定期テストの点数が悪いのはなぜ?成果が出ない理由と対策法を解説
「定期テスト前に対策していたのに、点数が悪いのはなぜ?」
「勉強しているはずなのに、子どもの成績が上がらない」
このようなことでお悩みではありませんか?
頑張っているのを見ているだけに、成績に反映しないのは辛いですよね。
勉強していて成果が出ないのには、理由があります。
そこでこの記事では、定期テストで点数が悪い理由と効率的に点数を上げる勉強法についてご紹介します。
お子さんの成績がなかなか伸びずにお悩みの方は、ぜひ参考にしてください。
このページの目次
定期テストの点数が悪い理由
定期テスト前に勉強していても、点数が伸び悩むお子さんがいます。
その大きな原因は、勉強法を間違えているためです。
次にあげる5つの中で1つでも当てはまることがあるようであれば、お子さんは間違った努力をしている可能性があります。
勉強した気になっている
勉強したつもりになっているだけで、実は学習量が足りていない可能性があります。
- 勉強しようとして、何となく机の整理整頓を始めてしまう
- スマホが鳴って、確認だけしようとしたものの、何となくずるずると長時間眺めてしまった
など、机に向かっているものの実際それほど勉強できていなければ、成績は思うように伸びません。
基礎が身に付いていない
全ての勉強は、基礎固めが重要です。
英語なら英単語や文法の暗記、数学なら公式の暗記などが該当します。
それをせずにいきなり問題を解いても、解けるはずがありません。
勉強しなければと気持ちばかりが先走ってしまい、一番大切な基礎を省いてしまうと、知識は積みあがらず、テストで思うように得点できないでしょう。
インプットだけしている
基礎固めの多くは「暗記」です。
定期テスト対策に、一生懸命暗記をしているお子さんも多いでしょう。
しかし、それだけでは「わかる」状態のままで「できる」状態になっていません。
定期テストの問題が解けるようになるためには、インプットだけではなくアウトプットも必要です。
インプットとアウトプットのバランスは3:7が理想です。
必ず「問題を解く」作業を欠かさず行いましょう。
レベルに合った問題を解いていない
お子さんのレベルに合った問題を解いていないことも考えられます。
たとえ基礎が身に付いていたとしても、いきなり応用問題は解けません。
基礎・標準・応用と徐々にレベルを上げていく必要があります。
自分のレベルに合った問題でなければ、一問を解くのに無駄に時間がかかるうえに、完全に理解するのも困難です。
復習していない
復習していないことも原因かもしれません。
学校の授業の復習はもちろんですが、それ以外にも問題集で間違えた問題の解き直しも復習の1つです。
間違えた問題は、解法を見るだけでは身に付きません。
その後で一度答えを見ずに解き直し、さらに数日後もう一度しっかり身に付いているか確認のために解いてみる必要があります。
それだけやって初めて、間違えた問題が身につくのです。
定期テストの点数を上げる勉強法
テストの点数は、ご紹介した「点数が悪い理由」の逆のことをすれば上がっていくはずです。
具体的に、次の5つのことに注意して勉強するようにお子さんにアドバイスしてあげましょう。
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日頃から予習・復習をする
普段から予習・復習はできているでしょうか?
授業とセットで予習・復習をこまめにしておくことで、定期テスト前の基礎固めが楽になります。
予習は教科書に目を通し、分からない単語や語彙を調べておきます。
数学であれば教科書の例題を解いてみてもよいでしょう。
復習は、英語なら文章を日本語訳にできるか確認したり、単語や文法の再確認をしたりしましょう。
数学は教科書の例題や練習問題、問題集の類似問題を解くなどして、知識を定着させます。
勉強スケジュールを立てる
定期テストの勉強はスケジュールを立てて進めるものです。
何のスケジュールもなければ、毎日どの勉強をするか考えるだけで無駄に時間がかかってしまいます。
定期テスト前の2週間ほどは、勉強に漏れがでないよう、できるだけ詳しく1日ごとにスケジュールを立てましょう。
5教科すべてを満遍なく勉強するのではなく、まずは英語や数学のようにできるようになるまでに時間がかかる科目から取り掛かります。
ある程度進んだところで、ほかの科目に取り掛かりましょう。
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基礎固めをする
普段は部活動や課外活動で忙しく、予習・復習ができていない人は、まずは基礎固めから始めましょう。
教科書に目を通し、授業でとったノートの見直しをします。
英語や社会・理科など暗記が必要な科目は、暗記も同時に進めてください。
数学や化学のように計算がある場合は、教科書やノートを眺めるだけでなく、実際に公式を使って解けるかどうか、教科書の例題などを解いてみましょう。
問題演習をする
基礎固めができたら、問題演習に取り組みます。
学校で配られている問題集や教科書ワークがあれば、そこから出題される可能性もあります。
テストを作る先生によっては、教科書レベル以上の難問を出題することもあるでしょう。
そのような場合は市販の応用問題集でレベルアップを図ります。
間違えた問題の解き直しをする
一通り問題が解けたところで、間違えた問題の解き直しをしましょう。
答え合わせの際に一度解き直していても、時間が経つと忘れてしまいます。
長期記憶にとどめるためにも、間違えた問題はすらすら解けるようになるまで、繰り返し解いてください。
また、テスト直前には、暗記した用語や単語なども、もう一度確認しましょう。
まとめ
勉強しているにもかかわらず定期テストの点数が悪いと、せっかくの努力が報われないようで可哀そうに感じますね。
勉強の成果が出ないのは、勉強法を間違えている可能性が高いです。
どのように勉強しているのか今一度確認し、お子さんに合った勉強法に軌道修正しましょう。
「勉強の助言をしたくても親の話は聞いてくれない」
「子どもに合った勉強法を知りたい」
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