

中央大学には、以下の附属校があり、内部進学率は70~92%です。
・中央大学附属中学校高等学校
・中央大学附属横浜中学校高等学校
・中央大学高等学校
・中央大学杉並高等学校
本記事では、2500名以上の中高一貫校生の内部進学をサポートしてきた立場から、中央大学の附属校の内部進学率や選抜方法を解説します。
このページの目次
【中央大学の附属校別】内部進学の実態
中央大学の附属校4校について、内部進学率と選抜方法を解説します。
中央大学附属中学校・高等学校
中央大学附属中学校・高等学校は、東京都小金井市にある共学の中高一貫校です。
定員は各学年中学が150名、高校が中学からの内部進学者を含め350名、合計1500名ほどの生徒数の学校です。
中学で60冊・高校で100冊の指定された本を読む「課題図書」や、高3で提出する卒業論文など、特色のある教育を行っています。
内部進学率
2024年3月卒業生381人のうち、328人が中央大学に内部進学しています(内部進学率は86%)。
| 学部 | 進学者数 |
| 法学部 | 105 |
| 経済学部 | 59 |
| 商学部 | 64 |
| 理工学部 | 33 |
| 文学部 | 27 |
| 総合政策学部 | 21 |
| 国際経営学部 | 8 |
| 国際情報学部 | 11 |
| 合計 | 328 |
参照:中央大学附属中学校・高等学校「数字でわかる中附の魅力」
内部進学者の選抜方法
中央大学附属高校では、高1の1学期から高3の2学期までの定期テストや学力テストの総合得点で選抜者を決定します。
学部・学科ごとに推薦枠があり、成績上位の生徒から、希望の学部・学科の選択が可能です。
高3になってから挽回しようとしても、1・2年生と比べテストの回数が少ないため、難しいことがあります。
中央大学附属中学・高校の内部進学について詳しく知りたい方は、以下の記事もご覧ください。
詳しく知る:
中央大学附属横浜中学校・高等学校
中央大学の附属校で唯一、神奈川県横浜市内にあるのが中央大学附属横浜中学校・高等学校です。
2010年に法人合併をし中央大学の仲間入りをした、まだ比較的新しい附属校となります。
生徒数は中学が1学年160名、高校が中学からの生徒を合わせて1学年275名です。
神奈川県内の学校ですが、中央大学との連携プログラムはしっかり行われており、1年生対象の大学ガイダンスや2年生を対象にした学部学科ガイダンス・模擬授業などに参加できます。
内部進学率
2023年度は卒業者308名中216名が中央大学に内部進学しています(内部進学率は70%)。
| 学部 | 進学者数 |
| 法学部 | 71 |
| 経済学部 | 37 |
| 商学部 | 51 |
| 理工学部 | 19 |
| 文学部 | 20 |
| 総合政策学部 | 8 |
| 国際経営学部 | 5 |
| 国際情報学部 | 5 |
| 合計 | 216 |
参照:中央大学附属横浜中学校・高等学校「進路」
内部進学者の選抜方法
横浜高校では、高校3年間の総合成績の高い順に、志望の学部を選択できます。
ただし、高2の文理選択で理系を選んだ場合、文系と比べ推薦枠が少ないため全員行けるとは限りません。
また、成績以外に英語検定・漢字検定・数学検定で2級以上を取得した場合、級によって加点があります。
中央大学附属横浜中学・高校の内部進学について詳しく知りたい方は、以下の記事もご覧ください。
詳しく知る:
中央大学高等学校
「中央大学高等学校」は、東京都文京区にある1学年の定員が120名の、附属校の中でもっとも小規模な学校です。
中央大学高等学校は、夜間定時制高校として認可を受けているため、全日制ではありません。
1993年に教育課程の変更で授業時間を昼間に移行した後も、施設面で全日制高校の設置基準を満たしていないため「定時制課程」と分類されています。
ただし、授業や特別な活動において全日制と変わりはありません。
内部進学率
2023年度は卒業者167名中149名が中央大学に進学しています(内部進学率は約70%)。
参照:中央大学高等学校「進路指導」
内部進学者の選抜方法
中央大学高校では、推薦順位は「成績」「特別活動」「出席」「資格」「実力テストの成績」などを合わせて決定されます。
ただし、成績が基準に達していない場合は、推薦資格は得られません。
また、英検2級を取得していることが、推薦の基準となります。
例外として、事情があり取得していない場合でも、校長がその資格相当の学力を有していると認めた場合は推薦基準を満たすこともあります。
中央大学杉並高等学校
東京都杉並区にある、もうひとつの附属高校が中央大学杉並高校です。
定員は1学年300名、全日制の共学校です。
中央大学との連携カリキュラムが豊富にあり、希望者は在学中に中央大学経済学部や商学部の講義を受講し、先行して単位の取得もできます。
体育祭や音楽祭を中央大学のキャンパスを使ってできるのも魅力です。
内部進学率
2023年度の中央大学への内部進学率は92%です。
| 学部 | 進学者数 |
| 法学部 | 84 |
| 経済学部 | 56 |
| 商学部 | 54 |
| 理工学部 | 32 |
| 文学部 | 25 |
| 総合政策学部 | 20 |
| 国際経営学部 | 7 |
| 国際情報学部 | 8 |
| 合計 | 286 |
参照:CHUSUGI「CAREER INFORMATION」
内部進学者の選抜方法
1年〜3年までの、すべての成績の合計点で決定します。
総合成績が上位の生徒から志望学部・学科に推薦されるため、人気のある学部を希望する場合は、1年生から定期テストや実力テストで、バランスよく上位の成績をとれるよう努力が必要です。
また、各学部・学科の設定している条件に達した生徒は、志望する学部へ優先的に推薦してもらえる制度もあります。
中央大学の附属校は内部進学の権利を有したまま他大学を受験可能
中央大学の附属校には「他大学併願制度」があります。
中央大学の推薦を得た場合でも、その資格を保有したまま、他大学を受験できます。
受験できるのは、国公立大学もしくは中央大学にない学部・学科(医学部・歯学部・薬学部・獣医学部・看護学部など)のみです。
中央大学の附属校に入学後、行きたい学部が変わった場合でも、併願制度があるので安心です。
中央大学の附属校生の成績アップ事例
中高一貫校専門 個別指導塾WAYSでは、これまでに数多くの中高一貫校生の成績アップを実現してきました。

ここでは、中央大学附属中学・高校の成績アップ事例を3つ紹介します。
中央大学附属中学校3年生:数学が35点→64点(+29点)
入塾前、中学3年1学期中間テストでは数学が35点と低迷していました。
原因は、中学受験後、学習習慣が全くなかったためです。
そこでWAYSでは次のように指導を行いました。
- 週3回×120分の通塾で、学習時間を確保して集中力と学習の量を向上
- 答えを写すだけだった宿題を「考えて解く」学習へと質を転換
- 継続的に勉強に取り組む中で自信をつけさせ、積極的に講師に相談する姿勢を養成
結果、2学期中間テストでは数学が64点(+29点)と大幅に成績アップできました。
詳しく知る:
中央大学附属中学校3年生:英語 20点→41点(+21点)数学 42点→61点(+19点)
入塾前、中学3年1学期学年末テストでは英語20点、数学42点と低迷していました。
原因は、正しい勉強方法が分からなかったためです。
そこでWAYSでは次のように指導を行いました。
- 講師の管理のもと、計画的に学習を進めることで勉強の効率を大幅に向上
- 宿題や小テスト対策についても指導し、日常の学習をスムーズに消化
- 定期テスト前に配布されるテスト対策プリントに、繰り返し取り組む時間を確保
結果、高校1年1学期中間テストでは英語41点(+21点)、数学61点(+19点)と大幅に成績アップできました。
詳しく知る:
中央大学附属高校1年生:英語 54点→英Ⅰ72点(+18点)数学 28点→数学A70点(+42点)
入塾前、中学3年学年末テストでは英語が54点、数学が28点と低迷していました。
原因は、中学内容の理解不足から、自分一人では問題を解くことが難しい状態だったためです。
そこでWAYSでは次のように指導を行いました。
- 春期講習で中学3年の内容を丁寧に復習し、高校の教材を用いながら演習量を増加
- 間違えた問題は必ず解き直す方針を徹底し、疑問点を残さない学習を指導
- 英語では本文の穴埋めプリントの暗記を繰り返し、語彙力と英文法の理解を深化
結果、高校1年1学期中間テストでは、英語Ⅰ72点(+18点)、数学A 70点(+42点)と大幅に成績アップできました。
詳しく知る:
「中高一貫校専門 個別指導塾WAYS」には、500校以上の中高一貫校生の指導実績があり、お子さんが通う中高一貫校にも対応できます。
左下の虫めがねマークより「学校名 成績アップ」で検索すると、学校別の成績アップ事例を探せます。ぜひお試しください!
中央大学への内部進学を目指すならWAYSにお任せください!


WAYSはこれまでに2500人以上の内部進学をサポートし、成功率は98.5%を誇っています。
首都圏および関西圏の中高一貫校を500校以上網羅し、内部進学に関する情報を一元管理しています。
お子さんを「中央大学の希望学部に内部進学させたい」と考えている保護者の方はぜひWAYSを検討してみてください。
料金や指導システムは、すぐにダウンロードできるWebパンフレットにてご確認いただけます。






















