中高一貫で英検2級は常識!?英語が苦手でもできる対策法とは

中高一貫で英検2級は常識!?英語が苦手でもできる対策法とは
中高一貫校に入学した途端、英検取得をことあるごとにすすめられるという経験をしている方も多いのではないでしょうか?

英検は、大学受験に役立つことが多く、多くの学校で取得を推奨しています。

そして、中高一貫校生においては、中だるみ防止というメリットも。

そこで今回は、中高一貫校生が英検を取得すべき理由と、各級を取得する時期の目安・対策方法をご紹介します。

「中高一貫校では、なぜ英検をすすめるの?」
「英検は何級を取得した方がよいの?」

といった疑問をおもちの方は、ぜひ参考にしてください。

中高一貫校生が英検を取得すべき理由

多くの中高一貫校では、英検(実用英語技能検定)の取得を積極的にすすめています。
実際、当塾が行った調査では、中高一貫校生の英検所持率は約88%にも上りました。(※)

その理由は、大学受験に有利なためです。

また、中だるみ防止という効果も期待できます。

まずは、中高一貫校生が英検を取得すべき理由を、詳しくご紹介します。

※関連記事

中高一貫校生の英検®の所持率は87.9%、持っている級は何級?

大学受験対策になる

近年さまざまな大学で、英検のような外部試験を入試で導入する学校が増えています。

導入する方法としては

  • 推薦入試の出願条件
  • 一般試験の英語が免除される
  • 一般入試で、取得級によって加点される

があり、優遇される場合もあります。
また、「大学入学共通テスト」で活用される可能性もあるため、今後の動向にも注意しましょう。

モチベーションを保つのに向いている

もうひとつの理由として考えられるのが、モチベーションの維持に活用できる点です。

中高一貫校生は、高校受験の必要がなく6年間周りの環境が一切変わりません。

公立校の生徒は高校受験のために、中3の部活が終わった頃から学習に集中する期間が始まります。
しかし、中高一貫校生にはそれがなく、学習意欲の維持ができず、中だるみしやすいのです。

そこで、英検が役に立ちます。
定期的に受験することで、学習に対するモチベーションを高く維持し続けやすくなるのです。

中高一貫校生の英検取得時期の目安

では、大学受験を意識する場合、具体的に何級をいつ頃取得するのがよいのでしょうか?
英検の各級のレベルと比較しながら、3級から2級まで取得時期の目安を確認してみましょう。

高校進学までに3級

英検3級は、中学卒業程度のレベルで、英語の知識の基礎が問われます。
中高一貫校では、中2の終わりには中学範囲の学習を終えており、その時点でも十分取得が可能です。

高校進学までには、少なくとも3級まで取得しておくのがおすすめです。

高1の終わりまでに準2級

英検準2級になると、大学入試でも役立つようになります。

レベルは高校中級程度。
難易度は上がりますが、学校の授業が理解できていれば、十分取得可能です。

中高一貫校生なら、高1の終わりまでに準2級を目指してみましょう。

高2の夏までに2級

英検2級は、高校卒業程度のレベルです。
海外留学でも必要条件とされています。

中高一貫校生は受験のことを考慮し、高2の夏ごろまでには取得しておきたいものです。

難易度はさらに上がりますが、取得することで大学受験も楽になり、高3の過ごし方も変わってきます。
ぜひ頑張って取得してみましょう。

英語が苦手な中高一貫校生の英検対策

とはいえ、英語が苦手でどうしても英検を受けることに積極的になれないということもあるでしょう。

しかし、英語は積み上げが重要な科目です。
基礎をしっかり身につけ、上手に対策を行えば十分取得は可能です。

ここからは、英語が苦手と感じる方もできる対策方法をご紹介します。

1カ月前から対策を始める

学校の宿題や予習・復習と並行して英検対策を行うのは大変な人もいます。
とくに中高一貫校生は、宿題の量が多く、それだけで毎日苦労しているという方もいるでしょう。

そのため、英検対策を始めるのは、試験の2週間ほど前からという生徒が多いようです。

しかし、3級以上の取得は、付け焼き刃の学習では太刀打ちできません。
早めに開始し、少しの学習を毎日続けることで着実に力になります。

普段から英語学習をしっかりやっているという場合で、1カ月前から。
英語の学力に不安がある場合は、さらに長いスパンで計画を立てていきましょう。

リスニング対策も疎かにしない

リスニングはひとまず後回しにして、ほかの学習をする方も多いのではないでしょうか?

しかしリスニングは、リーディングやライティングと比べ難易度が低いとされています。
たとえば、英検3級を受験する場合、リスニングのレベルは4級のライティング問題のレベルとほぼ同等といわれます。

しかも配点が高く、学習しておいて損はありません。

リスニング学習は、英検の問題集を活用します。
間違えた問題は、和訳とスクリプトを照らし合わせながら確認しましょう。

また、シャドーイングも効果的です。
シャドーイングとは、聞こえてくる英語について自分も発生する方法です。

英語の流れやイントネーションを体で覚えることで、問題がスムーズに理解できるようになります。

語彙力を強化する

英単語は一朝一夕に覚えられるものではありません。
しかし、英検対策をするうえでは、避けて通れないものでもあります。

英単語が覚えられずに困っている人は、覚え方を一度変えるのもよいでしょう。

今まで、英単語をひたすら書いて覚えていた人もいるでしょう。
もしそれで思ったような成果が出なかったのであれば、単語帳を作って「見て」覚える、という方法に変えるのがおすすめです。

見て覚えられないなら、「書いて」覚えるといったように、自分に合った方法をいろいろと探してみましょう。

関連記事

新・英単語の暗記法~書かずに見て覚える方法~

長文に慣れる

英語の長文読解が苦手な人も、中にはいるでしょう。

英検では高校生レベルの準2級あたりから、長文読解が増えてきます。
語彙力や読解力が足りないと、最後まで問題を解ききれず、時間が終わってしまう可能性もあります。

長文読解は、今後どのような英語のテストでも出題されるため、普段から慣れておくようにしましょう。

長文に慣れるためには、音読が効果的です。
英語のテキストでもよいため、構文を理解したうえで音読し、文章全体の意味を捉える練習をしましょう。

関連記事

英語長文を得意にするために必須な「英語慣れ」をつくる
英語長文のための読解力をつけるおすすめの勉強法

まとめ

中高一貫校生にとって、英検は学習に対するモチベーションの維持に役立つ資格試験です。
大学受験でも有利に働くことがあり、積極的に取得していきましょう。

しかし中には、
「英語の勉強が苦手」
「ひとりで学習するのは不安」
「英検を受けても、なかなか合格できない」

といった悩みをもつ人もいるでしょう。

そのような方は、ぜひ「中高一貫校専門個別指導塾WAYS」へご相談ください。

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必ず英検を取得したいとお考えの方は、入塾説明会・120分の無料体験指導も行っておりますので、お気軽にお問い合わせください。

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