大学受験に備えて高2までにやることとは?1年後に差がつく8つのポイント


高校2年生は、文系・理系でクラス分けされ、大学受験を意識し始める時期です。

しかし学校の授業もまだ途中までしか進んでおらず、大学受験対策といっても何をすればよいか分からない人も多いのではないでしょうか?

そこで本記事では、大学受験対策に高2までにやっておくべきことを8つご紹介します。

実際に「大学受験対策を始めるのは3年生になってから」と考えている人でも、いくつかのことを高2までにやることで、受験勉強が効率的に進められるようになります。

ぜひ参考にしてください。

大学受験対策は高2までに始めるべき?

大学受験対策を始めるのは、早いほうがよいと耳にしたことがあるでしょう。
そうはいっても実際に大学受験対策を始めるのは、高校3年生に上がってからという人が多くを占めます。

大学受験に合格するためには、少なくとも一般的な大学で1,500~2,500時間、難関大学ともなれば4,000時間は勉強時間が必要といわれます。

これだけの勉強時間を確保するためには、3年生に上がってからでは、厳しそうですよね。
だからこそ、早い段階で受験勉強を始めたほうがよいといわれるのです。

もちろん、これまでコツコツ学校の勉強をがんばってきて基礎が身に付いている人と、部活動等に打ち込み勉強をほとんどしてこなかった人とでは、必要な勉強時間が異なります。

時間だけでなく、勉強の質や量も重要ですが、早く受験勉強を始めることで得られるメリットも多くあります。

大学受験対策を早く始めるメリット

実際受験勉強を早く始めることで、さまざまなメリットがあります。

まず、ほかの人より早く始めることで勉強のアドバンテージが取れます。

また自分自身が余裕をもって勉強に取り組めるため、時間が足りないと慌てることも起こりにくいです。
場合によっては、最初の志望校よりもランクアップした大学を目指せる可能性もあるでしょう。

大学受験対策を早く始めるデメリット

一方でデメリットも存在することを忘れてはいけません。
受験勉強が長くなればなるほど、モチベーションが維持できない、成績が伸び悩むといったことが出てきます。
ときには勉強が手につかなくなることもあるかもしれません。

そのようなときに、上手に乗り切る方法を見つける必要があるでしょう。

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大学受験に備えて高2までにやること

高2までは受験勉強をするだけでなく、大学受験へ気持ちを向け、モチベーションを上げたい時期です。
受験に備えて、具体的に高2の間にやるべきことを8つご紹介します。

志望校を決める

高2になると多くの高校で文系・理系に分かれます。
その頃になると、徐々に志望校について意識し始める人も多いでしょう。

大学が決まらなければ、受験科目も決まりません。
まずはどの大学のどの学部を目指すのか、どの大学を併願するのかなどを決めましょう。

決まり次第、受験科目を確認します。
とくに私立大学は、さまざまな受験方法があり、それによって受験科目も異なります。

自分にとって、どの受験方法が合格に近いのか、じっくり検討しましょう。

オープンキャンパスに参加する

志望校が決まったら、オープンキャンパスに参加してみるのもおすすめです。

実際に大学の様子を見て空気に触れることで、自分自身の大学生活が想像しやすくなります。
この大学へ行きたいと強く思えれば、勉強に対するモチベーションも上がるでしょう。

勉強習慣を身につける

高3にもなると、休日は1日中勉強するようになります。
しかし、最初からそれだけ長時間勉強できるわけではありません。

まずは毎日机に向かうこと、さらに徐々に勉強時間を延ばし勉強習慣をつけることを意識しましょう。
慣れてくると、机に向かわないことに違和感を覚えるようになってきます。

過去問を分析する

過去問の分析も欠かせません。

通常、本格的に過去問に取り組むのは高3の秋以降になるかと思います。
しかしその前に一度、どのような問題が出題されるのか内容の確認を行いましょう。

現状で、何点くらい解けるのか、実際にテスト形式で解いてみるのもよいでしょう。
テストすることで、自分自身の弱点が見つかることもあります。

学習スケジュールを決める

大学受験のように長期の対策が必要な勉強は、スケジュール管理が必要です。

まずはざっくりと、基礎固めはいつごろまでに終わらせる、過去問はいつ頃から解き始めるかなどを科目ごとに決めます。
さらに、どの問題集に取り組むのか、1日何ページ進めるかといったことまで細かく決めていきます。

スケジュール管理をしたことがない、もしくは慣れていない場合は一度、学校の定期テストの学習スケジュールを立てて実践してみてもよいでしょう。

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基礎固めを始める

大学受験の勉強で重要なのは基礎固めです。
とくに英語と数学は、成績が上がるまでに時間がかかる科目のため、早めに開始しましょう。

英語の基礎固めは、英単語と文法の暗記です。
数学は公式を覚え、使いこなせるようになりましょう。

高校2年生の間に、この2科目だけでもある程度終わらせておくと、3年に上がってから、かなり楽になります。

苦手科目を克服する

基礎固めと併せて取り組みたいのが、苦手科目の克服です。

大学受験は、すべての科目の合計で合否が決まります。
1科目でも苦手があると、その科目が足を引っ張ってしまうかもしれません。

苦手科目はどうしても後回しにしがちですが、得意科目の得点を伸ばすよりも、伸びしろのある苦手科目の得点を伸ばすほうが効率がよいです。

時間に余裕のある今だからこそ、じっくり取り組みましょう。

復習を習慣づける

復習も勉強をするうえで重要な点です。
なぜなら学力は、間違えた問題が解けるようになったときにこそ伸びるからです。

問題集で間違えた問題は何となく答え合わせをするのではなく、解法を読み込んで内容を理解して、再度解き直しをしましょう。

問題集は一度解いて終わりではなく、すべての問題が解けるようになるまで何度も繰り返してください。
多くの参考書に手を出して1冊1冊を中途半端に取り組むよりも、成績が上がりやすくなります。

まとめ

3年生になると受験勉強が本格化し、多忙になります。
1年後の自分の負担を軽減するためにも、高2までにできることは少しでも進めておきましょう。

しかし、大学受験は経験がないからこそ、どのように進めればよいか悩むこともあります。
そのようなときは、プロの力を借りることを考えてみましょう。

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