MARCH(マーチ)合格に必要な勉強時間は合計3,000時間!

青山学院大学の校舎

MARCH(マーチ)を目指している高校生の中には、どのくらい勉強すればいいか知りたいという方もいるのではないでしょうか。

結論、MARCH(マーチ)に受かるためには、3年間で合計3,000時間程度の勉強時間が必要です。
現時点の学力や塾に通っているかどうかなどの学習環境に大きく左右されるので、あくまで目安として知っておくとよいでしょう。

本記事では、MARCH(マーチ)に合格するために必要な勉強時間を平日・休日、学年別に分けて解説します。
1日のスケジュール例も紹介するので、ぜひお役立てください。

そもそもMARCH(マーチ)とは

MARCH(マーチ)とは、首都圏にキャンパスがある以下の私立大学5校のことを指します。

M:明治大学
A:青山学院大学
R:立教大学
C:中央大学
H:法政大学

早稲田、慶応、上智に次ぐ難関大学で、知名度や人気が高いのが特徴です。
難易度は、関西の関関同立と同程度です。
学習院大学を加えて、GMARCH(ジーマーチ)と呼ばれることもあります。

MARCH(マーチ)の偏差値一覧

MARCH(マーチ)の偏差値一覧は以下の通りです。

大学 偏差値
明治大学 62~68
青山学院大学 62~67
立教大学 65~66
中央大学 60~67
法政大学 60~66

参照:Toshin.Com「大学案内」

なお、偏差値60は「上位15.87%」、偏差値65は「上位6.68%」に該当します。
MARCH(マーチ)に合格するためには、一般的な受験生よりも多くの勉強時間が必要なのです。

MARCH(マーチ)合格に必要な1日の勉強時間

大学受験に向けて勉強している生徒

MARCH(マーチ)を目指している高校生に必要な1日の勉強時間を学年別に解説します。
下記はあくまで平均時間です。全く勉強しない日があることを考慮すると、1日で10時間以上勉強する日も必要になってくるでしょう。

高校1年生 高校2年生 高校3年生
平日(月~金) 2時間 3時間 4時間
休日 3時間 4時間 5時間
年間の合計時間 850時間 1,215時間 1,320時間

※高校1~2年生:平日245日、休日120日で算出
※高校3年生:平日205日、休日100日で算出

上記の通り勉強した場合、高校3年間の勉強時間は合計3,385時間です。
平日は「学年+1時間」、休日は「学年+2時間」の勉強時間を確保すれば達成できます。

MARCH(マーチ)を目指す高校3年生の1日のスケジュール例

MARCH(マーチ)を目指す高校3年生の1日のスケジュール例を、平日と休日に分けて紹介します。
勉強に集中できる時間帯や休憩時間の取り方は人それぞれなので、参考にしつつ、自分に合ったスケジュールを組み立てるとよいでしょう。

平日のスケジュール

平日のスケジュール
1日の流れは以下の通りです。

6:00:起床
6:00~6:30:朝食
6:30~7:30:勉強(1時間)
7:30~8:15:登校
8:15~16:00:学校
16:00~16:45:下校
16:45~18:00:休憩
18:00~19:00:勉強(1時間)
19:00~20:00:夕食
20:00~21:00:勉強(1時間)
21:00~21:45:お風呂
21:45~22:30:休憩
22:00~23:30:勉強(1時間)
23:30~24:00:寝る準備

休日のスケジュール

休日のスケジュール
1日のスケジュールは以下の通りです。

7:00:起床
7:00~8:00:朝食
8:00~9:00:勉強(1時間)
9:00~11:00:休憩
11:00~12:00:勉強(1時間)
12:00~13:00:昼食
13:00~14:00:休憩
14:00~15:00:勉強(1時間)
15:00~16:00:休憩
16:00~17:00:勉強(1時間)
17:00~18:00:休憩
18:00~19:00:夕食
19:00~19:30:休憩
19:30~20:30:勉強(1時間)
20:30~21:00:休憩
21:00~22:00:勉強(1時間)
22:00~22:30:寝る準備

MARCH(マーチ)合格に向けた勉強時間の配分

理想的な勉強時間の配分は、科目ごとの偏差値や理解度によって異なります。
ここでは、時間配分の目安を紹介します。

文系の場合

試験科目が英語、国語、地歴公民の場合、英語:国語:地歴公民=5:2:3がおすすめです。
重要度が高い科目は英語です。入試での配点が高い傾向にあることに加えて、積み上げ科目なので偏差値アップに時間がかかるからです。
単語や文法の暗記、初見の長文を読んで解く習慣をつけるとよいでしょう。

なお、参考として明治大学法学部の試験科目と配点を紹介します。

明治大学法学部(一般選抜)

試験科目 配点
英語 150点
国語 100点
地歴または公民 100点

理系の場合

試験科目が数学、英語、理科の場合、数学:英語:理科=4:4:2がおすすめです。
数学の配点が英語や理科よりも高い学科もあるので、志望する学科の配点に応じて「5:3:2」にするなど、勉強時間の配分を調整するとよいでしょう。

参考として、立教大学理学部数学科の試験科目と配点を紹介します。

立教大学理学部数学科(一般選抜)

試験科目 配点
数学 200点
英語 100点
理科 100点

MARCH(マーチ)合格に向けて勉強時間を確保する方法

時計とノート

MARCH(マーチ)合格に向けて、勉強時間を確保する方法を3つ紹介します。

    • 無駄な時間を削減する
    • 1日のスケジュールを決める
    • 勉強する場所を変える

無駄な時間を削減する

まずは日々の生活を振り返り、無駄な時間を削減することから始めましょう。
試しに、昨日1日をどのように過ごしたか、書き出してみてください。

長時間に及ぶSNSの利用やテレビの視聴などで無駄な時間を過ごしている場合は、勉強時間に充てることが可能です。

1日のスケジュールを決める

平日と休日に分けて、1日のスケジュールを決めるとよいでしょう。
スケジュールを決めることで「いつ勉強すればよいのか」が明確になります。

なお、スケジュールを決めたものの、なかなか実行できないという高校生もいるでしょう。
そんな方はぜひ、保護者や友人、先生などの第三者に公言してみてください。
自分以外の誰かと共有することで、責任感が生まれて頑張れます。

勉強する場所を変える

質の高い勉強時間を確保するには、場所を変えるのも効果的です。
同じ場所で長時間勉強していると、集中力が途切れてしまうからです。

自分の部屋からリビングに移動したり、放課後の学校で勉強してみたりして、自分に合った場所を探すとよいでしょう。

まとめ|MARCH(マーチ)の勉強時間について解説しました

MARCH(マーチ)合格に必要な勉強時間の目安は合計3,000時間です。学年別に配分すると、以下の通りです。

高校1年生:平日2時間、休日3時間
高校2年生:平日3時間、休日4時間
高校3年生:平日4時間、休日5時間

勉強時間を確保できない日もあるため、できるときに集中して時間を確保することが重要です。

なお「中高一貫専門塾WAYS」では、大学受験対策を設けて、MARCH(マーチ)合格を目指す高校生をサポートしています。

「効率の良い勉強方法がわからない」「独学では間に合わないので困っている」

そのような悩みを抱えている方はお気軽にお問い合わせください。

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中高一貫校専門 個別指導塾WAYS 編集部
中高一貫校生の定期テスト対策から大学受験・内部進学までをトータルサポートする個別指導塾。
中高一貫校用教材に対応することで各中高一貫校の定期テストの点数に直結した指導を行います。
低料金で長時間指導が受けられるため、家で勉強できない中高一貫校生でも塾の指導時間内で成績を上げることが可能です。
英語、数学をメインに指導を行っています。

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