私立中学生が冬期講習に行くべき3つのパターン|中高一貫校専門塾の冬期講習を解説

本棚

私立中学生(中高一貫校生)が、冬期講習に行くべきなのは、次の3つのパターンです。

  1. 中学受験後に、勉強に身が入らず、定期テストの点が低迷している(中だるみ、燃え尽き症候群など)
  2. 中学2年生で、英数を中心に中学3年分の学習が終わるが、きちんと理解できているか不安がある
  3. 中学3年生で、高校の内容に入り、授業についていけなくなってしまった

中高一貫校専門 個別指導塾WAYS」の完全オーダーメイド冬期講習を紹介します。

パターン1:定期テストの点が低迷している

対象:全学年

成績が低迷しているなら、学年に関係なく、迷わず冬期講習を活用しましょう。

なぜなら、先取りカリキュラムで授業がどんどん進んでしまう、進学系の中高一貫校では、授業が行われている間は、ゆっくり復習をしている時間がありません。

冬休みを始めとする長期休みは、リカバリーができる貴重な機会です。

中高一貫校生の中学1年生・2年生は、高校受験がなく、次の目標である大学受験もまだ遠いため、中だるみになるケースが珍しくありません。

中だるみは、中1夏休み〜中3終わりまで続くケースが多いとされています。

詳細はこちら

あるいは、中学受験時に、遊びたい気持ちを抑えて受験勉強に取り組んだ反動で、合格と共に燃え尽きてしまう「燃え尽き症候群」になる場合もあります。

中高一貫校に入って勉強についていけず、学年下位から上がってこれなくなってしまった生徒を「深海魚」と呼びます。

詳細はこちら

「家庭学習の必要性が頭にない」あるいは「家庭学習が苦手でできない」ケースも含め、学校外での勉強(=家庭学習)を行っておらず、定期テストの成績が低迷している私立中学生(中高一貫校生)は、手遅れになる前に、勉強の遅れを取り戻す必要があります。

思春期で親子関係も難しくなりますから、家庭でのサポートがうまくいかなければ、学習塾の活用が王道です。冬期講習にぜひ行きましょう。

パターン2:基礎固めに不安がある

対象:中学2年生が中心

先取りカリキュラムを採用する、進学系の中高一貫校では、英語と数学を中心に、中学2年生までに、中学3年分の学習を終える学校が多くなります。

そして、中学3年生からは、高校の内容の学習に入ります。

先取りカリキュラムの詳細

つまり、中学2年生までの学習内容を、しっかり理解できているかどうかは、基礎固めの観点から非常に重要になります。

定期テストで好成績をとれているのであれば、問題はありません。

しかし、平均点前後や、それ以下にとどまっているのなら、黄色信号です。

ここで基礎固めをしっかり行うかどうかが、本格的に大学入試につながる、高校の内容の学習に入るにあたり、重要な分岐点となり得ます。

特に、英語と数学は、代表的な積み上げ教科です。中学の内容の理解が甘ければ、高校の内容がわからなくなる可能性があります。

定期テストで満足の行く点数が取れていないのであれば、冬期講習でしっかりと基礎固めをしておきましょう。

パターン3:勉強が難しくなり、授業についていけなくなってしまった

対象:中学3年生が中心

公立中学から公立高校へ進学する場合、中学3年生は高校入試となりますが、中高一貫校生は高校受験がありません。

そのかわり、一足早く、中学3年生で、高校の内容の勉強を始めています。

中学英語と高校英語の違い

中学数学と高校数学の違い

先取りカリキュラムの中高一貫校では、単に授業進度が早いだけでなく、内容も中学時から大学入試を意識しているケースが多くなっています。

高校の内容に入って急激に難易度が高まるのではなく、中学に入った当初から内容の濃い授業に取り組んできており、しっかり学習ができていないと、あるタイミングで耐えきれずに決壊してしまうイメージです。

中学3年生で勉強についていけなくなったとすれば、現在の授業内容を理解する前提知識となる、中学1年・2年の学習内容の理解が甘い影響だと考えるべきです。

プロのアドバイスを受けて、苦手な単元の復習に取り組むために、冬期講習は非常によい機会と言えます。

冬期講習の選び方:成績アップに必要なのはインプット(講義)ではなくアウトプット(復習/演習)

冬期講習というと、特定のカリキュラムの講義を受けるイメージがあるかもしれませんが、成績低迷者の場合は、講義を聴いてインプットをしても、絶対に成績アップにはつながりません

講師のわかりやすい解説があれば、その場ではわかったつもりになれますが、テストになれば「なぜか解けない」という事態になります。

「わかる」と「できる(テストで点が取れる)」の間には、大きな差があるためです。

この差を埋めるためには、習った知識で、実際に問題を解く「演習」を重ねる必要があります。

何度も問題を解いて、知識を定着させ、実力に変えます。また解けなかった問題を解けるように、対策を進めていきます。

成績アップに必要なのは、アウトプット(復習/演習)なのです。

特に、中高一貫校生であれば、インプットは学校の授業で十分なケースが多くなりますので、アウトプット(復習/演習)中心に取り組める冬期講習を探しましょう

一般的に、アウトプット(復習/演習)に強みがあるのは、個別指導塾です。

個別指導塾と集団指導塾の特長と選び方

《中高一貫校現役教師の経験談・実例紹介》

私が担任をしていた中学3年生の男子生徒の例です。

彼はもともと学年の真ん中くらいの成績をキープしていましたが、授業が高校内容に入ったあたりから、成績が下降し始めました。

やがて中学3年生の秋には、英数を中心に厳しい状態となります。

そこで彼は、集団指導塾の冬期講習で再起を図ることにしました。

年末年始を使って多くの講座を受講。かなりの時間を勉強に費やします。

ところが彼曰く、「頑張ったけど、できるようになった感じがしない」とのこと。

話を聞くに、集団授業でテクニック的なことを詰め込んだはいいものの、アウトプットが不十分なため、自分で使いこなせないという状態でした。そして時間が経つほど、インプットしたはずのテクニックも忘れていきます。

学習内容を定着させて成績アップを狙うのなら、インプットとアウトプットのバランスを考えることが大切です。アウトプット多めの取り組みを検討するようにしましょう。

青木ユウ(教師歴約10年)

中高一貫校専門塾の冬期講習は、中高一貫校の事情に完全対応した個別オーダメイド

私たち「中高一貫校専門 個別指導塾WAYS」は、家庭学習が苦手であるために、成績が低迷してしまっている、中高一貫校生のための個別指導塾です。

92.9%の中高一貫校生が、成績アップを実現しています。

進学系の中高一貫校では、学校外での生徒の自主的な勉強が大前提となっており、家庭学習をしなければ、定期テストで好成績を収めることは不可能な仕組みになっています。

先取りカリキュラムで、授業がどんどん進むため、授業内で十分な量の演習(習った知識で、実際に問題を解くこと)を重ねることができないからです。

WAYSでは500校以上の中高一貫校の生徒の指導実績があり、学校情報をシステムで一元管理しています。

お子さんが通う中高一貫校のカリキュラム、使用教材に合わせて、定期テストで点が取れるようになる指導計画をご提案します。

WAYSの冬季講習で成績アップした事例を紹介

光塩女子学院中等科2年生|数量 30点 → 77点|図形 30点 → 54点

冬期講習をきっかけに、問題の選定と反復演習で成績を伸ばした事例です。

入塾前は、学校教材『ニューマイスター』を効率よくこなすことができず、進度に遅れが生じていました。問題集を一通り解くこともできず、数量・図形ともに30点と苦戦していました。

WAYSでは、

  • 問題の中から重要度の高いものを選定して優先的に演習
  • 指導の最後に確認テストを実施し、定着度をチェック
  • 教材全体を2周以上繰り返すことで、基礎力を強化

この取り組みにより、学年末テストでは数量が67点・図形が40点に上昇。

さらに中学2年の1学期中間テストでは数量77点・図形54点と、2回続けての大幅な得点アップを達成しました。

立教女学院中学校1年生|英語 47点 → 74点

冬期講習で『NEW TREASURE』の活用方法を見直し、成績アップにつなげた事例です。

入塾前は『NEW TREASURE』の問題集をすべてこなせておらず、文法理解や英訳の完成度が低く、テストでは47点にとどまっていました。

WAYSでは、

  • 教科書本文やREADを中心にした文法解説と演習
  • 文法問題集を活用し、間違えた問題にチェックを入れて再演習
  • KEY-POINT(文法例文)の暗記と反復で基礎を定着

その結果、後期の期末テストでは74点まで点数が向上し、平均点を超えることができました。

演習の繰り返しにより、解答スピードにも改善が見られました。

攻玉社中学校3年生|英語 37点 → 70点|図形 20点 → 70点

冬期講習を通して学習習慣を定着させ、苦手科目の克服に成功した事例です。

入塾前は家庭での学習習慣がなく、定期テスト前でも勉強に取り組めない状況でした。英語は37点、図形に至っては20点と、いずれもかなり厳しい結果となっていました。

WAYSでは、

  • 冬期講習期間中に、1日4時間・週4日の集中指導を実施
  • 学年をさかのぼって中学1年の内容から復習を徹底
  • 通常指導でも週3日・計6時間以上の学習時間を確保し、勉強習慣を定着

こうした取り組みにより、学年末テストでは英語70点・図形70点と、どちらも50点前後の得点アップを達成しました。

現在では長時間の学習にも前向きに取り組むようになり、さらなる成績向上が期待されています。

WAYSは完全オーダーメイドの個別指導塾ですので、冬期講習も、お子さん一人ひとりの課題や、目標に合わせてカスタマイズ可能です。

まずは、学習のお困りごとや、苦手な教科について、お気軽にご相談ください。学習相談は、Webで今すぐ予約でき、完全無料です。

※予約枠には限りがあります。お早めのご予約をおすすめいたします

投稿者プロフィール

アバター画像
中高一貫校専門 個別指導塾WAYS 編集部
中高一貫校生の定期テスト対策から大学受験・内部進学までをトータルサポートする個別指導塾。
中高一貫校用教材に対応することで各中高一貫校の定期テストの点数に直結した指導を行います。
低料金で長時間指導が受けられるため、家で勉強できない中高一貫校生でも塾の指導時間内で成績を上げることが可能です。
英語、数学をメインに指導を行っています。

関連記事

中高一貫校生のための
スペシャルな情報をお届け!

中高一貫校生の知りたいを毎週お届けします!

中高一貫校生の「定期テスト対策」や「内部進学対策」、「大学受験対策」まで幅広く網羅した”スペシャル”な情報を毎週お届けします!
他にも、ブログではお伝えしきれないコアな内容もご紹介いたします!

LINE友だち追加する
中高一貫校生必見!最短で成績下位層から抜け出す方法

450校以上の中高一貫校生を指導してきたWAYSのノウハウをご紹介!定期テストの対策はもちろん、内部進学から大学受験まで、他では手に入らないここだけのお得な情報を詰め込んだ資料をお届けいたします。

資料をダウンロードする
まずは無料の学習相談へお気軽にご参加ください

無料学習相談では、中高一貫教育のプロがそれぞれの生徒さんの要望に寄り添って学習プランをご提案いたします。
他塾では思うように成績が伸びなかった生徒も、WAYSでは最適な解決策を見つけられる可能性がございます!

学習相談に参加する

サービス紹介

キーワード検索

気になる情報をすぐに検索できます
例)
「成績アップ (学校名)」
「英語 勉強法」など