中高一貫校生は大学受験用塾に行くべき?タイプ別タイミングを紹介
「中高一貫校だから、塾なしでも大学には合格できるはず」
「中高一貫校は大学受験に有利だから入学した」
このような考えの方も多いのではないでしょうか?
もちろん一部の生徒は、塾なしでも問題なく大学に合格しています。
しかし、中高一貫校生の3~4割は浪人しているという話もあります。
中高一貫校に入ったからといって、必ずしも安泰ではないのです。
ではどのタイミングで塾に入ればよいでしょうか?
そこで今回は、入塾するべきタイミングをタイプ別にご紹介します。
「まだ高校生活を満喫したい!でも大学受験も心配!」
という方は、ぜひ参考にしてください。
このページの目次
中高一貫校生は塾なしでも大学受験できる!?
中高一貫校の授業はレベルが高いことで知られています。
しかも中高6年間の勉強を、高校2年生の終わりまでに完了させ、残りの1年間で大学受験対策を行うため、一般の高校に比べ受験勉強の時間を長くとることができます。
これが、中高一貫校は大学受験に有利だといわれる理由です。
しかしレベルが高いからといって、すべての生徒が塾なしでも大学受験できるかというと、そうではありません。
中学受験に合格した時点で、どの生徒もほぼ同じレベルですが、入学後の過ごし方で学力に大きな差が生まれます。
自宅でしっかり学習ができ、ハイレベルな授業に問題なくついていけるのであれば塾なしでも大学受験ができるかもしれません。
しかしそうでない場合は、どこかのタイミングで塾へ行き、大学受験対策をする必要があるでしょう。
【タイプ別】大学受験用学習塾に行くタイプの中高一貫校生
どのタイミングで塾へ行くべきか、現状の成績や自宅での学習状況によって変わります。
そこでここからは、塾へ行った方がよいタイプと行くタイミングをご紹介します。
どのタイプに当たるのか想像しながらチェックしてみてください。
学校の授業についていけない人
学校の授業についていけていないのは、圧倒的に学習時間が少ないことが原因です。
家でも頑張って勉強しているという方も、中にはいらっしゃるでしょう。
その場合は、学習方法が間違っている可能性があります。
大学受験を視野に入れている場合、学校で高校の学習が始まる中学3年生での入塾がおすすめです。
もしすでに高校に進級している場合は、なるべく早めに入塾先を探し始めるとよいでしょう。
学習時間を増やし、正しい学習方法を学べる塾がおすすめです。
授業も独学で理解できている人
学校の授業もとくに問題なくついていけており、自主学習も自身で管理できている場合は、高校3年生からの入塾でもよいでしょう。
入塾の目的は、受験勉強のラストスパートとして、目標とする大学に特化した勉強をするため。
プロの講師から適した学習計画を立ててもらえる塾を探しましょう。
難関大学を志望している人
難関大学や医学部などの受験を考えている場合、入塾のタイミングは早ければ早いほどよいでしょう。
志望校を決めたタイミングで入塾を検討しても問題ありません。
志望校が明確になることで、学習に対するモチベーションを保ちやすくなります。
また大学のレベルと自分自身の現状を比較することで、大学受験までのロードマップをじっくりとたてられるメリットもあります。
附属大学進学や指定校推薦を目指している人
附属大学や指定校推薦は、高校の成績が重要になります。
そのため高校1年生の段階で入塾し、定期テスト対策を進めていきましょう。
指定校推薦を狙うためには、学校の勉強だけでなく小論文対策や英検のような外部の資格試験を取得するなど、ほかにもやるべきことが多くあります。
早い段階で学習習慣や適切な学習法を身につけ、バランスよく学べるようにしなければなりません。
集中して学習できる環境を希望している人
「自宅ではなかなか集中して勉強できない」「学校や図書館では人の目が気になる」という方も、入塾を考えてみましょう。
多くの学習塾には、自習室があります。
集中して学習するために設置された自習室での学習で、効果の高い学習が期待できます。
「集中して勉強できる場所が欲しい」と考えたときが、入塾のタイミングです。
中高一貫校生の大学受験用の塾の選び方
大学受験対策の塾といっても、集団塾や個別指導塾などがあり、その指導方法や学習内容も異なります。
どの塾へ行くか悩んだ場合は、自分自身の学習レベルを基準に考えてみましょう。
【個別指導塾・集団塾の特徴】
個別指導塾 | 集団塾 |
---|---|
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集団塾の場合、塾内のテスト結果が発表されることもあり、周りの生徒たちと切磋琢磨しながら成長できることが最大のメリットです。
しかし本人の理解度に関係なく授業が進んでいくため、ある程度学力が身についている状態でなければ、ついていけなくなってしまう可能性があります。
個別指導塾は、独自のカリキュラムで、分かるまで勉強できるのがメリット。
ただし塾内では競い合うライバルがいないため、学校内で見つけるなど工夫が必要です。
まとめ
毎年多くの生徒が浪人の道を選択していることからも分かるように、中高一貫校に入学したからといって、塾なしで大学受験ができる生徒は決して多くありません。
だからといってただやみくもに塾へ行けばよいわけでもありません。
ベストのタイミングで適した塾へ行くことで、最大限の力を発揮できます。
「中高一貫校専門個別指導塾WAYS」では、毎年多くの受験生に個別のカリキュラムを組み、合格をサポートしてきました。
- さぼり癖がある
- 学習方法が分からない
- ほかの個別指導塾でも成績が伸びなかった
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大学合格へのロードマップを考えていきましょう。
投稿者プロフィール
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中高一貫校生の定期テスト対策から大学受験・内部進学までをトータルサポートする個別指導塾。
中高一貫校用教材に対応することで各中高一貫校の定期テストの点数に直結した指導を行います。
低料金で長時間指導が受けられるため、家で勉強できない中高一貫校生でも塾の指導時間内で成績を上げることが可能です。
英語、数学をメインに指導を行っています。
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