私立学習院中等科・高等科の英語/数学について
学習院中等科(中高一貫)とは、一貫教育を行う私立学校である学習院の男子中学校です。
開講以来の歴史と伝統を継承しつつ、私立校としての特徴を持ったきめ細かい授業を行うため、クラスを分割した授業などの独自の教育カリキュラムを組んでいます。
教育方針と取り組み
私立中高一貫校としての強みである一貫性を持たせた教育プログラムを組んでおり、中等科では高等教育を見据えた基礎学力の実力をつけることに重点をおいています。
基礎教育と言っても教科書の基本問題を解く力のことではなく、奥行きのある幅広い知識や発表・コミニュケーションの力、そして自ら問題を設定し解決する力といった全ての専門的な学習の基礎となる能力をつけることに力を入れています。
また、e-ラーニングシステム「Moodle」とタブレットを連携させた授業を取り入れており教育にITを活用する体制も整えています。
数学、英語の授業時間は他の私立校と同じ位ですが、約20名の少人数での授業を行うことで時間以上の充実した授業を実施しています。
学習院中等科・高等科の英語について
学習院の英語では、分割授業というおよそ3年以上継続して英語を学んでいる者を既習組、それ以外を未習組に分けた授業を行っています。これは、個々の英語の習熟度合わせた授業でさらに実力を伸ばせるように設定しています。
各学期ごとに成績・意欲・関心等に基づいてクラスの入れ替えを行い1年生2学期以降は、習熟度別のクラス編成になります。
また、義務教育に沿った教科書でアルファベットや英単語に英文法などを学ぶ〈リーダーの授業〉で基本を身につけます。
英会話の授業では毎回プリントを配布し、聞き取りや表現方法に発音などをネイティブの教師と日本人の教師の連携で学びます。リスニングの力をつけるためには、発音やリズムに慣れるために多くの英文を集中して聞く練習をします。
学習院中等科・高等科の数学について
学習院の数学の授業で重要にしているのは、数学の基本的な考え方や法則を理解し基礎力をつけることです。
授業では、約20名の少人数で授業を行うことで数学的な表現や論理的な思考を確実に身につけ、それぞれが授業に興味をもち集中できるような環境に気を配っています。この少人数授業では、それぞれの理解度が把握しやすく時間以上の効果が得られています。
また、代数などの計算と幾何の授業を分けたカリキュラムでそれぞれの基礎を3年間でじっくり学びます。1年生ではつまづきやすい幾何の立体図形など、2・3年生では数量の授業を分割授業にしています。
ただし、3年生の数量の授業では習熟度別の分割授業で各自に合わせた力を伸ばせるようにしています。
投稿者プロフィール
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中高一貫校生の定期テスト対策から大学受験・内部進学までをトータルサポートする個別指導塾。
中高一貫校用教材に対応することで各中高一貫校の定期テストの点数に直結した指導を行います。
低料金で長時間指導が受けられるため、家で勉強できない中高一貫校生でも塾の指導時間内で成績を上げることが可能です。
英語、数学をメインに指導を行っています。
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