個別指導塾の5つのメリットと塾を有効活用して成績がUPする方法
「子どもが、学校の定期テストで赤点を取ってしまった」
「家で全然勉強しない」
「大学受験を控えて、今のままの成績では心配」
このようなときに、塾へ入れるべきか?と検討する方もいらっしゃるのではないでしょうか。
学校の成績が思わしくないお子さんの場合、基礎から学習できる「個別指導塾」がおすすめです。
この記事では、個別指導塾のメリットと上手に活用する方法、どのようなお子さんが向いているのかについてご紹介します。
お子さんの成績を伸ばしたいとお考えの保護者の方は、塾選びの参考にしてください。
このページの目次
個別指導塾と集団塾・予備校の違い
塾は大きく分けると「個別指導塾」と「集団塾・予備校」の2種類に分けられます。
これらは講義の仕方や1コマ当たりの生徒数などが異なるため、目的に合った塾選びが必要です。
【個別指導塾と集団塾・予備校の違い】
集団塾や予備校ではインプットの講義が主流です。
主に基礎力が身についた状態の生徒を対象とした講義で、中には難しすぎてついていけないと感じるお子さんもいるでしょう。
自宅で講義の予習・復習や、問題集を解いてアウトプットする必要があります。
一方で個別指導塾は、生徒の学力に合わせて問題を解くアウトプットがメインとなります。
基礎から勉強できるため、学校の授業についていけない・定期テストは赤点ばかりといったお子さんにもおすすめです。
個別指導塾のメリット
では個別指導塾は、どのようなメリットがあるのでしょうか?
考えられる主なメリットを5つご紹介します。
分からないことをすぐに質問できる
少人数制で講義を行うため、分からないことはその場で質問ができます。
集団塾や予備校は講義の後に質問をしますが、大勢の生徒が質問に来ていると待っていなければなりません。
個別指導であれば分からないから先へ進めないということもなく、スムーズに勉強できます。
自分に必要な勉強だけできる
自分に必要な勉強だけできるのも、個別指導の魅力です。
全員が同じ講義を受ける集団塾や予備校では、塾によって決められたカリキュラムで授業が進んでいきます。
中には必要のない授業があるかもしれません。
個別指導では数学を勉強するとしても、得意な分野は応用問題、苦手な分野は基礎からじっくりなど取り組み方を変えられます。
自分のペースで勉強できる
たとえ部活動や学校行事で忙しく、塾へ行けない日があったとしても、自分のペースで勉強を進められます。
決められたカリキュラムの講義を全員で受ける場合、一度参加できなければ内容を理解できません。
個別指導であればそのような心配はなく、別の日に授業を振り替えられる塾もあります。
しっかり解けるようになったうえで次に進めるため、理解度が高いのもメリットです。
勉強スケジュールを立ててもらえる
近年注目されている「学習コーチング」を行っている個別指導塾も増えています。
一人ひとりに合った勉強カリキュラムを組み、具体的にどの問題集を解けばよいかといったことも指導してもらえます。
さらに進捗に合わせてこまめに見直しを行い、そのときにやるべき勉強を的確に教えてもらえるでしょう。
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講師と信頼関係を築きやすい
集団塾や予備校のように一方的な授業ではなく、生徒と講師がコミュニケーションをとることが多いため、距離が近いこともメリットです。
適切な指導を受けられるうえに悩みの相談ができ、信頼関係を築きやすいでしょう。
個別指導塾のメリットを有効活用できる生徒の特徴
多くのメリットがある個別指導塾ですが、お子さん自身がこのメリットを有効活用できなければ成績アップは望めません。
個別指導塾は、自分のペースで勉強できることがメリットである反面、ほかの生徒と切磋琢磨しながら成長することができません。
自分のペースで進められるとはいえ、のんびりしていれば、志望校合格や定期テストで高得点を目指すといった目標まで学力が到達しない可能性もあります。
これらのことから考えると、一人でもコツコツ勉強できるお子さんが向いているといえるでしょう。
個別指導塾のメリットを最大限利用して成績UPする方法
個別指導塾のメリットを最大限利用して、成績アップを果たすためには、本人が行動を起こす必要があります。
ただ何となく勉強するのではなく、次にご紹介する3つのポイントを意識しながら勉強することで、効率的に成績アップが望めるでしょう。
勉強習慣を身につける
まずは勉強習慣を身につけることが重要です。
塾に通うのは週に数回。
塾によって1コマの時間は異なりますが、数時間だけで成績アップするのは困難です。
塾だけでなく、自宅でも演習をこなしアウトプットを少しでも多くすることで、学力がスムーズに身につきます。
問題が解けない理由を考える
問題が解けない理由を考えてみましょう。
講師に解き方を聞けばすぐに教えてくれるでしょう。
しかし聞く前に、その問題が解けない原因を考えることで、今後に活かすことができます。
英語であれば「英単語の意味が分からない」「文章を日本語に訳せない」などの原因が考えられます。
その原因によって、今後どのように勉強を進めるべきか分かるでしょう。
「わかる」ではなく「できる」まで問題を解く
「わかる」状態から「できる」状態にならなければ、学力は上がりません。
「わかる」とは、解き方を理解している状態のこと。
「できる」は、実際に問題が解けることをいいます。
「できる」ようになるには、演習量が必要です。
多くの問題を解いてアウトプットをしましょう。
まとめ
個別指導塾には、すぐに質問できることや自分のペースで勉強できるといったメリットがあります。
しかし、そのメリットを生かすも殺すも、塾へ通うお子さん次第です。
ぜひ上手に活用して、成績アップを狙いましょう。
「中高一貫校専門個別指導塾WAYS」は、中高一貫校生向けの個別指導塾です。
お子さんの現状を詳しく伺い、適切な学習カリキュラムを作成します。
もちろん中高一貫校の多くが活用している検定教科書以外の難易度の高い教材にも対応。
定期テスト対策も万全です。
無料体験指導では実際に学校で習っている単元の指導を受けられます。
ぜひ学習相談とあわせて体験してください。
投稿者プロフィール
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中高一貫校生の定期テスト対策から大学受験・内部進学までをトータルサポートする個別指導塾。
中高一貫校用教材に対応することで各中高一貫校の定期テストの点数に直結した指導を行います。
低料金で長時間指導が受けられるため、家で勉強できない中高一貫校生でも塾の指導時間内で成績を上げることが可能です。
英語、数学をメインに指導を行っています。
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