【中高一貫校】東京都立武蔵高等学校・附属中学校の教育・評判を徹底解明

2023年03月20日

学校紹介

東京都にある完全中高一貫校、東京都立武蔵高等学校・附属中学校について徹底解明していきます。
学校の教育理念や授業内容、部活動や各種イベント行事など、生徒たちの学校生活についてもご紹介します。
学校への評判についても調べていますので、入学を検討する保護者の皆様はぜひ参考にしてください。

このページの目次

1 東京都立武蔵高等学校・附属中学校の基本情報
2 東京都立武蔵高等学校・附属中学校の教育
3 東京都立武蔵高等学校・附属中学校の学校生活
- 3.1 部活動
- 3.2 イベント
4 東京都立武蔵高等学校・附属中学校の評判

東京都立武蔵高等学校・附属中学校の基本情報

沿革

1940年に、前身の「東京府立第十三高等女学校」が設立されました。
その後、1950年に東京都立武蔵高等学校と改称され、男女共学校としての運用が始まります。
2008年に附属中学校が設置され、今の形での運営となります。
2021年に高校の生徒募集を停止して、完全中高一貫校になりました。

教育理念

「豊かな知性と感性」「健康な心と体」「向上進取の精神」の3つを教育目標に掲げ、これからの国際社会に貢献するリーダー的人材の育成に積極的に取り組んでいます。
創立80年を超える、地域に根ざした伝統校の一員という自覚を持ち、これまでの長い歴史で培われてきた教育内容をもとに、自身のさらなる成長を目指します。

施設

広く清潔感のある校舎となっており、生徒が快適に学校生活を送れるように整備されています。
体育や学校行事等で利用する体育館にはエアコンが完備され、いずれの季節でも快適です。
また、各種移動教室も充実し、図書館や進路指導資料室には生徒の学習に役立つ本が多く並んでいます。

校則

中学校のみ学校指定の制服があり、高校では私服での通学も可能となります。
常識の範囲内であれば、多少のお洒落も可能な学校です。
スマートフォンは持ち込み可能ですが、利用は原則禁止になります。

東京都立武蔵高等学校・附属中学校の教育

自ら課題を発見し解決する「地球学」

本校では、総合の時間に「地球学」というカリキュラムを実施しています。
自然や人間、社会といった身の回りに潜む課題を地球全体の問題として捉えて、解決法を考える授業です。
地球規模の課題を「自分ごと化」することで、自発的に解決に向けて行動してもらい、中学1年から高校1年までの4年間にわたり、国際舞台で活躍できるリーダーシップのある人材育成に取り組みます。

中学1年次では、まず地球規模の問題について視野を広げてもらうために、少人数クラスで基礎講座を実施します。
中学2年次には、基礎講座を深掘りした発展講座として、より専門的な知識の習得に努めます。
こうしてグローバルな感性を磨いた後、応用講座としてインターネットや文献を使った情報収集能力の強化を図りながら、自身の研究テーマを探すのが中学3年次の活動です。
この段階で、2年間の研究計画を立ててゼミ方式の探求活動に入り、高校1年次の発表会では研究成果を発表することになります。

このように、地球規模のグローバルな課題を発見して、仲間とともに調査・研究を進める過程で、コミュニケーション力やリーダーシップ力などを総合的に育成します。
この地球学の理念は、世界レベルの目標であるSDGsにも通ずるものがあるため、関連した学びを深めていけることも特徴です。

グローバル教育

地球規模の課題に生徒たち自らが主体となって取り組む「地球学」をはじめ、高校1年生を対象としたオーストラリアへの語学研修など、国際社会の文化に触れ合う機会も与えられており、グローバル教育には力を入れています。
国際問題を深く考えるための教育プログラム「模擬国連」が開かれているのも魅力です。

進学実績

東京大学をはじめとする国公立大学の現役合格者は多く、令和3年度は70名近くにのぼります。
また、早稲田や慶応などの難関私大にも多くの合格者を輩出しており、学生の進学率は非常に高いです。
各地方大学の医学部・薬学部についても合格者を多く出しているため、授業の質や受験対策・および生徒たちのレベルも高い学校であることが分かります。

東京都立武蔵高等学校・附属中学校の学校生活

部活動

部活動は運動部・文化部ともに中高生で分けられており、活動しやすい環境となっています。
高校になると、運動部ではラグビー部や山岳部といった珍しい部にも参加可能です。
文化部についても、高校からは天文部や軽音楽部などにも参加可能となり、部活動の幅が広がります。
広いグラウンドや空調完備の体育館などで、仲間たちと切磋琢磨しながら部活動を楽しんでいるようです。

イベント

文化祭や体育祭は、生徒の活躍の場として毎年盛り上がっています。
中学1年次には社会科見学、2年次には職場体験学習など、中学生のうちから学外で社会について学ぶ機会も多いです。
英語研修や伝統芸能の鑑賞会など、国内外の文化に触れ合うイベントも多彩で、サマーキャンプや修学旅行といった生徒たちの思い出作りとなるイベントもあり、楽しく学校生活を送れます。

東京都立武蔵高等学校・附属中学校の評判

制服の指定がないため、のびのび気軽に学校に通えるとの評判が多いです。
その分、自主自立が求められる環境であり、メリハリを付ける練習ができる良い環境だとの評価もあります。
進学実績が良いため、授業で置いていかれないように気をつけなければならないと心配する声も挙がっています。

中高一貫校専門個別指導塾WAYSでは、東京都立武蔵高等学校・附属中学校をはじめとする中高一貫校生が、テストの点数を跳ね上げています。
その秘訣は、それぞれの学校のテキストを教材として使用する点です。
中高一貫校に精通した講師陣が、各学校に合わせた指導を行うことで、難化した中高一貫校のテストにも効率よく対応できるようになっています。

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投稿者プロフィール

中高一貫校専門個別指導塾WAYS 編集部: 中高一貫校生の定期テスト対策から大学受験・内部進学までをトータルサポートする個別指導塾。
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