私立中退学のピンチ!?5つの理由と挽回のポイントを解説

私立中退学のピンチ!?5つの理由と挽回のポイントを解説
「私立中の授業についていけず、退学をせざるを得ない」
「私立中の校風がどうしても合わないから退学したい」

高偏差値の私立中は要求されるレベルが高いため、たとえ優秀な生徒さんであっても通い続けることが難しい場合があります。

しかし、私立中退学をした場合には、その後の高校・大学の進学や学力に関して大きな不安を感じられるのではないでしょうか?

本記事では、私立中学校を退学する主な原因を解説します。
学力対策の方法についてもご紹介していますので、私立中学校の退学を迫られたり迷ったりしている方は、ぜひ本記事を参考にしてください。

一割が退学?私立中を退学する主な原因とは?

私立中学校に入学したものの「中学校生活が始めに描いていたイメージと違った」ということは、珍しくありません。
このままでは退学をしなくてはならないのでは……」と悩まれることもあるでしょう。
実は、私立中学生の一割前後の生徒が退学するといわれています。
私立中学校を退学することは、決して恥ずかしいことではありません。

親子で話し合って、状況に合った判断をすることが大切です。
本項目では、私立中学校を退学する5つの主な理由をご紹介します。

授業のスピードや高いレベルについていけない

授業のスピードや高いレベルについていけないと感じる生徒も、少なくありません。
とくに中高一貫校は、独自のカリキュラムで大学受験に向けて準備をするためさらに勉強がハードです。
同級生も優秀で、トップクラスの成績を残すことは簡単ではありません。

成績の伸び悩みや低下が気になっている場合は、勉強のやり方を見直すことで挽回できる可能性もあります。
勉強の見直し方法については、下記の記事を参考にしてください。

校風が合わない

校風が合わないことは、退学を考える原因になります。
周りの生徒が真面目すぎて、話が合わない」「教師が厳しい」と感じる生徒も少なくありません。

親の強い希望で受験したものの、中学生になり自我が芽生えると「自分の好きな学校ではない」ことに気付く生徒もいます。

出席日数が足りない

私立中学校の退学を考える理由の1つは、出席日数が足りないことです。
公立中学校とは違い、私立中学校は進級・内部進学のために出席日数を満たしている必要があるからです。

例えば、留学・不登校・病気などの理由で出席日数が満たないことがあります。
とくに、理由や届けがなく出席日数が条件に達していない場合は、退学の理由になることも少なくありません。

トラブルを起こした

稀に学校でトラブルを起こし、退学処分を受けることもあります。
例えば校則で禁止されていることを繰り返したり、万引き・飲酒・暴力事件などの社会問題を起こしてしまったりしたときに当てはまります。

一度校則違反をした程度では、退学処分になるとは考えにくいです。
しかし、繰り返し問題を起こしていると、学校を辞めざるを得なくなるでしょう。

家庭の事情が変わった

家庭の事情が変わったことが理由で、退学をせざるを得ないケースもあります。
例えば、親の経済的な事情や、引っ越しなどが考えられます。

いくら本人が中学校生活を気に入っていたとしても、やむを得ない場合もあるでしょう。
本人には責任のないことですが、致し方ありません。

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私立中退学の2つのパターン

「私立中学を退学するときには、どのような手順をとるのだろう?」「私立中学校を退学すると、本人の履歴書に傷がつくのでは?」と考えられることはありませんか?

本項目では、私立中学校を退学するときの2つのパターンと違い、その後の影響について具体的にご紹介します。

退学処分

退学処分とは、強制的に学校を退学させられることです。
多くの場合、よほどの理由がない限り、退学処分にはなりません。

社会的な問題を起こしたり、校則違反を繰り返したりしていると、退学処分になることもあります。
退学処分になると、その後の進路や履歴書に影響が出ます。

自主退学

「学校が合わない」「病気」「家庭の事情」など、生徒側の理由で自主退学を選ぶこともあります。

また、問題を起こした生徒や、進級できない生徒が、先に自主退学勧告を受けるケースもあります。
自主退学勧告とは、生徒側から退学届を出すことをうながす勧告です。

自主退学では、その後の進路や履歴書にダメージがありません。

しかし、自主退学処分を受けたときに退学しないと、退学処分を受けることもあります。
退学処分になる前に自主退学勧告を与えることは、生徒の将来を考えた学校側の配慮だといえるでしょう。

私立中を退学した後の主な選択肢

私立中学校を退学後にどうなるのだろう」と、不安になることもあるでしょう。
私立中学校を退学後に、自分に向いている進路を見つけた生徒も大勢います。
本項目では、私立中学校を退学後の主な選択肢について、具体的に解説します。

別の私立校

「通っている私立中学校の校風が合わない」「引っ越し」などの理由で退学する場合は、別の私立中学を受験し直す生徒もいます。
私立中学校によって、カリキュラムは大きく異なるため、個性に合った学校を選ぶことで成績が向上する可能性もあります。
学校の環境が個性に合っていると、有意義な学校生活を送れるでしょう。

公立の中学校

私立中学校を辞めて、公立中学校へ通う生徒も少なくありません。
公立中学校は、私立中学校に比べ授業のスピードやレベルが落ちる傾向にありますが、自信を取り戻し、やる気を回復させる可能性があります。

出席日数に関係なく卒業できることや、赤点がないことも公立中学校に通うメリットです。
よい成績を残して進級しなければならないというプレッシャーから解放されて、のびのびとした学校生活が送れるでしょう。

まとめ

私立中学校に通うことだけが、幸せな人生を送るための手段ではありません。
通い続けることがどうしても難しい場合は、家族でよく話し合い、ほかの選択肢を考えることも可能です。

生徒本人や家族が納得できる方向性を探しましょう。
また、自主退学に至る前や退学後に、学習のやり方を見直すことで状況が変わる場合もあります。
学習のやり方を見直したい場合は、「中高一貫校専門 個別指導塾WAYS」をご検討ください。

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