大学受験で合格をとるために、入試までに無意識に出来なければならないことがあります。 因数分解や微分積分などの数学の基本計算、英文の直読直解などは意識しなくても出来るようにならなければ安定して高得点をとることはできないでしょう。 このような無意識スキルをつけるためには、どうしたらよいか考えていきます。
中高生の皆さんは九九を言えますよね。 掛け算をするときも無意識に九九が使えています。 これは、皆さんが九九を無意識にできるようにする練習の成果でもあります。 皆さんが小学生の時、必死になって九九を条件反射でできるように練習しましたよね。 その練習を参考に無意識化していきましょう。
無意識スキル習得には反復練習が必要です。 慣れてないことを意識して反復します。 九九も最初は足し算などを駆使して意識的に計算していましたが、時間制限などを設け、無意識に条件反射でできるまで反復しましたよね。 慣れていないことも、反復していくうちにどんどん慣れてきて、無意識にできるようになるのです。
1日1回1週間九九を練習するより、1日で7回九九を練習したほうが効率的に無意識化出来ます。 無意識化する場合、長期間でちょっとずつ練習するよりも、短期間で集中したほうが効果的です。
無意識化するには短時間に集中して何度も繰り返すのが良いことを上述しました。 短時間に集中して何度も繰り返すには、範囲を絞って集中するとよいです。 九九でも一気に1~9の段を通さずに7の段だけ絞って繰り返しますよね。
一時的に無意識にできるようになったら、時間を空けてもう一度無意識に出来るかどうかチェックします。 一定期間空けた後に復習して無意識にできていれば、無意識スキル習得です。 まだ、ぎこちないのならもう一度反復練習をして無意識にできるようにしましょう。