私立中学で私服OKな首都圏の学校12選！制服なしのメリットも解説

お子さんの中学受験を検討している保護者の中には「制服のない自由な校風の中学に通わせたい」と考えている方もいるのではないでしょうか。

そこで、本記事では私服で通学できる首都圏の私立中学を12校を紹介するとともに、私服と制服それぞれのメリット・デメリットも解説します。

番外編として、私服OKな首都圏の国公立中学も紹介するので、ぜひ受験校選びにお役立てください。

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【私立中学】私服OKな首都圏の学校12選

私服で通学できる首都圏の私立中学を紹介します。

学校名	所在地	共学・別学	偏差値
麻布中学校	東京都港区	男子校	76
国立音楽大学附属中学校	東京都国立市	共学	男子：40 女子：40
公文国際学園中等部	神奈川県横浜市	共学	男子：63 女子：63
恵泉女学園中学校	東京都世田谷区	女子校	62～66
慶應義塾中等部	東京都港区	共学	男子：74 女子：77
自由の森学園中学校	埼玉県飯能市	共学	男子：37 女子：38
女子学院中学校	東京都千代田区	女子校	76
成城学園中学校	東京都世田谷区	共学	男子：63～65 女子：65～67
武蔵中学校	東京都練馬区	男子校	74
明星学園中学校	東京都三鷹市	共学	男子：41～45 女子：41～45
立教女学院中学校	東京都杉並区	女子校	69
和光中学校	東京都町田市	共学	男子：43～48 女子：43～47

※偏差値は「首都圏模試センター」の数値を参照

【番外編】私服OKな首都圏の国公立中学校4選

次に、私服で通学できる首都圏の国公立中学を紹介します。

学校名	所在地	共学・別学	偏差値
千葉大学教育学部附属中学校	千葉県千葉市	共学	男子：67 女子：67
筑波大学附属駒場中学校	東京都世田谷区	男子校	78
東京学芸大学附属小金井中学校	東京都小金井市	共学	男子：56 女子：57
東京学芸大学附属国際中等教育学校	東京都練馬区	共学	男子：65 女子：65

※偏差値は「首都圏模試センター」の数値を参照

私服のメリット

私服のメリットは以下の3つです。

• 個性を発揮できる
• 経済的な負担が減る
• 動きやすい

順番に解説します。

個性を発揮できる

私服の場合、個性を発揮できるのが大きなメリットです。

服装に制限を設けることなく、個人の意思を尊重するのは時代に合っているといえるでしょう。

「人と同じのが嫌だ」という性格のお子さんには私服で通学できる中学が向いているかもしれません。

経済的な負担が減る

制服を購入する必要がないため、経済的な負担が軽減されます。

私立中学の場合、7～8万円程度は制服代がかかるので、その分を教育資金として貯蓄しておくことも可能です。

動きやすい

着慣れた服を着られるため、窮屈にならずに動きやすいのもメリットです。

学ランやセーラー服、ブレザーなどの制服は、慣れないうちは着心地が悪く、ストレスがかかってしまう可能性もあります。

私服の場合、余計なストレスがかからないので、学業にも集中しやすくなるでしょう。

私服のデメリット

一方、私服には以下のようなデメリットがあります。

• 朝の支度に時間がかかる場合がある
• 経済的な負担が増える場合がある
• 服装が原因でストレスがかかる場合がある

朝の支度に時間がかかる場合がある

着る服を毎回選ばなければならないので、朝の支度に時間がかかってしまう可能性があります。

場合によっては、遅刻してしまうこともあるかもしれません。

「寝る前に、翌日着る服を用意しておく」などの対策が効果的といえます。

経済的な負担が増える場合がある

中学生になると、おしゃれに興味を持ち始める子どもも多くなるでしょう。

制服代がかからないとはいえ、私服を購入する機会が増えると、経済的にも負担がかかってしまいます。

あらかじめ年間の予算を決めておくなどの対策が必要です。

服装が原因でストレスがかかる場合がある

個性を表現できる一方、服装が原因で友人にからかわれたりする可能性もなくはありません。

私服で通学することにストレスを感じてしまうケースも考慮して、お子さんが私服と制服のどちらが合っているかを見極める必要があります。

制服のメリット

私服のメリット・デメリットに加えて、制服のメリット・デメリットも把握しておきましょう。

• 服装に悩まなくていい
• 連帯感が生まれる

服装に悩まなくていい

学校に着ていく服が決まっているため、服装に悩まなくて済みます。

iPhoneでお馴染みのAppleの創業者である故スティーブ・ジョブズはいつも同じ服装でした。

これは、考えたり悩んだりする機会を減らし、重要な意思決定に精力を注ぐためだったといわれています。

連帯感が生まれる

同じ制服を着用しているので、生徒同士の連帯感が生まれます。

学校行事での団結力も高まるでしょう。

周囲と協調しながら目標に向かって頑張ることで、学校生活は豊かなものとなり、卒業後も忘れられない経験になるはずです。

制服のデメリット

制服のデメリットは以下の通りです。

• 個性が抑圧される
• 気温の変動に適応しづらい

個性が抑圧される

「画一的」の象徴ともいえる制服では、個性が抑圧されて、窮屈に感じている子どももいるでしょう。

多様性を尊重するようになった現代ではなおさらです。

一方、ジェンダーに配慮して、男女兼用のブレザーや女子生徒用のスラックスを導入している学校も増えています。

制服で選ぶ際は、どのような種類があるのかもチェックしてみるとよいでしょう。

気温の変動に適応しづらい

制服の場合、気温の変動に適応しづらいのもデメリットです。

暑い季節では蒸れやすかったり、寒い季節では保温性がなかったりと、体温調節が難しいのです。

着心地に不満があると、勉強にも集中できなくなるリスクもあります。

まとめ｜私立中学で私服OKな首都圏の学校を紹介しました。

全体の割合からみれば少ないですが、私服で通学できる私立中学は複数あります。

私服と制服にはそれぞれの良さがあるので、メリット・デメリットを考慮した上で学校を選ぶことが重要です。

ぜひお子さんの個性やライフスタイルに合った私立中学を見つけてみてください。

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