大学受験で理科は何を選択する?「生物」が向いている人と勉強法をご紹介


大学受験の理科は、全部で8科目あります。
8科目の中から、どの科目を選択するかによって、必要な勉強時間や暗記量が変わるのです。

理科の中でも生物は、暗記量が多い科目。
そのため、幅広く暗記できればある程度まで得点を稼げるものの、計算問題や論述問題もあるため簡単に高得点は取れません。

この記事では、大学受験で生物選択が向いている人や、効率的な勉強法についてご紹介します。

「大学受験の理科は化学や物理が苦手だから、生物を選択しようかな」
「暗記が苦手だけど、生物を選択してもよい?」

など理科の選択科目でお悩みの方は、参考にしてください。

大学受験の理科科目「生物」と「生物基礎」

大学受験の理科は「物理基礎」「化学基礎」「生物基礎」「地学基礎」「物理」「化学」「生物」「地学」の8科目があります。

8科目のうち「生物基礎」は、その名のとおり生物の基礎的な内容を学習する科目。
「生物」は生物基礎をふまえたうえで、さらに発展的な事柄を学ぶ科目です。

ちなみに、共通テストの理科科目も8科目に分かれています。
基礎科目は、8科目から2科目選択して受験します。

配点はそれぞれ50点満点です。試験時間は通常1科目60分ですが、基礎科目は2科目で60分となっているため、時間配分には注意が必要です。

共通テストにおける科目の選択方法は、以下の4通りです。

参考:独立行政法人大学入試センター 令和6年度大学入学者選抜に係る大学入学共通テスト出題教科・科目の出題方法等

一般入試では、物理や化学のみで生物が受験科目になっていない大学もあります。
志望校の出願条件を確認し、生物の受験が最善の策か判断しましょう。

共通テストの生物の受験者数

以下は共通テストにおける、理科の受験者数を科目ごとに比較したものです。

参考:独立行政法人大学入試センター 令和5年度大学入学共通テスト実施結果の概要

生物基礎の受験者数が多いのは、基礎科目を選択している受験生の9割近くが生物基礎を選択しているためです。
これは生物自体が、ほかの基礎科目と比べて計算問題が少なく、暗記さえできればある程度の得点が見込めることが理由のひとつと考えられます。

しかし、ほかの科目と比べて平均点が低いことからも分かるように、決して楽に高得点が取れる科目ではありません。

どのような学部志望の人が生物を受験するのか

共通テストでは基礎と応用が別になっています。
しかし、各大学の一般入試では「生物」単体もしくは「生物・生物基礎」のように、基礎科目と応用科目を組み合わせてひとつの試験とするケースが多く見られます。

ただし、一般入試で生物が必要な学部は理系がほとんどです。
しかも選択できる学部は少なく、理系学部でも入学後生物に関して学ぶ学部・学科などが生物を受験科目に指定している程度です。

【生物が一般入試で選択できる学部】
・医学部
・理学部(一部の学科)
・工学部(一部の学科)
・農学部など

大学受験で生物選択が向いている人

大学受験において、国公立大学の文系を除き生物を選択する人の多くは、理系の人です。
しかし生物が受験科目になっていない大学もあります。

もともと志望校の受験科目に生物がある場合を除き、あなたが生物を選択することで受験できる大学・学部が減ってしまう可能性があります。

さらに生物は、ほかの理科科目に比べて暗記すべき項目が多く、勉強に時間がかかる科目です。
それでも生物選択が向いているのは、次のような人です。

【生物選択が向いている人】
・生物が好き
・志望校で生物関連のことを学びたい
・暗記や論理的な思考が得意

これらとは逆に、生物にまったく興味がなく志望校もとくに生物と関連のない学部であれば、必ずしも生物を選択する必要はありません。

【大学受験】生物の勉強法

生物は具体的にどのように勉強すればよいのでしょうか?
基本的に志望校が理系の場合、数学や英語といった主要科目に時間を割きたいため、理科の勉強時間を短時間にする必要があります。

効率的な勉強の流れを、順を追って確認しましょう。

教科書・参考書の理解

生物基礎・生物どちらを選択するにしても、まずは生物基礎をしっかりと理解することから始めましょう。

生物は、生物基礎を理解していることが前提の科目です。
生物を選択するからと生物基礎を飛ばしてしまうと、いきなり応用問題に取り掛かるようなもの。

教科書をじっくり読み込んでもよいですが、より短時間で身につけたいのであれば、参考書を読み込むのが一番です。

この際、暗記はもちろんですが、現象の一連の流れや表・グラフなど、用語に関連する内容を関連付けて理解することを意識しましょう。

問題集・過去問でアウトプット

教科書や参考書でインプットした知識を、問題集や過去問でアウトプットしましょう。

生物は、暗記だけでは得点がある程度までしか伸びません。
生物で得点を伸ばすためには、実験の考察問題や記述問題など、その場で考えて答えを導き出す問題の対策も重要です。

答え合わせの際には解説までていねいに読み込み、高い配点をもらうためにはどのように答えればよいかを学びましょう。

過去問は、志望校の出題傾向を探るのにも適しています。
第1志望の大学は、10年ほど遡って解いてみましょう。

問題集・過去問ともに分からないことが出た場合は、教科書や参考書を辞書代わりに使って、再度インプットします。

まとめ

大学受験において理科は、基礎を含めて8科目もあります。

理科の中でも生物は暗記が多いうえに実験の考察問題や記述問題など、思考力を問われる問題も出題されるため、マスターするのに時間のかかる科目です。
効率的に学べるよう、インプットとアウトプットを意識しながら勉強しましょう。

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