1点でも点数を上げたい!定期テスト前日と当日の効果的な過ごし方
定期テスト前日・当日の勉強は、テストの得点を左右する重要なポイントです。
それまでのテスト対策と同じように対策するのではなく、1点でも得点を上げるための勉強をしましょう。
この記事では、定期テスト前日と当日のおすすめの過ごし方、ほとんど勉強できなかった人がやるべきことについてご紹介します。
「子どもが、定期テスト当日の休み時間の過ごし方で悩んでいる」
「定期テスト直前の睡眠や食事はどうすればよい?」
といった悩みのある方は、ぜひ参考にしてください。
このページの目次
テストの点を上げる!定期テスト前日・当日の過ごし方
定期テストの前日や当日は、テストのことが気になってそわそわしてしまうかもしれません。
しかし、そのような時間ももったいないですよね。
前日や当日だからこそできる、得点を上げるための対策をしましょう。
前日は夜更かししない
前日に夜更かしをすると翌日に響くため、無理はせず早めに就寝しましょう。
テスト前日は、不安からあれこれ手を出したくなりますが、暗記の確認や苦手な問題の解き直しなど復習をメインに取り組みます。
とくに単語や用語の暗記は、寝る直前がおすすめです。
寝る前に覚えることで、睡眠中に脳に定着しやすくなります。
当日の朝は30分早く起きる
前日早く就寝する代わりに、朝は30分ほど早く起きてスッキリした頭で、最後の確認をしましょう。
前日に確認した暗記系の内容を一晩おいて再確認することで、より長期記憶に定着しやすくなります。
それなら30分といわずもっと早起きしようと考えるかもしれませんが、気合を入れてあまり早く起きてしまうとテスト中に眠くなってしまうかもしれません。
前日に相当早く寝たのであれば別ですが、普段通りに寝た場合は30分~1時間早く起きる程度に留めましょう。
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始業前や昼休みは問題を解き直す
定期テスト当日、始業前や昼休みなど少しまとまった時間がある場合は、間違えた問題や苦手な問題に取り組みましょう。
朝30分早く起きて、早めに学校へ行って勉強するのもおすすめです。
少し早く家を出ることで、公共交通機関の混雑に巻き込まれず、移動中にもゆったりと暗記の時間を確保できることもあるかもしれません。
休み時間は一問一答を繰り返す
休み時間は、時間が許す限り一問一答をしましょう。
友達と一緒に取り組んでもよいですね。
一問一答の問題集を購入してもよいですし、教科書やノートから自分で作った問題を友達に出題するのもおすすめです。
誰かに問題を出してもらうことで、思わぬ知識の漏れが見つかる可能性もあります。
定期テスト前日と当日の注意点
定期テスト前日と当日は「やった方がよいこと」と「やらない方がよいこと」があります。
定期テストで最大の力を発揮するために、次のポイントに注意しましょう。
朝食はいつもどおりに食べる
朝食は、普段のものを食べましょう。
普段軽めの朝食をとっているにもかかわらず、当日の朝だけしっかりした食事をとっては、胃や腸が驚いて腹痛を起こす可能性もあります。
もし、定期テスト当日にしっかりした食事をとりたい場合は、少し前から少しずつ食生活を変えていった方が、身体には負担が少ないでしょう。
また、朝食を食べることでトイレが近くなってしまう場合は最低限に留めるなど、自分の身体に合った対応を取ると良いです。
これは、定期テストに限らず高校受験や大学受験も同様です。
新しい問題には手をつけない
前日や当日の勉強は「復習」をメインにしましょう。
突然難易度の高い問題や、解いたことのない問題を解いても、間違えてしまえば自分自身の不安をあおるだけです。
暗記内容の確認やなかなか解けなかった問題、解くのに時間がかかる問題などの解き直しをし、知識が定着しているか確認をしましょう。
いつ何に取り組むか決めておく
定期テスト対策はスケジュールを立てることで、スムーズに勉強が進みます。
定期テスト前日と当日も同様で、どのタイミングで何の勉強をするか決めておくとよいでしょう。
学校の休み時間のように、短時間しか余裕がない場合は、何を勉強しようか考えるだけで時間がなくなってしまいます。
あらかじめ決めておけば、すぐに取り掛かれるでしょう。
定期テスト直前まで勉強しなかった場合の前日・当日の過ごし方
ここまでご紹介したのは、ある程度定期テストの勉強を進めていた人向けの過ごし方です。
しかし中には、部活動が忙しかったり、なかなかやる気が出なかったりといった理由で、直前まで勉強できていない人もいるでしょう。
そのような場合は、試験範囲を100%網羅する勉強は難しいため、60~70%の理解を目指します。
勉強に不必要な気が散りやすいスマホやゲームは別の部屋に置くなどして視界に入らないようにし、集中して取り組みましょう。
一夜漬けは避ける
どんなに勉強していなくても、一夜漬けは避けましょう。
一夜漬けで頭に叩き込んでも睡魔でスムーズにインプットできません。
さらに、睡眠をとらないことで記憶として定着しにくく、定期テストで思い出せないといったことにもなりかねません。
一夜漬けを考えるのであれば、前日は早く寝て当日早く起きて勉強した方が、スッキリした頭で勉強できます。
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教科書に目を通す
まずはひととおり教科書に目を通しましょう。
基本的に定期テストは教科書レベルの問題が出題されるため、教科書の内容が理解できていればある程度の得点は取れます。
ただし1・2度読んだだけで内容が完全に頭に入るわけではありません。
テスト範囲の流れや太字になっている重要な箇所を少しでも多く理解できるようにしましょう。
ポイントを絞って勉強する
定期テスト直前から勉強する場合、応用問題や難易度の高い問題は時間がかかりすぎてしまいます。
用語や単語、公式の暗記で解ける基礎的な問題に重点を置き、確実に得点できるようにしましょう。
勉強は、教科書に目を通したり暗記をしたりする「インプット」が3割、問題に取り組む「アウトプット」を7割になるように時間配分しましょう。
まとめ
定期テスト前日や当日は、勉強の取り組み方ひとつでどれだけ得点をアップできるかが変わります。
基本は「復習」です。
新しいことに取り組むのではなく、これまで勉強してきた内容を再度確認し知識の定着を図りましょう。
また夜更かしはせず、少し早く起きるのもおすすめです。
ぎりぎりまで可能な限りの努力をして、高得点を目指しましょう。
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