【大学入試】英語の受験勉強は「急がば回れ」!長期的に見た必勝勉強法

【大学入試】英語の受験勉強は「急がば回れ」!長期的に見た必勝勉強法

理系・文系問わず、英語が大学受験の科目に入っている人が多いでしょう。

しかし、英語が苦手……という人も、やはり少なからずいるようです。
英語が苦手な人は、正しい勉強法ができていないことが原因のひとつと考えられます。

そこで、この記事では、英語の効率的な受験勉強の仕方についてご紹介します。

英語の受験勉強には決まった型があり、この型どおりに勉強すれば学力も上がっていくはずです。

受験科目に英語があるものの、勉強の仕方が分からない
英語が苦手なので効率的に勉強したい

といったお悩みをお持ちの方は、参考にしてください。

英語の受験勉強は問題集を解くだけではダメ

英語が苦手だから、受験勉強は問題集だけ解いて済ませたい。
そのように考えている人もいるのではないでしょうか?

しかし、英語は知識を積み上げてこそ、成績が上がる科目です。

問題集は解いているのに、一向に成績が上がらない……と悩んでいる人は、基礎知識が身についていないにもかかわらず、問題に取り組んでしまっていることが原因かもしれません。

英語の成績を効率よく上げるためには、勉強の決まった「型」があります。
次の章でその流れをご紹介しますので、ぜひ参考にしてください。

英語を効率よく学べる受験勉強の流れ

英語の勉強に近道はありません。
最も効率よく学べる方法は「急がば回れ」です。

まずは基礎を身につけ、そこから広げていく方法が、時間はかかりますが、もっとも効率的な受験勉強の方法です。
次にご紹介する順番を参考に、早速今日から英語の受験勉強を始めてみましょう。

英単語・英文法の暗記をする

英語の基礎とは「英単語・英文法の暗記」です。
国語も言葉の意味を知らなければ答えられないように、英語もこれらの知識がなければ問題を解くことはできません。

まずは単語帳と文法の参考書を1冊ずつ購入し取り組みましょう

単語を100個覚える場合、1日20個×5ではなく、1日100個×5として取り組みましょう。
何度も繰り返し見ることで、長期的な知識として定着しやすくなります。

文法の問題集は、情報量が豊富で基礎から学べる内容のものがおすすめです。

英単語・英文法の暗記は、忘れるのを防ぐため、次のステップへ進んでも継続して勉強しましょう。

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「今の使い方で大丈夫?明日からできる英単語帳の〈真〉の使い方」

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「【英語編】中高一貫校生の大学受験対策用おすすめ問題集・参考書3選」

文法問題を解く

次は文法の知識を、より深めるために「文法問題」を解きましょう。

インプットとアウトプットの割合は3:7です。
英文法の暗記でインプットした知識を、アウトプットしていきます。

文法問題集を1冊購入し、何度も繰り返し解きましょう。
最低でも3回は解くようにすると、長期記憶として知識が定着しやすくなります。

分からなかった箇所は、暗記のために購入した参考書を辞書代わりに使って、振り返ってみましょう。

英文解釈ができるようにする

英文解釈」とは、英文の意味を正しく読み取ることをいいます。
長文読解を行うためには必須のスキルです。

長文読解は、英単語や英文法を学んだだけでできるようになるわけではありません。
簡単な文はすぐ読めるようになりますが、複雑な文については解釈の練習をする必要があります
まずは、1文1文を正しく訳せるようになることが重要です。

英文解釈の練習方法としては、教科書や参考書に載っている英文をSVOCM(主語・動詞・目的語・補語・修飾語句)に分類します。
参考書に書き込んでしまうと、複数回練習ができないため、ノートに書き込みます。

それを日本語に直し、合っているかどうか参考書の解説で確認しましょう。

詳しくはこちらの記事でご紹介しています。

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「【中高一貫生・高校生向け】大学受験英語長文のための英文解釈の勉強法」

長文読解に取り組む

次に「長文読解」に取り組みます。
参考書を購入し、解いていきましょう。

その際に必要なのは、英文解釈で培ったスキルです。
文章全体を要約するだけでなく、段落ごとに要約してみましょう。

さらに、選択問題の場合は「なぜこの選択肢が正しい(間違っている)のか」を詳しく書きだす「リーズニング」作業を行います。
最後に解説を見て、要約とリーズニングが合っているか確認しましょう。

慣れないうちは、どんなに時間がかかっても構いません。
8割程度得点できるようになったら、時間設定をして解いてみましょう。

関連記事

「英語長文読解が苦手な受験生に効くおすすめのリーズニングの仕方」

過去問を分析し何度も解く

大学受験の勉強において、「過去問演習」は欠かせません。

過去問は、解くだけでなくどのような問題が出題されるのか分析するためにも活用します。
志望校のものは10年ほど前まで入手しましょう。

過去に出題された問題の類似問題が出題されることもあるため、何度も繰り返し解き、慣れておきます。

関連記事

「【大学受験対策】過去問はいつから解くべき?最強赤本活用術!」

志望校によってやるべき英語の受験勉強

ここまでご紹介した内容は、すべての受験生が行うべき受験勉強です。

ほかにも学校によっては、次にご紹介するような勉強が必要な場合があります。
過去問の分析をしたうえで取り組みましょう。

和文を英文に訳す・英作文を書く

和文を英文に直す際に必要な知識は、単語・文法の力です。
最初にご紹介した勉強法ができていれば、英訳も取り組みやすくなっているはずです。

教科書や参考書の英文を和訳し、それを英文に戻せるか試してみましょう。

英作文は、とにかく実践するしかありません。
たくさん書いて、学校の先生や塾の講師にチェックしてもらいましょう。

英訳の詳しい方法は、以下の記事でもご紹介しています。

関連記事

「苦手な英訳問題をシステマティックに考えよう!【基本5文型編】」

リスニングを強化する

共通テストを受験する国公立大学志望や私立大学でも共通テスト利用の試験を受ける人は、リスニング対策が必要です。

一般入試でリスニングを課している私立大はそれほど多くありませんが、時間に余裕があれば取り組んでおきましょう。

リスニングの練習として効果的なのは、教科書や英単語帳・問題集の音声を、文章を見ながら聞く方法です。
意味は、要約できればよいでしょう。

問題集を解く際は、音声を聞く前に問題に目を通しておくこと。
これだけでも、得点率が飛躍的に伸びます。

まとめ

英語の受験勉強は、地道な努力が必要です。

英単語や文法の暗記は時間がかかります。
途中で投げ出したくなることもあるでしょう。

しかし、英語はやればやっただけ成果として表れやすい科目でもあります。

また、大学受験では、英語の配点を高く設定している大学も多くあります。
受験では得点源になるよう、ぜひじっくり取り組んでください。

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