大学受験で志望校に合格できる計画の立て方4ステップ!
大学受験において、志望校に合格するためには計画を立てることが重要です。
計画があることで、効率的に勉強を進められるだけでなく、やる気にもつながることがあるからです。
しかし、慣れていない人にとっては、長期間におよぶ大学受験の計画を立てるのは困難でしょう。
実際、志望校に合格するための計画を立てるには、テクニックが必要です。
そこでこの記事では、大学受験で志望校に合格できる計画の立て方とスケジュールどおりに進めるポイントをご紹介します。
「今まで定期テストでも計画を立てて勉強したことがない」
「計画を立てても、そのとおりにできたことがない」
といった受験生の方は、ぜひ参考にしてください。
このページの目次
大学受験の勉強計画を立てる前にやるべきこと
いざ大学受験の勉強計画を立てようとしても、いったい何から取り掛かればよいか分からない人もいるでしょう。
それは、計画を立てるための準備が整っていないせいかもしれません。
まずは、計画を立てる前にやるべきことから確認してみましょう。
志望校を決める
大学受験対策をするにあたって、志望校の決定は欠かせません。
何を大学で学びたいのか、将来就きたい職業に必要な知識を身につけられる学部はどこなのかを見極めましょう。
また、併願する大学も複数ピックアップします。
受験するすべての大学の受験科目も調べておきましょう。
志望校の入試の出題傾向を調べる
次に、調べた志望校の大学入試の出題傾向を調べます。
過去問を使って、5年から10年ほどさかのぼって確認しましょう。
たとえば、同じ偏差値の学部でも、大学によって教科書に出るような基礎問題ばかりの場合や、教科書にはない応用を問う問題が出題されることもあります。
志望校の分析をすることで、必要のある勉強・ない勉強が分かってきます。
現状の学力を知る
自分自身が、現状どの程度学力が身についているのか確認します。
これまでの定期テストを解き直す、もっている基礎問題集を解いてみるなどして、基礎が身についているかチェックしましょう。
基礎から勉強し直すべきか標準問題・応用問題にすぐにでも取り組めるのか分かれば、計画が立てやすくなります。
自分に合った勉強法を見つける
自分がもっとも効率的に勉強できる方法を知っていますか?
たとえば、単語を書いて覚える人もいれば、読んで覚える人もいます。
自分に合った勉強法を見つけることで、効率的に勉強できるようになり、時間の無駄が省けます。
どのような勉強法があるか分からない人は、インターネットやInstagramで検索・友達や塾の講師に聞く・勉強法の本を読むなどしてみましょう。
実際にいくつか試してみて、自分に合うものを見つけます。
勉強習慣をつける
毎日机に座って、勉強する習慣を身につけましょう。
部活や趣味に一生懸命だった人の中には、長時間机に座って勉強する癖がついていない人もいます。
慣れていないと集中力も続かず、すぐに飽きてしまうため、毎日机に座り、少しずつでも勉強時間を増やすよう慣らしていきましょう。
宿題だけでなく、学校の授業の予習・復習もおすすめです。
大学受験の計画の立て方4ステップ
では、さっそく大学受験の計画を立てていきましょう。
まだ本格的に大学受験の勉強を始めるつもりのない人は、定期テストで計画を立てる習慣をつけておくと、大学受験の計画もスムーズに立てられるようになります。
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目標を決める
まずは、目標を決めましょう。
長期スパンの「大目標」から「中目標」、最も身近な「小目標」をそれぞれ決めます。
大:「志望校に合格する」「共通テストで〇点を取る」など
中:「学校の定期テストで〇番以内」「塾の模試で〇点取る」など
小:「小テストで満点を取る」「必ず毎日英単語を5つ覚える」など
勉強は、スモールステップの積み重ねです。
小さな目標をこまめに立て、実践することで力が身についていきます。
大学受験までに勉強できる時間を把握する
次は、受験日までにあと何時間勉強できるか調べてみましょう。
平日でも、部活動や塾で曜日によって勉強できる時間が異なる場合や、文化祭や体育祭の準備で帰りが遅くなりそうといったことも考慮します。
大学受験のための勉強は、1,500〜2,500時間は必要ともいわれます。
もちろん、勉強の量と質が重要ですが、この時間も参考にしてみるとよいでしょう。
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やらなければならないことを書き出す
次に大学受験までに何をやらなければならないか書き出します。
例としては、「英単語を3,000語覚える」「数学の問題集5冊を3回ずつ解く」などです。
勉強の流れは「基礎→標準→応用・過去問」です。
それぞれ何をどれだけやるべきか、細かく書き出しましょう。
おすすめなのは、自分の苦手な教科、分野の克服を中心に書き出すことです。
苦手の克服は、大学受験において、必ずやらなければならないことです。
どのように克服できるかを考えれば、やるべきことを細かく書く作業も難しくなくなるでしょう。
やるべきことを1日単位で配分する
書き出した内容を、必要な時間を考えながらスケジュールに落とし込んでいきましょう。
最初に「基礎学習は○月までに終わらせる」など、ざっくり決めたうえで、月・週・1日ごとのスケジュールを具体的にしていきます。
収まらない場合は、通学時間や寝る前の数分など、もう少しどこかで時間を作れないか検討してみましょう。
大学受験のスケジュールを計画どおりに進めるコツ
大学受験のように長期で勉強しなければならないものは、計画を立てることが困難です。
予定通りに進めようとしても、体調を崩したり、友達に遊びに誘われたりすることもあるでしょう。
やらなければならないことに、漏れが見つかるかもしれません。
そのような場合でも慌てずに進めるために、次の2つのことを意識してみましょう。
計画に余白を作る
1つ目は、計画に余白を作ること。
志望校合格のためには、やりたいことがたくさんあり、どうしても勉強を詰め込んでしまいがちです。
しかし、週に1日は休息日を設定してスケジュールを立てることで、もしもその週に予定どおりに勉強が進まなくても、その日に補填できます。
スケジュール通りに進めば、先取りで勉強してもよいですし、完全に休息日にして我慢していた好きなことをしてもかまいません。
オン・オフのメリハリをつけることが重要です。
こまめに修正する
2つ目は、スケジュールはこまめに修正してかまわない、ということを意識することです。
長期スパンで計画を立てているとイレギュラーなことが頻繁に起きるもの。
志望校の変更もあるかもしれません。
その場合でも、もうだめだと思わずに、週単位・月単位で見直してみましょう。
計画に余白を作っていれば、挽回できるはずです。
まとめ
大学受験の計画といっても、立て方が分からなければ、なかなか上手に計画することはできません。
計画を立てる前に、勉強習慣をつけ、志望校の出題傾向を調べることも必要です。
時間はかかりますが、志望校合格のために近道はないと考え、じっくり取り組んでみましょう。
計画を立てるうえで、「このままでは時間も足りないし、とても志望校合格は無理!」「一人でこんなに集中して勉強できない!」ということもあるでしょう。
そのようなときは、プロの力を借りることも重要です。
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