東海大学への内部進学を徹底解説！推薦の条件や付属校ごとの進学率も紹介

2023年12月14日 2024年07月31日

内部進学

「東海大学の付属校に子どもが通っているけれど、今の成績では内部進学できるかわからない」

そんな不安を抱えている保護者の方もいるのではないでしょうか。

東海大学は全国に7つのキャンパスを有し、23学部・62学科をもつ国内でも有数の総合大学です。

付属高校は全国各地に14校もあり、生徒数も多いことから内部進学は決して楽ではありません。

本記事では、東海大学に内部進学する人数や割合を付属校別に紹介します。

さらに、内部進学の条件やメリットも解説するので、ぜひお子さんの進路を考える際の参考にしてください。

このページの目次

1 東海大学への内部進学率は付属校によって大きな差がある
2 東海大学への内部進学の基準
- 2.1 学園オリンピック
- 2.2 学園基礎学力定着度試験
3 東海大学に内部進学する際の優遇制度
- 3.1 入学金が半額免除になる
- 3.2 成績優秀者には奨学金がある
4 WAYSは高輪台、菅生、相模、浦安、市原望洋、大阪仰星に対応
5 まとめ｜東海大学に内部進学するなら早めに対策を始めよう

東海大学への内部進学率は付属校によって大きな差がある

14ある付属校からは、毎年多くの生徒が東海大学へ内部進学を果たしています。

【付属校別内部進学者数と割合（2023年度分）】

	浦安	相模	高輪台 ※1	静岡翔洋	熊本星翔 ※1	諏訪	札幌
文学部	13	22	31	21	2	10	非公開
文化社会学部	21	30	49	26	2	5
観光学部	16	14	19	4	2	2
児童教育学部	8	11	12	6	0	3
政治経済学部	31	28	41	11	6	10
経営学部	24	11	39	1	2	5
法学部	10	17	23	8	5	8
教養学部	16	10	17	6	1	2
国際学部	21	9	17	0	2	2
国際文化学部	10	4	4	2	0	2
理学部	12	8	5	1	2	2
情報理工学部	11	23	31	7	2	3
情報通信学部	32	8	14	6	2	1
工学部	27	52	71	16	4	22
建築都市学部	17	19	21	10	3	11
海洋学部	9	6	11	27	0	3
人文学部	1	1	1	37	0	3
生物学部	3	0	2	0	1	1
農学部	1	2	0	4	24	0
体育学部	26	36	14	17	7	12
医学部	6	20	10	6	0	2
健康学部	13	21	24	9	1	3
文理融合学部	2	1	1	2	96	4
HTIC ※2	3	2	5	4	1	3
内部進学者合計	333	355	464	231	163	119	95
進学率	約80%	約80%	89.4%	40～50%	約40%	約30%	約30%

	福岡	大阪仰星	市原望洋 ※1	望星	甲府	山形	菅生 ※1
文学部	非公開	2	15	1	3	2	5
文化社会学部		1	11	5	7	7	8
観光学部		0	8	0	1	1	7
児童教育学部		0	5	1	0	2	6
政治経済学部		0	15	2	1	7	19
経営学部		0	7	2	1	1	7
法学部		2	9	2	6	6	17
教養学部		1	10	1	2	2	9
国際学部		0	7	2	0	3	9
国際文化学部		0	4	0	4	4	1
理学部		3	3	1	4	1	6
情報理工学部		1	7	0	1	4	4
情報通信学部		0	23	2	0	2	5
工学部		3	38	2	20	3	16
建築都市学部		1	10	0	4	3	1
海洋学部		2	7	1	5	2	2
人文学部		1	3	2	4	2	1
生物学部		0	4	0	2	0	3
農学部		1	1	0	0	0	0
体育学部		13	8	0	6	5	4
医学部		0	3	0	0	2	4
健康学部		2	7	1	0	3	0
文理融合学部		0	2	0	0	0	1
HTIC ※2		1	0	0	0	0	0
内部進学者合計	60	34	207	25	71	62	135
進学率	約20％	約10％	66.9%	約3％	28%	約20％	33.0%

※1 2022年度分
※2 ハワイ東海インターナショナルカレッジ

首都圏にある付属校の内部進学率が高い傾向があります。

付属校の近くに希望する学部のキャンパスがあるかどうかが大きな要因です。

お子さんの通う付属校の内部進学率が高いからといって安心してはいけません。

基準をクリアして初めて推薦を獲得できるからです。

東海大学への内部進学の基準

内部進学は次のように複数の内容をふまえ、3年生の4月から6月にかけて、学科の候補者選考が行われます。

3年間の学業成績
学園オリンピックの成績
学園基礎学力定着度試験
生徒会活動や部活動の成果など

選考結果から、残念ながら内部進学のための推薦を学校から得られない生徒もいます。

「内部進学を見込んでいたのに断念せざるを得ない」といった事態に陥らないように、早めに対策を始めておきましょう。

学園オリンピック

学園オリンピックとは、東海大学の全付属校が合同で行う8つの文化部門とスポーツ大会からなる行事です。

文化部門は「国語部門」「理科部門」「芸術部門」などがあり、それぞれ事前に選抜された生徒が参加可能です。

この文化部門で好成績を上げた生徒は得点化され、内部進学の際に加点されます（※医学部を除く）。

学園基礎学力定着度試験

「学園基礎学力定着度試験」は、東海大学の全付属校が毎年4月に行うもので、内部進学の判断基準の中では大きな割合を占めています。

付属校の1学年の生徒数は5,000人ほどで、人気の学部へ進学するなら上位を取らなければなりません。

また、東海大学以外の指定校推薦を狙う場合も、学園基礎学力定着度試験の結果が重視されます。

東海大学に内部進学する際の優遇制度

東海大学への内部進学には、付属校生ならではの優遇制度があります。

保護者の方にとっても大きなメリットとなりますので、ぜひご覧ください。

入学金が半額免除になる

付属校から東海大学へ内部進学する場合、入学金が半額免除されるのがメリットです。

平均的な入学金は30万円ですので15万円となり、入学金の高い医学部は100万円の入学金が50万円になります。

参照：東海大学付属大阪仰星高等学校「東海大学付属推薦制度」

成績優秀者には奨学金がある

最大25万円の奨学金が得られる「特別奨励入学制度」があります。

3年生の学園基礎学力定着度試験で5000人中上位350番以内程度、かつ1、2年生の成績が評定平均3.8以上などの条件を満たした生徒が対象です。

参照：東海大学付属大阪仰星高等学校「東海大学特別奨励入学制度」

WAYSは高輪台、菅生、相模、浦安、市原望洋、大阪仰星に対応

中高一貫専門塾WAYSは以下の東海大学の付属校に対応しています。

東海大学付属高輪台中学・高校
東海大学付属菅生中学・高校
東海大学付属相模中学・高校
東海大学付属浦安中学・高校
東海大学付属市原望洋中学・高校
東海大学付属大阪仰星中学・高校

各校の教材や定期テストの傾向、内部進学基準を熟知した講師陣が、生徒一人ひとりに合わせた最適な指導を提供しています。

学校教材に完全対応した個別指導

生徒の通う学校の教科書や問題集を用いて個別指導を実施しているのが特徴です。

英語の「ニュートレジャー」や「プログレス21」、数学の「4STEP」や「体系数学」など、中高一貫校でよく使われる教材に精通した講師陣が、学校の進度に合わせて丁寧に指導。

定期テスト範囲の教材を繰り返し演習することで、テストで高得点を取るための実力を養成します。

生徒一人ひとりに合わせた手厚い個別指導

生徒一人ひとりの学習状況や目標に合わせて、指導を実施します。指導時間は1回120分と平均的な個別指導よりも長く、週3回通えば月間で24時間ほど勉強時間を確保することが可能です。

学校の教科書や問題集を使用し、定期テスト範囲の徹底的な演習と復習を繰り返すことで、平均点アップを実現。

わからない問題は講師が丁寧に解説し、理解度を高めます。

内部進学に特化した総合的な受験対策

WAYS中高一貫校専門塾は、これまでに2,500人以上の内部進学合格者を輩出してきた実績があります。

定期テストの過去問分析や対策授業、内申点を上げるための小テスト対策など、内部進学に必要な指導を包括的に実施し、生徒をサポート。

WAYSの専門性の高い指導が、内部進学の成功率98.5％を実現しているのです。

WAYS生の保護者の声を知りたい方は、ぜひインタビュー記事もご覧ください。

保護者インタビューはこちら

まとめ｜東海大学に内部進学するなら早めに対策を始めよう

東海大学への内部進学率は付属校ごとに大きく異なります。

「学園基礎学力定着度試験」や「学園オリンピック」などで好成績を上げることで、希望する学部への内部進学も狙えるでしょう。

とはいえ、希望の学部への内部進学を目指す上で、何よりも重要なのは毎回の定期テストです。

「このままでは東海大学の内部進学が危うい」

「3年の学園基礎学力定着度試験は上位を取りたい」

このように考えている方は「中高一貫校専門個別指導塾WAYS」へご相談ください。

WAYSでは、学校独自の教材やプリントなどにも対応しているため、定期テストだけでなく学園基礎学力定着度試験対策も実施できます。

無料体験指導・学習相談も行っておりますので、お気軽にお問い合わせください。

無料学習相談はこちら

投稿者プロフィール

中高一貫校専門個別指導塾WAYS 編集部: 中高一貫校生の定期テスト対策から大学受験・内部進学までをトータルサポートする個別指導塾。
中高一貫校用教材に対応することで各中高一貫校の定期テストの点数に直結した指導を行います。
低料金で長時間指導が受けられるため、家で勉強できない中高一貫校生でも塾の指導時間内で成績を上げることが可能です。
英語、数学をメインに指導を行っています。