丁寧に解説してくれます。
講師の力を借りることで、苦手を克服することができるでしょう。
とくに、高校3年生は入試直前期なので、最後の追い込みや「大学入学共通テスト」の対策に時間を当ててみてください。
環境が整っている!
また、塾・予備校には「勉強を頑張ろう!」というお子さんが複数人集まっています。
家とは異なり、勉強に集中できる環境でもあるので、誘惑に負けずに勉強に取り組むことができます。
その環境で様々な刺激を受け、自分の将来に対して真剣に考える機会を得られるのも冬期講習に参加するメリットだといえるでしょう。
相談できる!
さらに、塾・予備校には豊富な合格実績があります。
気になる大学の学部・学科や入試の難易度などに関する情報や、合格するにはどのような学習スケジュール・学習管理が適切なのか、おすすめの参考書など、なかなか聞くことができない情報を手に入れることが可能です。
塾・予備校に行くからこそ得られる情報は貴重です。
学力に伸び悩んでいる場合は勉強のプロにアドバイスを求めることが有効でしょう。
冬期講習に参加する際の注意すべき点!
冬期講習に参加するメリットはありますが、そこにばかりに目を奪われてはいけません。
注意しなければいけない点もあります。
まず、自分に合った内容・指導形態の塾・予備校を選びましょう。
周りの友達が行っているからといって、何も考えずに同じ塾に行ってはいけません。
自分が集団授業に向いているのか、それとも個別指導に向いているのかなど考えてから決めましょう。
また、冬期講習の内容が自分のやりたいことと一致していない可能性もあります。
自分は苦手対策をしたいのに、その塾・予備校では次学期の予習などが行われているなど、自分のニーズとマッチしない可能性もあります。
事前に冬期講習の内容をチェックするようにしましょう。
高校生の冬期講習の費用はいくらくらい?
冬期講習の費用について気になる方もいるでしょう。
高校生冬期講習の費用は集団授業と個別指導で異なります。
高1・高2の冬期講習の費用
集団授業 | 個別指導 |
---|---|
|
|
指導の内容にもよりますが、概ね上記の通りです。
どのコースを取るか、何コマ取るかによりますが、個別指導の方が集団授業よりも高い傾向にあります。
集団授業では、講師1人が対応する生徒数が10名以上となるので、ある程度コストが抑えられますが、個別指導では講師1人に対して生徒が1〜2人となるため、その分コストが高くなります。
個別指導には向き・不向きがあるので、こちらの記事を参考にして、お子さんは個別指導に向いているのかを確認してから冬期講習に申し込んでください。
関連
個別指導で成績が上がらない!?個別指導に向いている人の特徴3選
高3の冬期講習の費用
集団授業 | 個別指導 |
---|---|
|
|
高校3年生においても同様に、個別指導の方が集団授業よりも高い傾向にあります。
とくに、高校3年生は大学入試直前ということで、様々な対策講座があるため、このような金額となるようです。
まとめ
冬休みは期間が短いため、漠然と冬期講習に参加しても効果的とはいえません。
冬期講習に参加する目的をしっかりと持つことで、成績UPが期待できるものです。
また、学年によって、塾を利用する目的はそれぞれ。
高校1〜2年は「苦手対策・自学期の予習・受験に向けての準備」、高校3年生は「大学受験に向けてのラストスパート」。
費用については集団授業と個別指導で異なります。
【集団授業】
高1〜2年生:3万円〜6万円
高校3年生:5万円〜8万円
【個別指導】
高1〜2年生:4万円〜8万円
高校3年生:6万円〜14万円
決して安くはない金額なので、どのタイプの塾・予備校に行くのか、何を目的にしていくのかをしっかりと確認してから冬期講習を受講してください。
「中高一貫校専門個別指導塾WAYS」は、中高一貫校生に特化した塾です。
「定期テストの点数が平均点を下回っている」
「家で集中して勉強できない」
「学校の授業進度が早すぎて、どうやって勉強したらいいかわからない」
などの中だるみしている生徒が、成績を跳ね上げています。
その理由は、圧倒的な指導時間と効率の良い勉強法から指導しているところにあります。
一コマ120分という長い学習時間で、着実に成績アップが可能です。
120分の無料体験指導・個別学習相談会も実施しています。
この冬、現状を変えたい!という方はぜひお問い合わせください!
投稿者プロフィール
-
中高一貫校生の定期テスト対策から大学受験・内部進学までをトータルサポートする個別指導塾。
中高一貫校用教材に対応することで各中高一貫校の定期テストの点数に直結した指導を行います。
低料金で長時間指導が受けられるため、家で勉強できない中高一貫校生でも塾の指導時間内で成績を上げることが可能です。
英語、数学をメインに指導を行っています。
最新の投稿
学校紹介2024年10月7日【東京都市大学等々力中学・高校の保護者の方必見】定期テストの傾向や進学実績を解説 内部進学2024年10月4日【早稲田大学高等学院の保護者の方必見】内部進学の基準や定期テストの傾向を解説 大学受験2024年10月3日一般選抜(一般入試)の割合は50%以下!大学受験の選択肢と最新事情を解説 内部進学2024年10月3日【日本大学豊山高校・中学の保護者の方必見】内部進学や基礎学力到達度テストについて解説