【大学受験対策】英語の基礎固めにおすすめの参考書・問題集4選
英語は、単語や文法など、基礎知識の積み上げがなければ成績を上げられません。
基礎固めのためには、英単語や文法を覚えること。
さらにそれを、アウトプットすることが重要です。
そこで今回は、大学受験対策用の英語の基礎固めができる参考書・問題集を厳選して4冊ご紹介します。
「英語が苦手で、勉強しても成績が上がらない」
「長文読解ができない」
このような人は、基礎固めができていないことが考えられます。
まずは、紹介する参考書で、基礎を強化しましょう。
このページの目次
大学受験英語の基礎固めは「英単語」と「文法」から!
英語の大学受験対策を始める際、まず行ってほしいのが「英単語」と「文法」の基礎固めです。
これらの知識がなければ、穴埋め問題や長文読解は解けません。
英単語と文法の基礎を身につけるためには、単語帳を使った地道な暗記と基礎演習を繰り返すことに尽きます。
何冊も問題集を購入し、買っただけで満足してしまう人もいますが、まずは1冊購入し、3回ほど繰り返し解いてみましょう。
その方が効率よく知識が定着します。
なお、英単語と文法の基礎を定着させるには、定期テスト対策に注力するのがおすすめです。
学校のカリキュラムに沿って、知識を着実に定着させていくことで、大学受験に対応できる学力を身につけられます。
詳しく知りたい方は以下の記事もご覧ください。
【大学受験対策用】英語の基礎固めにおすすめの参考書・問題集
とはいえ、英語の問題集や参考書は複数あり、どれを購入すればよいのか悩んでしまう人もいるでしょう。
ここでは、基礎固めにおすすめの文法が身につく参考書・問題集と単語帳をご紹介します。
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高校英文法をひとつひとつわかりやすく。(学研)
学研の『高校英文法をひとつひとつわかりやすく。』は、英文法の基礎固めにおすすめの参考書です。
イラストが多用されているため、英語が苦手な人でも取り組みやすい参考書となっています。
取り上げられている内容は、厳選した55のテーマのみ。
本当に必要なものだけが詰め込まれています。
ひとつのテーマが、解説から練習問題まで見開き2ページで完結しており、なかなか集中して勉強できない人でも取り組みやすいでしょう。
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総合英語Evergreen(いいずな書店)
英文法の「分かりやすさ」をとことん追求した参考書が、いいずな書店の『総合英語Evergreen』です。
文法を暗記させるのではなく、なぜそうなるのか仕組みから説明しているため、理論的に理解できます。
また、いいずな書店のホームページで、章ごとの動画解説と音声を確認できます。
参考書と合わせて活用することで理解度が上がり「聞く」練習もできるでしょう。
さらに多くの問題演習をこなしたい人には、『総合英語Evergreen 完全準拠文法問題集 文法の基礎力を身につけるトレーニング』も販売されています。
基礎英文法問題精講(旺文社)
文法の基礎固め用問題集として最後に紹介するのは、旺文社の『基礎英文法問題精講』です。
基礎問題精講シリーズの中の1冊で、英文法の標準的な問題から難易度の上がる英作文問題・長文融合問題まで、幅広く720問が収録されています。
基礎がしっかり身についたかどうかチェックするのにちょうどよい問題集といえるでしょう。
見開きの左側に問題、右側に答えが掲載され、すぐに答えを確認できるようになっています。
また、別冊の精講編で各チャプターに出てくる文法の要点確認もできます。
同じシリーズの「基礎英文問題精講」とは、内容がまったく異なるため間違えないよう注意しましょう。
ターゲット1900(旺文社)
英単語の暗記におすすめなのは、旺文社の『ターゲット1900』です。
大学受験に出る順に英単語を収録。
難関私立大レベルの英単語までカバーできます。
大学受験において覚えるべき英単語は5,000語以上ともいわれます。
そんなに無理!と思うかもしれませんが、学習指導要領の改訂により、小・中・高校で学ぶ単語の総数は4,000~5,000語と、これまでの英単語数3,000語から大幅に増加しました。(※)
とはいえ、それらすべてを覚えているわけではないでしょう。
その分、本当に必要な単語の補填ができるのが「ターゲット1900」です。
(※参考:幼稚園、小学校、中学校、高等学校及び特別支援学校の学習指導要領等の改善及び必要な方策等について(答申)(中教審第197号)【概要】p25)
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大学受験英語の基礎固めで参考書・問題集を解くポイント
紹介した基礎固めの参考書や問題集は、どれも良問ばかりで、非常に勉強になります。
繰り返し解き直しをすれば、基礎定着ができるはずです。
また、問題を解く際に次の2点にも注意して、基礎固めを行いましょう。
高2の夏までに終わらせる
大学受験のための英語で基礎固めがいくら大事だからとはいえ、いつまでも基礎問題ばかり解いているわけにはいきません。
基礎固めが終わったら、標準問題・応用問題・過去問と、まだまだやらなければならないことは山積みです。
そのため、遅くとも高2の夏ごろまでには基礎固めを終わらせたいもの。
もちろん、早くから受験勉強に着手した人であれば、高2の終わりごろまでに基礎固めを終わらせても問題ありません。
アウトプットに比重をおく
英語の基礎固めは、英単語と文法の暗記がメインとなります。
しかし、参考書や英単語帳を眺めるインプットよりも、問題を解くアウトプットの方を重視しましょう。
効率的に記憶するためには、インプットとアウトプットの割合は3:7といわれています。
文法なら、参考書に目を通すだけでなく、章末問題や別冊の問題集でアウトプットを積極的に行いましょう。
また、先ほど紹介した英単語帳「ターゲット1900」には、実践問題集が発売されています。
英単語も覚えるだけでなく、このような問題集を解いてアウトプットをするのもよいでしょう。
まとめ
大学受験の英語学習において、基礎固めは避けて通れません。
行うべきは、英単語と文法の暗記。
これらが身についていなければ、長文読解や英作文はこなせません。
遠回りのように感じるかもしれませんが、基礎固めをしっかり行うことがもっとも効率的な勉強法です。
ぜひ、自分に合った参考書を見つけて、知識を定着させましょう。
紹介した参考書以外にも、良書といわれるものはいくつかあります。
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