獨協高校1年生―薄く広く基礎を復習することで成績アップ!
獨協高校1年生の学校の成績アップ事例を紹介します。
この生徒は高校1年の3月に入塾しました。入塾前の中学3年間では、英語が30~40点の間をさまよい、数学も30点台をとる状況でした。
しかし、入塾から7ヶ月間、当塾で学習していくことで、次の2学期期末テストでは英語表現が60点、数学Aが71点と大きく成績をアップすることができました。
なぜ成績が大幅に上がったのでしょうか?その理由をお伝えします。
入塾時の学習状況
この生徒は、入塾時に学習習慣が全くなく、どこから手をつけていいかわからない状態でした。学校生活が楽しいため、御多分に漏れず「中だるみ」という事態に陥っていました。
また、高校の学習に必要不可欠な中学の基礎知識はボロボロという状態から開始することになりました。とはいえ、このような状況も工夫次第で何とか打開の余地があることをこの生徒は証明してくれました。そのための具体的な方策をお教えします。
春期講習で中学内容をおさらいする
このような中学時代の勉強を怠ってしまった生徒は、講習期間を利用することでツケを支払っていくことができます。講習期間は時間の融通が利く貴重な時期ですので、それを有効活用しない手はありません。
基礎の補填を行うため、WAYSの授業では、短期間で終わらせることができる参考書を活用しました。具体的には、『ひとつひとつ分かりやすく』というシリーズにしっかりと取り組んでもらいました。これを活用した理由は、必ず理解しておいてほしいという最重要事項のみが書かれており、効率よく短期間で基礎が学べるような構成になっているためです。
基礎がボロボロの中高一貫校生または基礎に自信がない中高一貫校生は、プライドを捨て、基礎事項に取り組むことを推奨します。なぜならば、高校入学までに中学の基礎知識を固めなければ、ズルズルと高校生活も落ちこぼれていくのが目に見えるからです。したがって、高校で学習に困らないように、入学前に中学内容を薄く広く一周しておく必要がありました。
当塾の勉強法を身につけて成績アップ!
ただ単に優れた参考書を渡すだけでは成績が上がらないでしょうし、そもそもそれができていたのであれば中だるみをしていなかったはずです。中だるみを脱却するためには、「どのように」(方法)、「いつまでに」(計画性)といったことを意識できる、WAYSの勉強法をマスターしてもらう必要がありました。
この生徒には、同じ範囲を5周以上解いてもらいました。やはり、成績を上げている生徒は同じ問題を繰り返し解き定着させています。また、効率を意識してもらうため、間違えた問題には逐一チェックをし、それのみを試験直前に解き直しました。
その結果、30点台や40点台だった英語で60点を獲得し、同低迷していた数学でも71点を獲得することができました。
今後の目標
今後の目標は、現状を維持し油断しないことです。
ちょっと成績が上がると油断して、努力を怠る者が中高一貫校生には多いです。したがって、「これはまぐれだ」くらいの気構えでいてほしいと思っております。まだまだ克服しなければならないことが多々あることを肝に銘じてもらいたいものです。また、次は高校2年生ですので、模試でも点数が取れるように基礎を固めてもらいたいと思います。
個別指導塾WAYSでは、このような基礎ボロボロ型の生徒が多く入塾します。そして、短期間で平易な問題集を一周することで成績を上げていっています。
学校の成績でお悩みの方は、是非ともお問い合わせください!
投稿者プロフィール
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東京大学文科1類入学、法学部卒業。
子供たちに自分の頭で考える習慣を身に着けさせることが理念。
科目を問わず入門・基礎から東大入試まで対応可能。
趣味は語学(英語、ドイツ語、フランス語)、ワイン、犬(柴犬・ゴールデンレトリバー)、古典芸能鑑賞、ランニング。
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