中高一貫校の定期テスト対策|スケジュール・教科別の勉強法(中学生・生徒向け)
中高一貫校での内部進学や系列大学への進学では、定期テストの結果が重要になります。
- 定期テストの勉強方法がわからず、点数が下がってきている…
- 次のテストではいい点をとらないとやばいかも…
定期テストについて悩んでいる中学生のあなたに、点数を上げられる勉強スケジュールの立て方や、5教科それぞれの勉強法を紹介します。
「中高一貫校専門 個別指導塾WAYS」は、たくさんの中高一貫校生の定期テストの点数アップを実現してきています。ぜひ参考にしてくださいね。
このページの目次
中高一貫校の定期テスト3週間前から始めたい事前準備
定期テスト対策は、定期テストの2週間前から始めるものだと思っていませんか?
実は、3週間前から始められる対策もあり、その期間の内にきちんと準備ができているかどうかで、テスト勉強の質や進み具合が大きく変わります。
➀定期テストに関する情報を収集する
- 定期テストの日程(何日にどの教科のテストがあるか)
- 教科ごとのテスト範囲
- 定期テスト期間中の課題の内容
定期テストの日程とテスト範囲は、スケジュールを立てるために必須の情報です。
学校によっては、定期テスト2週間前にならないと知らされない場合もありますが、「この範囲はテストに入りますか?」と先生に質問すれば、教えてもらえる場合があります。
また、日々の授業内の先生の言動から、テスト範囲を予測することも可能です。
「そこまでする必要があるの?」と思うかもしれませんが、こういった地道な努力が定期テストの点数につながるのです。
また、後ほど詳しく解説しますが、定期テスト前に出題される課題の内容についても、可能な範囲で情報を収集しておくようにしましょう。
中高一貫校専門の定期テスト対策ができる塾も
「中高一貫校専門 個別指導塾WAYS」は、中高一貫校の情報に精通しているため、あなたが通う学校の定期テスト対策も可能です。
また、過去に在籍していた生徒から提供されたテストをもとに作成した過去問も用意しています。
「定期テストの点数が下がってきている」「今度のテストこそいい点を取りたいけど、どうすれば良いかわからない…」と悩んでいる人は、まずは親御さんに勉強の悩みを相談してみてください。
その上で、WAYSが少しでも気になる場合は、気軽に無料学習相談や、無料体験指導にいらしてくださいね。
②定期テスト勉強に使うアイテムを準備する
次のようなアイテムを事前に準備しておき、定期テスト2週間前になったらすぐに勉強に取りかかれるようにしておきましょう。
- 授業ノートの暗記する部分をオレンジペンで書き換えておく
- テスト範囲の暗記事項の単語帳を作る
- 教科書・問題集などのテスト範囲に付箋をつけておく
1つひとつは小さいことですが、こういった準備をしておくだけで、定期テスト2週間前の貴重な時間を、より点数につながる勉強に使うことができるのです。
③定期テスト期間中の課題は一早く終わらせる
定期テスト期間中に出される課題が早い段階でわかっていれば、早めに終わらせることがおすすめです。
特に、定期テストに関係ないレポートなどの課題がある場合は、一早く終わらせておきましょう。
もちろん、課題の中には定期テスト対策に役立つものもあるので、そういったものは定期テスト対策のスケジュールの中に組み込むとよいでしょう。
ただ、自分がやりやすい定期テスト対策の中に、課題を取り入れづらい場合は、無理に取り入れる必要はありません。
課題に取り組むための時間で、定期テスト対策の時間が減らないように、定期テスト3週間前から課題に取り組みましょう。
④定期テスト対策のスケジュールを立てる
定期テスト3週間前にテスト範囲が分かっていれば、定期テスト対策のスケジュールを立てておきましょう。
定期テスト2週間前からは定期テスト対策を本格的に始める必要があるため、できるだけ早くスケジュールを立てることが大切なのです。
また、何の計画も立てずに定期テスト対策をすると、次のような状態になる恐れがあります。
- 何をすればいいかわからず定期テスト対策を始められない
- 勉強時間が足りず十分に定期テスト対策ができない
こういったことになれば、当然定期テスト勉強で良い点数を取ることは難しくなります。
計画的に定期テストを進め、点数アップを実現するためにも、定期テスト3週間前からスケジュールを立てましょう。
中高一貫校の定期テスト対策スケジュールの具体的な考え方
定期テスト勉強を行うためには、スケジュールを立てることが大切だとお伝えしましたが、どのようにスケジュールを立てればいいかわからない人もいるでしょう。
そこで、中高一貫校の定期テスト対策スケジュールの具体的な考え方を解説します。
➀教科ごとの目標点を決める
まずは教科ごとの目標点を決めることから始めましょう。
定期テスト対策と一括りにいっても、目標点数が変われば勉強の内容も変わるからです。
目標点数の考え方は、「前回の定期テストの点数+10~20点」がおすすめです。
あまりにも現状とかけ離れた目標にすると、達成が難しくモチベーションも下がりやすくなります。
「簡単には届きそうにないけど、しっかり勉強すれば何とかなりそう」と思えるくらいの目標点を設定しましょう。
②過去の定期テストから「目標点を取るために必要な勉強」を見極める
さきほど述べた通り、目標点によって勉強内容は変わります。
例えば、目標点を「60点」とする場合は、基礎問題が解ければ目標点を超えられる可能性が高いです。
一方で、「90点」と目標を立てた場合は、基礎問題に加えて応用問題もしっかりと勉強する必要があるでしょう。
このように、目標点によって「何を・どのくらい勉強すべきか」が大きく異なるのです。
ただし、テスト内の基礎問題と応用問題の割合は、教科やテストを作成する先生によって大きく異なるため、過去の定期テストを見て推測することが大切です。
過去のテストを見て、「どの問題が解けていれば目標点に届いたのか」を考え、基礎の勉強だけで良いのか、応用問題も勉強すべきかなど「目標点を取るために必要な勉強」を見極めましょう。
③「目標点を取るために必要な勉強」からやるべきことを考え書き出す
「目標点を取るために必要な勉強」が見極められたら、次はやるべきことを書き出します。
例えば、英語で「基礎をしっかりと固めれば60点はとれそう」だとわかれば、やることとして次のようなことが考えられるでしょう。
- テスト範囲の単語・熟語を暗記する
- 定期テスト範囲の文法を暗記する
- 問題集は基礎問題を最低でも3回解く
- テスト範囲の教科書の文章の大筋を理解し、授業で解説があった文章は覚える
また、やるべきことを書き出す際には、それぞれにどのくらいの時間がかかるのかも考えてメモしておきましょう。
④やるべきことをスケジュールに落とし込む
やるべきことを書き出せたら、スケジュールに落とし込みます。
まずは、テスト期間中のスケジュールを書き出し、1日ごとにテスト対策に使える時間を書き出しましょう。この時に、学校の授業や部活、睡眠などの時間も考慮することが大切です。
そして、1日ごとのテスト対策に使える時間と、やるべきことにかかる時間を照らし合わせながら、スケジュールを作成していきます。
具体的には、テスト期間前半に暗記系の勉強を終わらせ、テスト期間後半に演習時間をとれるようにスケジュールに落とし込むことがオススメです。
また、スケジュールは詰め込み過ぎずに、ゆとりをもたせましょう。
そうしておくと、スケジュール通りに勉強が進まなかったとしても調整することができるので、焦らずに定期テスト対策を進められます。
自分一人ではうまくスケジュールを立てられないかも、と思ったら
ここまで、定期テスト対策のためのスケジュールの立て方を解説してきましたが、「自分1人で考えるのは難しそう…」と感じたかもしれません。
「中高一貫校専門 個別指導塾WAYS」では、中高一貫校の特徴を把握した上で、1人ひとりに合った適切な学習計画・スケジュールを提案しています。
また、スケジュールに沿って勉強するためのサポートも充実しています。
定期テスト対策のやり方がわからない人はもちろん、スケジュールの立て方がわからない人は、親御さんと相談した上でぜひ一度無料学習相談にいらしてください。
親御さんへの相談が不安な場合は、こちらの記事を親御さんと一緒に読みながら、塾が必要かどうかを検討してみてください。
5教科別・中高一貫校の定期テスト対策
国語・数学・英語・理科・社会の教科によって、テストの点を上げるためのポイントは異なります。5教科それぞれの中高一貫校の定期テスト対策について、具体的に解説します。
国語:テスト範囲となっている作品を読み込む
国語の定期テストでは、授業で扱った作品がそのまま出題されることがとても多いです。
本文の内容を読み込み、テスト本番に本文を読まなくても問題を解ける状態にしておけば、焦って問題を解いたり時間が足りなくなったりすることを防げます。
また、授業中で解説されていた部分が問題になることも多いため、授業中に取ったノートを読み込むことも大切です。
ほかにも、漢字や四字熟語などは、暗記すれば確実に点数を取れる問題なので、定期テスト期間の早い段階で暗記しておきましょう。
数学:完璧に解けるまで問題演習を繰り返し行う
数学の定期テスト対策は、問題演習を中心に行いましょう。
問題演習を行う際は、はじめから完璧に解ける必要はありません。
少しずつ正答率を上げられるように、以下のポイントを押さえながら繰り返し演習を行いましょう。
- 間違えた問題は問題集にチェックを入れておく
- 間違えた問題は必ず見直しをし、解説を読み込む
- わからない公式や定理は、教科書で確認する
- 演習に慣れてきたら時間を測って問題を解く
そして、定期テスト当日に、テスト範囲の問題を完璧に解ける状態を目指しましょう。
ただし、目標点によっては、全ての問題ではなく基礎問題に絞っても問題ありません。
応用問題に手をつけないことに抵抗があるかもしれませんが、「目標点を取るための勉強」に集中しましょう。
英語:単語・文法・教科書の文章の大筋を覚える
英語のテスト対策では、テスト範囲の単語と文法の暗記が必須です。
単語や熟語は、単語帳を作り繰り返し暗記しましょう。また、定期的にセルフテストを行い、暗記できているかどうかを確認することが大切です。
文法は、仕組みやルールを理解するだけではなく、問題集などを使って穴埋め問題や並び換え問題などに取り組み、文法の知識を使って問題を解く練習をしましょう。
また、忘れられがちなのが、教科書の本文の内容です。
英語のテストでは、国語のテストと同様に教科書の本文がそのまま出題されることが多いです。そのため、大まかな内容を覚えておくと読解問題などが解きやすくなります。
また、授業で解説された文章には、重要な単語や文法事項が含まれているので、穴埋め問題や並び換え問題として出題されても解けるように、しっかりと暗記しておきましょう。
理科:「生物・地学」か「物理・化学」かで勉強法を変える
生物・地学
生物と地学の範囲は暗記がメインになるため、重要語句がまとまっている参考書などを使って、繰り返し暗記しましょう。
また、授業ノートの重要語句をオレンジペンで書き換えて、赤シートで隠しながら勉強するのもおすすめです。暗記が一通り終われば問題集を解き、問題を解く練習をしましょう。
物理・化学
物理と化学は、法則や仕組み、実験の理解が必要になるため、暗記だけに頼るのは危険です。
理解を深めるために、まずは教科書の読み込みや解説が丁寧な動画の視聴などから始めてみてください。
その後、重要語句を暗記した上で問題演習に取り組むと、さらに理解が深まります。問題演習は、他の教科と同様に繰り返し行いましょう。
重要語句が多く、頭が混乱してしまう場合は、マインドマップなどを使って情報を整理することがおすすめです。
社会:赤シートを使って何度もセルフテストする
社会の定期テスト対策は、知識を暗記ができるかどうかが点数を大きく左右します。
そのため、授業用ノートの重要語句をオレンジペンで書き換えて赤シートで隠して暗記をしたり、単語帳を作ったりするなど、とにかく暗記の精度を上げていきましょう。
また、暗記ははじめから完璧を求めないことが大切です。何度もセルフテストをしながら、正答率を40%、60%、80%と上げていけるように暗記を繰り返しましょう。
ただし、学校の授業についていけていない場合は、重要語句の背景を理解できておらず、なかなか暗記が進まないこともあるかもしれません。
そういった場合は、解説が詳しい参考書や動画を利用したり、歴史であれば学習漫画を読んだりするなどして、「暗記しやすい状態」を作ることが大切です。
勉強法を詳しく知れる資料を無料ダウンロードOK
中高一貫校専門個別指導塾WAYSでは、中高一貫校の定期テスト対策に役立つ資料を無料で配布しています。
こちらの資料では、ここまで紹介した内容よりもさらに詳しい定期テスト対策の方法を、約40ページにわたって解説しています。
定期テスト対策の方法がわからない状態から抜け出すためのヒントがたくさんあるので、ぜひ定期テスト対策に役立ててください。
まとめ:定期テスト対策は3週間前から!自分だけでは難しそうなら中高一貫専門塾を活用する手も
冒頭でも述べた通り、中高一貫校での内部進学や系列大学への進学では、定期テストの結果が重要になります。
そのため、定期テスト3週間前からしっかりと準備を始め、定期テストが終わる日まで気を抜かず勉強し続けましょう。
中高一貫校専門個別指導塾WAYSには、中高一貫校生の定期テスト対策に特化したコースを用意しています。
- 各生徒・各中高一貫校に最適の定期テスト対策カリキュラム
- 定期テストの点数に直結する中高一貫校用教材に対応した指導
また、WAYSに通う92.9%の生徒さんが成績アップを実現しています。
5科目赤点→ 赤点ゼロ
英語 30点→90点
数学 45点→96点
学年300位→4位
定期テスト対策に不安がある今の状態を、親御さんには伝えづらいかもしれません。ですが、何もしないままでは定期テストへの不安はなくなりません。決めるのはあなた自身です。
まずは、親御さんにこの記事を見せながら、勉強や定期テストについて相談してみてください。
もし、テストの点の心配をする必要がなくなったら、もっと学校生活が楽しくなると思いませんか? WAYSが少しでも気になるなら、気軽に無料学習相談や無料体験指導で、本当にこの塾でテストの不安がなくなるのかを確認しにきてもらえたらと思います。
投稿者プロフィール
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中高一貫校生の定期テスト対策から大学受験・内部進学までをトータルサポートする個別指導塾。
中高一貫校用教材に対応することで各中高一貫校の定期テストの点数に直結した指導を行います。
低料金で長時間指導が受けられるため、家で勉強できない中高一貫校生でも塾の指導時間内で成績を上げることが可能です。
英語、数学をメインに指導を行っています。
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