獨協中学校3年生―ワークの基礎問題を効率よくマスターして成績アップ!
今回は獨協中学校3年生の成績アップ事例をご紹介いたします。
こちらの生徒さんは、一学期期末テストで代数、幾何ともに素晴らしい成績を収めることができました。具体的に言えばどちらも40点台から代数が68点、幾何が91点へと成績アップを果たしました。
なぜこのように成績を短期間で上げることができたのでしょうか? その秘訣をお教えいたしましょう。
入塾時の学習状況
こちらの生徒さんが入塾したのは今年の夏頃でした。全く勉強する習慣がなく、集中力も欠如していました。そのため、徐々に成績が落ち込んでしまい、本格的な高校内容に入る前に学習習慣の形成や基礎力を固めることが優先されました。
まずは、効率の良い勉強ができるように当塾の勉強法をしっかりとマスターしていただきました。すなわち、
①問題集で間違えた問題をチェック
②それをお家に帰ってからさらに見直してみる
③塾に来てから再度見直す
④定期試験前に見直す
といったようにしてもらうことで学習した内容を定着させました。
現状に見合ったカリキュラムを作成し、実践することで学力アップ
「中だるみ」の生徒は、残念ながら学校のカリキュラムに従い、そのままやったところで実力アップは期待できません。できていれば「中だるみ」にはなってはいないはずです。できないから「中だるみ」になるのです。
したがって、個々人の現段階の実力に合ったカリキュラムを作成しました。それにふさわしい問題を指定し、やるべきことを具体的に指示します。
最初のうちはやるべきことを軽めに設定し、徐々に負荷をかけていくような内容にしました。それを授業内で完璧にこなし、やるべきことを完結させれば、もう家では好きなことをやって構わないという状況を形成しました。
基礎的な問題を集中して解くことで成績アップ!
中高一貫校とはいえ、定期試験は範囲が限定されているうえ、基礎的な問題で構成されています。逆に言えば、問題集の基礎レベルを押さえれば簡単に平均点を超えることが可能ということになります。
それを考慮し、問題集やプリントの問題で「最低限度理解していなければならない問題」をピックアップして、それを解いてもらいました。
数学で言えばA問題ばかりを解いてもらいました。それによって、計算力と基礎事項を習得してもらい、応用につなげていきました。いたずらに手を広げず、重要問題や基礎事項を徹底反復することが成績アップには必要不可欠です。
それができるようになってから、実力よりやや上の問題にチャレンジすれば無理なく応用力が養成されます。何事も段階を経て取り組むことが重要なのではないでしょうか。
今後の目標
今後の目標は、今回は学校の定期試験で平均点以上を取れるようになったので、現状に満足せず上位を目指すことです。
英語と数学はますます内容が濃くなっていきますので、長期休みや隙間のちょっとした時間を活用し、抜けてしまっている穴を埋めていきたいと思います。穴を埋めた後は、基礎事項を深く理解してもらうために、応用事項にも果敢に挑んでいただきたいと思います。
また、最終的には学習した内容を他人に説明できるくらいにまでなっていただければと思います。学習した内容を自分の言葉で説明できれば、理解したことに他なりませんから。
個別指導塾WAYSでは多くの「中だるみ」に陥ってしまった生徒が入塾し、勉強方法を工夫して短期間で結果を出しています。学校の成績でお悩みの方は、是非とも個別指導塾WAYSにお問い合わせください。
投稿者プロフィール
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東京大学文科1類入学、法学部卒業。
子供たちに自分の頭で考える習慣を身に着けさせることが理念。
科目を問わず入門・基礎から東大入試まで対応可能。
趣味は語学(英語、ドイツ語、フランス語)、ワイン、犬(柴犬・ゴールデンレトリバー)、古典芸能鑑賞、ランニング。
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