数学の問題解説が理解できない理由
数学で理解できない問題解説に出会ったとしましょう。
なぜ、解説が理解できないのかわかりますか?
「単純に解説が不親切だ」
という一言で片付けずに考えてみましょう。
前提知識が足りない
数学は積み重ねの学問です。
数学の問題の解説は、前提となる知識を沢山用いています。
分母の異なる分数の足し算を説明する場合、
足し算、掛け算、最小公倍数等の前提知識が必要となります。
解説が理解できないということは、
当たり前に用いられている前提知識が危ういということです。
前提知識の演習が足りない
解説中で当たり前に使われる前提知識が
自分の中でも当たり前になってなければ理解は困難です。
分母の異なる分数の足し算の解説でも、
足し算、掛け算、最小公倍数が当たり前に出来る状態なっていないと
理解できません。
当たり前にするためには演習が必要です。
小学生の頃を思い出してください。
足し算、掛け算、最小公倍数を
ドリルでひたすら計算練習させられましたよね?
前提知識全てを当たり前にした後に
異なる分数の分数の足し算を説明されたため、
すんなり理解できたと思います。
大学受験の数学の解説理解も同様に、
前提知識を演習して当たり前出来る状態にした後、
理解すべきなのです。
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