女子学院中学校3年生―学校で配布されたプリントに集中をすることで成績アップ!
今回は女子学院中学校3年生の生徒の成績アップについてご紹介いたします。
こちらの生徒は、理科の成績が10点台から60点台へと大きく成績飛躍をすることに成功しました。
どうやってこのような飛躍を遂げることができたのでしょうか? その秘訣をお教えいたしましょう。
入塾時の勉強法
最初は、「集団授業をおこなう塾では到底ついていくことができない」という理由から当塾に入塾しました。
集団授業をおこなう塾では、テキストのレベルが高いうえに進度も相当速いので、学校の授業とのバランスをとることが困難だったようです。学校で学んだことと塾で学んだことが別々であり、うまく頭がついていけなかったみたいです。
それゆえ、学校で学習している範囲を優先的に扱い、一つ一つ消化していく必要がありました。
前述のように、集団授業の塾で扱う学習範囲がハイレベルで進度が速いのは間違いありません。しかし、女子学院中学も相当レベルが高く、進度が速いということも否定できません。よって、効率よく学習した内容を吸収することが急務になりました。
学校のプリントをうまく活用して成績アップ
学校から配布されるプリントの問題は徹底的に学習しました。
なぜなら、これらのプリントに載っている問題は、試験に出題される可能性が非常に高く、学校の先生から「これらの問題はしっかり習得しておいてね」というメッセージに他ならないからです。
さらに、それらのプリントは体系的かつ網羅的です。よって、これを活用しない理由は到底見いだせないです。こちらの生徒は試験までに5~6周は学習したと思います。
大量学習、大量反復で成績アップ
今回の生徒はプリントを5~6周したと言いましたが、具体的な学習の様子を説明します。
最初に、1・2周目はザーッと問題を解いて答えを読みながら、「へー、なるほど。こんなことをやっているんだ」とぼんやり頭に入れます。まずは不完全でもいいですから試験範囲の学習内容の全貌を見てください。
コツとしては1周目に時間をかけすぎないことです。3日くらいで試験範囲を1周するくらいの気持ちで、ひたすら問題と答えを読んでいくことが肝要です。
解けなくても絶望しないことです。解けないから、このような方法に出ているのです。
「中だるみ」の生徒の中には1周をこなすのに「納得するまで俺は進まない」などというように、ダラダラと時間をかけている者がいますが、そんなのは論外です。周りの生徒よりも進みが遅いから「中だるみ」になってしまったのです。
ただでさえ進みが遅い者が、ゆっくり時間をかけていては、あっという間に老後になってしまいます。だからこそ、多少不完全でも先に進む勇気を持ち、進んでいきましょう。意外と先のことを知れば、「あー、あれってこう言うことだったんだ!」とわかることもあります。
次に、3周目や4周目は本格的に問題を解きます。ここで、曖昧な箇所や疑問点を解消していきます。この際の注意事項としては、必ず間違えた問題に印をつけて弱点を明確にしてください。
最後に、5・6周目は解けた問題などはざっと読んで解法を確認しつつ、間違えた問題のみを解き直すというのがポイントです。
この勉強のポイントは短期間で大量学習、大量反復をおこなっていることです。このようにスピード感のある学習こそが成績アップには不可欠です。反射神経的に解法を思いつくように訓練しております。
今後の目標
定期試験で高得点を取れるように勉強を積み重ねていただきたいと思います。名門校の学校の定期試験で高得点を取れれば、今後の大学受験などの対策にもなっています。
まずは学校の授業についていき、予復習を徹底的におこなってもらいたいというのが私の願いです。
個別指導塾WAYSでは、このように「中だるみ」で成績が下がってしまった生徒が多く入塾し、正しい勉強方法を身につけることで成績を上げていっています。
学校の成績でお悩みの方は、是非ともお問い合わせください!
投稿者プロフィール
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東京大学文科1類入学、法学部卒業。
子供たちに自分の頭で考える習慣を身に着けさせることが理念。
科目を問わず入門・基礎から東大入試まで対応可能。
趣味は語学(英語、ドイツ語、フランス語)、ワイン、犬(柴犬・ゴールデンレトリバー)、古典芸能鑑賞、ランニング。
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