私立東京女学館中学校・高等学校の英語・数学定期テスト対策
今回は渋谷区にある東京女学館の定期テスト対策について紹介したいと思います。
このページの目次
概要
東京女学館は三学期制で年に5回のテストがあります。
宿題テストなどはある時とない時がありますが、長期休みの際にしっかり復習をしておかないと新学期の授業についていけなくなる恐れがあるので気を抜けません。
また、中学1年生から数学が代数と幾何の二つに分かれています。
教材について
英語教材
英語の教材については中学ではNEW TREASUREを使っています。これをSTAGE2(緑)まで使い、高校からはPRO-VISIONという長文中心の教材を使っていきます。
問題集はそれぞれの教科書に付属の問題集があるので、それを使っています。
また、中学ではNEW TREASUREで学習した単元の文法を学校の先生が作った冊子を使ってまとめていきます。
数学教材
数学については中学で特徴があり、教科書は体系数学を使っていますが、問題集は数BEKIを使っています。高校では4STEPという問題集を使います。
また、中学3年次から高校内容に入り、代数は中学3年の最初から4STEPを使っていきます。幾何に関しても中学内容が終わり次第すぐに高校内容に入ります。
授業について
中学英語の授業について
中学校の英語は1クラスを20人程度に分割してきめ細かな授業を行っています。
内容はNEW TREASUREを中心に和訳などを確認し、冊子を使って文法を扱っています。
授業の予習は必須なので和訳などに早めに取り掛かりましょう。
また、中学では小テストが多くNEW TREASUREのKEY-POINTと本文のテストが単元ごとにあるので、英訳を確実に定着させる必要があります。
小テストは訂正ノートというものを作って提出があります。
さらに、まとめテストというLESSONごとのテストもあるので復習は不可欠です。
高校英語の授業について
高校では、1年生までは分割クラスでPRO-VISIONを扱っていきます。
PRO-VISIONは長文が中心なので文法は付属の問題集を自分で解いて確認する必要があります。
本文については先生が大事な文に関しては線を引いてくれるので、その部分を中心に覚えましょう。
また、高校でも予習で和訳は必須です。単語や熟語も多いのでしっかり予習をしておきましょう。
中学数学の授業について
中学校の数学では教科書で扱った範囲を数BEKIで演習していくスタイルになります。
テストまでの課題がプリントで配られますが、教科書と問題集が違うため対応してない問題については指示があります。
テストまでに数回提出があるので期限を守れるようコツコツと進めていきましょう。
ただ数BEKIは問題ごとの難易度表示がないので、優先順位がつけづらいのが難点です。
しかし、数BEKIは各練習問題で後半になるにつれて問題の難易度が上がってくるので、各ページや項目ごとに後半の問題については、自分の学習状況に合わせて現時点で必要なのかどうかを見極めていきましょう。
高校数学の授業について
高校数学ではクラスが習熟度別に3クラスに分かれています。上のクラスになればなるほど予習が前提でスピードが速いです。
授業では主に教科書の例題や問題を解説をしていき、プリントが配布されるのでプリントで演習していきます。プリントには解答解説がついているので分からない部分については解決しておきましょう。
また、高校では問題集(4STEP)の提出がありません。
しかし、4STEPの問題がテストに出題されることがあるので、必ず該当範囲は自主的に解いておきましょう。
定期テストについて
中学英語の定期テスト
中学校の英語の定期テストは主に文法が7割、長文が3割程度です。
文法に関しては、空欄補充や並び替え、書き換え、英作文などがまんべんなく出題されます。
NEW TREASUREの文法問題集で文法を扱うと思いますが、冊子からの出題も多いので、冊子の問題をしっかり復習する必要があります。
高度な内容が出ているわけではないので、授業の復習をしていれば十分対応できるレベルですが、問題数が多いので時間配分には注意しましょう。
長文に関しては、単語・熟語や並び替え、内容把握などの問題が出題されます。
基本的にNEW TREASUREのReadからの出題ですが、それに加えて初見の問題も出題されることがあります。
ただし、そこまで長い長文ではないので十分対応できる難易度ですが、ある程度時間がないと厳しいので長文は効率よく読んでいきましょう。
また、最後に自由英作文が出題されることもあります。内容は様々ですが、その時に範囲になってる文法を使うよう指定されています。
しかし、一文程度で長い文章を書くようなものではないので、難しいものではありません。
高校英語の定期テスト
高校生の英語は長文が中心になってきます。長文も長いので時間配分が非常に大切です。
内容に関しては、授業で先生が重要だと線を引いた文の並び替えや単語・熟語の穴埋めなどが出題されます。
単語や熟語は必ず出題されるのでしっかり覚えておきましょう。また、授業ではあまり扱わない文法も出題されるので問題集を使って対策をしておきましょう。
全体的な難易度はそこまで高いわけではないので、学校の先生が重要だと言っている部分や単語・熟語などは確実に定着させておきましょう。
中学数学の定期テスト
中学校の数学は代数と幾何のテストに分かれています。
主に数BEKIからの出題なので数BEKIをやれば点数は取れます。
問題の難易度としては基本問題が7割で標準問題が2割、応用問題が1割程度です。
応用問題に関しては記述式で途中式まで書かないと得点できなくなっているので、普段から問題を解く際に途中式もしっかり書いて解答までの過程を重要視するようにしましょう。
また、応用問題は初見の問題の可能性もあるので、時間配分を気をつけないと時間切れになってしまいます。
全体的な問題数も多く、基本問題や標準問題はスピードも求められるので問題集を繰り返し解くことで対応していきましょう。
高校数学の定期テスト
高校生の数学も代数と幾何で分かれています。
高校数学の場合、ほぼすべての問題で途中式が必要になるので、普段から問題を解くうえで解き方の過程までが正しいか確認するようにしましょう。
テストの問題は授業で習った範囲なので教科書やプリントを出来るようにしておけば解けますが、それでは演習量が足りないと思います。
そのため、必ず4STEPを使って演習をしましょう。
課題ではないのでやらなくてもいいと思っているかもしれませんが、4STEPと全く同じ問題がテストに出題されることもよくあります。
また、4STEPは問題がA・B・発展と分かれているので非常に使いやすいです。
全て解くのが大変な場合、最初はA問題だけでもいいので演習しておきましょう。
まとめ
東京女学館は学校の授業を理解して問題を解けるように演習を積めば確実に高得点が取れるようになっています。
小テストや課題などが多いですが、それらを効率的にこなしていけばそれがテスト勉強になります。
テスト勉強は日頃の勉強が最も大切です。
日頃から効率的に勉強をしていればテスト前でも焦らずに臨むことが出来るので、やるべきことを着実にこなしていきましょう。
そうすれば、テストの結果も目に見えて変わるに違いないです。
投稿者プロフィール
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個別指導塾WAYS 立川教室 室長
学習塾で5教科幅広く指導した経験をいかし、各科目において効率的かつ効果的な勉強法を伝えて最短で結果を出るように生徒たちを導く。「継続は力なり」を信条に、正しい努力を続けていくことで成績が上がることを多くの中高一貫校生に実感させている。
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