大学受験対策は高2から!今からできる志望校合格のための勉強法
「高2だと大学受験の試験範囲も終わっていないから、何を勉強すればよいか分からない」
「周りが受験勉強を始める高3ぐらいから、自分も始めればいいかな」
大学受験を意識しつつも、勉強をいつから始めればよいか分からない方もいらっしゃるのではないでしょうか。
高校2年生からでも、大学受験の勉強を始めることは可能です。
しかも、高2から受験勉強を始めることで、ほかのライバルよりも先手を打てることや余裕をもって勉強できるなど、多くのメリットがあります。
そこでこの記事では、高2からでもできる大学受験の勉強法をご紹介します。
大学受験が気になりだしている人は、ぜひ最後までご覧ください。
このページの目次
大学受験の勉強を始める前に高2からやるべきこと
大学受験の勉強は「よし、やるぞ」と決めてすぐに取り掛かれるものではありません。
大学受験は情報戦と言われています。
そのため必要になってくるのは正確で最新の情報をもとにした戦略です。
まず取り組むべきことを4つ確認しましょう。
志望校を決める
まずは、志望校・志望学部を決めましょう。
オープンキャンパスや学園祭に参加するのもおすすめです。
大学の雰囲気をじかに感じることで「2年後にここにいたいから勉強を頑張ろう」とモチベーションも上がります。
現状では、必ずしも一つの大学に絞る必要はありません。
ただし受験科目の兼ね合いもあるため、志望校以外にも、併願校も何校か目星をつけておきましょう。
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志望校の受験方法や科目を確認する
志望校が決まったら、受験方法を確認しましょう。
一つの学部でもさまざまな受験方法があり、それぞれ受験科目が異なります。
また一般選抜以外にも「学校推薦型選抜(公募制・指定校制)」や「総合型選抜」といった受験方法もあり、場合によっては一般選抜以外にも選択肢を増やすことも可能です。
どの受験方法を選択するのか、勉強しなければならない受験科目は何なのか明確にしましょう。
勉強習慣をつける
同時に、勉強習慣をつけることも重要です。
大学受験を意識していないうちは、部活動が忙しかったりすることで、ほとんど勉強しない日があったかもしれません。
しかし大学受験となるとそうはいきません。
本格的に受験勉強を始めれば、志望校や学力にもよりますが、平日は1日4時間、土日ともなると10時間以上勉強する人も多くなってきます。
最初からそれほど勉強するというのは難しいため、高2のうちから毎日机に向かう習慣をつけ、徐々に勉強時間を増やしていきましょう。
学習スケジュールを立てる
大学受験のように、勉強が長期間に及ぶ場合、学習スケジュールの作成は必須です。
学校やプライベートの予定を考慮しつつ、科目ごとにスケジュールを立てましょう。
スケジュールは、勉強の進み方や理解度によって、その都度変更しても問題ありません。
最初のうちは、スケジュールを立てることに慣れていないため、定期テストでスケジュールを立てる練習をするのもおすすめです。
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高2からできる大学受験用の勉強法
ここまで準備ができたら、さっそく大学受験の勉強に取り組みます。
高2といえば、まだ大学受験の範囲をすべて終えていないため、受験勉強をどのように進めればよいか分からない人もいるかもしれません。
そのような場合は、まず現在までに勉強した内容の対策から始めましょう。
各科目の基礎固めをする
まずは、各科目の基礎固めをしましょう。
科目ごとに行う内容は以下になります。
科目 | 基礎固めの内容 |
---|---|
英語 | 英単語・文法の暗記 |
数学 | 公式の暗記 |
国語 | 現代文:漢字・受験に頻出な語句の暗記 古文:単語・文法の暗記 漢文:句法・漢字の暗記 |
理科 | 重要語句・定義の暗記 |
社会 | 用語・人物・出来事の暗記 |
それぞれ暗記ができたら、次は暗記した内容が定着するよう基礎問題集に取り組みましょう。
その際、すべての科目に一気に取り組む必要はありません。
まずは定着に時間がかかる「英語」「数学」から取り組み、2つの基礎固めを終えたら次の科目に移りましょう。
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苦手分野を克服する
基礎固めをしていると、苦手分野があることに気付くかもしれません。
高3になると、忙しくなり苦手分野に時間を割くことが難しくなります。
そのため、高2のうちに苦手分野を克服しておきましょう。
大学受験は、受験科目すべての合計点で合否が決まります。
一つでも足を引っ張る科目をなくすためにも、苦手を克服することが重要です。
過去問を解く
現状の学力でどの程度得点できるのか、志望校の過去問を解いてみましょう。
基礎が完全に身に付いていない時点で、高得点を取る必要はありません。
大切なのは、志望校の出題傾向や難易度を確認することです。
また、大学によってはそれぞれの年度の合格最低点を発表していることがあります。
自分自身が、あと何点取れば合格できるのか確認し、今後勉強を進めるうえでの目安にしましょう。
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模試を受ける
ある程度基礎固めができてきたら、模試を受けるのもおすすめです。
自分自身の学力を知るだけでなく、全国的な立ち位置も分かります。
また、共通テストを受験予定の人は「共通テスト同日模試」も受けてみましょう。
「共通テスト同日模試」は、実際の共通テストと同じ日にまったく同じ問題を同じスケジュールで解ける模試です。
本番に近い環境で受けられることやモチベーションアップが期待できること、今後の学習スケジュールを立てる際に役立てられることなど多くのメリットがあります。
高2から大学受験勉強と並行してやるべきこと
これまで見てきたように、高2から受験勉強を始めると多くのメリットがあります。
しかし学校の授業もあり、受験勉強だけに集中するわけにはいきません。
受験勉強と並行して、学校の授業も疎かにしないよう注意しましょう。
学校の授業は受験勉強の基礎です。
授業がしっかり理解できれば、受験勉強もスムーズに進められることができます。
予習・授業・復習の流れを作り、知識の定着を図りましょう。
まとめ
高2から受験勉強を始めても、決して早すぎることはありません。
まずは志望校の決定や受験科目を確認し、さっそく大学受験の勉強を始めましょう。
どの科目も、まずは基礎固めが重要です。
高2で比較的時間に余裕のある今だからこそ、じっくり取り組んで、3年になってから焦らず勉強を進められるようにしておきましょう。
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