【中高一貫校】横浜創英中学校・高等学校の教育・評判を徹底解明
横浜創英中学校・高等学校は、神奈川県横浜市にある、男女共学の中高一貫校です。
高校でも入試を実施しているので、外部からでも高校に進学することができます。
学校へのアクセスはJR大口駅から歩いて8分と、通学にも便利な場所にあります。
このページの目次
横浜創英中学校・高等学校の基本情報
沿革
横浜創英中学校・高等学校の始まりは、1940年に設立された5年制の京浜高等女学校です。2002年に、「横浜創英中学校・高等学校」と現在の校名に変更しました。同時に、女子校だったのが男女共学になりました。2007年に高校のコースが「特進」「文理」「普通」の3つになり、将来を見据えた教育をしやすくなりました。
教育理念
1940年に学校の運営を始めて以来、考えて行動できる人を育成することを教育理念としています。指示されたことを漫然とするだけでなく、自分で考え、判断し、決定づけ、行動する力を生徒たちに身につけてもらうのが目標です。礼節や忍耐といったことも大切ですが、それ以上に考えて行動できる人になってほしいと願っています。
施設
充実した学校生活には、施設というハード面の整備が欠かせません。毎日使う校舎は2020年に新設されたもので、すべての教室にホワイトボードとプロジェクターが設置されています。この校舎には、図書館や委員会活動や学年集会に使用するグリーンホールが入っています。部活動が快適にできるように、トレーニングルームやフットサルコートが3面取れるグラウンドもあります。
校則
制服は組み合わせが複数あり、女子もネクタイやスラックスを着用できます。生徒の自主性を重んじているので、他の私立と比較すると、校則は緩いと言えるでしょう。原則、スマホはロッカーにしまうことになっていますが、休憩中は使用が可能です。髪型についても厳しく定められてはいないので、おしゃれをしたい人にはぴったりな学校です。
横浜創英中学校・高等学校の教育
知識を活用する教育
横浜創英中学校・高等学校では発信力をつけることを重要視しているため、生徒が発表する場や考える機会を複数用意しています。中でも特徴的なのは、企業コラボ、ICT活用、ポートフォリオ作成の3つの取り組みです。企業コラボでは、企業が行っている、生物や化学に関することを授業を通して学ぶことができます。3Dプリンター授業やオリーブオイルを使った石鹸作成など、学校の授業では学ぶことのできない学びを実践します。また、変化する社会に対応するためには、ICT活用も欠かせません。すべての教室にプロジェクターがあり、iPadを約180台所有していることを利用し、授業に役立てています。iPadは多くの授業で、資料の作成やプレゼンテーションをする時に使用されています。他に、QubenaというAIアプリを数学や英語の授業で活用し、生徒が主体性を持って学習できるようにしています。最後に、中学校では3年間の総合学習や学校行事の経験をポートフォリオとして記録します。これまでの学校生活について記録することで、潜在能力を引き出すことやプレゼンテーション能力を鍛えることができます。中学3年生は作成したポートフォリオをもとに、プレゼンテーションを行うことになっています。
グローバル教育
グローバル教育として、英語教育や世界全体のことについて考える授業を実施しています。英語の授業では読み書き以外に、話す・聞くことに力を入れています。また、総合学習の時間では、中学1年時で世の中のことを自ら学び相手に伝える力を、中学3年時で共生社会の実現に向けて発信する力を身につけます。
進学実績
令和3年度は、国公立大学に10名以上、早稲田大学や慶應義塾大学などの難関私立大学に合計6名、GMARCHと呼ばれる私立大学に合計70名以上が合格しました。成城大学や明治学院大学などの準難関大学には、合計40名近くの学生が合格しています。上智大学や明治大学など多くの大学の指定校推薦もあります。
横浜創英中学校・高等学校の学校生活
部活動
部活動は、他の学年やクラスの異なる学生とも出会える貴重な機会です。中学校の部活動は、体育部の数が7、文化部の数が16です。高校の部活動は、体育部の数が17、文化部の数が20となっています。ダンス部は日本高校ダンス部選手権の全国大会に出場経験があるほどで、熱心に活動しています。
イベント
中学1年生では、上郷で1泊2日の宿泊行事や、箱根で2泊3日の研修が実施されます。体育祭は中学校と高校が合同で行い、中学生全員でダンスなどを披露します。文化祭に該当する「創英祭」には、2日間で7000名以上の来場者が訪れます。クラスの出し物や飲食の模擬店が開かれ、ダンス部や吹奏楽部のパフォーマンスが見られる一大イベントです。
横浜創英中学校・高等学校の評判
高校は目指す進路によってコースが分かれているため、勉強を一生懸命頑張りたい学生は特進コースや文理コースに入る必要があるでしょう。制服はかなりデザインが凝っていて、「白いベストが可愛い」と生徒にも好評です。
投稿者プロフィール
-
中高一貫校生の定期テスト対策から大学受験・内部進学までをトータルサポートする個別指導塾。
中高一貫校用教材に対応することで各中高一貫校の定期テストの点数に直結した指導を行います。
低料金で長時間指導が受けられるため、家で勉強できない中高一貫校生でも塾の指導時間内で成績を上げることが可能です。
英語、数学をメインに指導を行っています。
最新の投稿
学校紹介2024年11月23日【穎明館中学・高校の保護者の方必見】定期テストの傾向や進学実績を解説 学校紹介2024年11月22日【白鷗高校・附属中学校の保護者の方必見】定期テストの特徴や進学実績を解説 内部進学2024年11月20日【青山学院中等部・高等部の保護者の方必見】内部進学を徹底解説 - 一貫教育コンパス2024年11月19日中高一貫校生の生活実態を徹底解剖!勉強、睡眠、スマホ利用に関するリアルな声
横浜創英中学校・高等学校