山脇学園中学校２年生―基礎固めと綿密なスケジュールで成績アップ！

2017年10月06日 2020年12月28日

成績アップ実績

今回は山脇学園中学２年生の成績アップ事例をお伝えします。

こちらの生徒さんは、入塾当初は英語も代数も平均点より20点程度下回っており、どちらも30点台でした。

しかし、当塾で規則正しく勉強をしていくことで著しい成長が見られました。今回の前期期末考査では英語が58点、代数が57点と、大きく成績アップをすることができまさいた。

なぜ成績が大幅に上がったのでしょうか？　その理由をお伝えします。

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入塾時の学習状況

この生徒さんは入塾時、全く勉強の仕方が分からず、何から手をつけたら良いのかが分からないままでした。山脇学園の学校教材である『体系数学』や『NEW TREASURE』は初学者には内容が結構難しいうえに、学校の進度も速いため、途方に暮れている状態でした。

さらに追い打ちをかけるように山脇学園は提出課題が多く、それをこなすだけで精いっぱいだったため、なかば”やっつけ仕事”になっていました。

せっかく中高一貫校に入学したのにそれではもったいないですね。

したがって、中高一貫校の進度に対応した「効率の良い学習法」を身につけることが何よりも優先されました。

定期試験の範囲はもちろん学校教材です。これをしっかりやることは成績アップには不可欠な要素です。しかし、学校教材が難しく感じられ、いきなりそこから学習していくのが困難な生徒さんは多く存在します。

ほとんど内容が分からない状態で闇雲に問題演習をしても、学力は上がりません。

それゆえ、まずは塾においてある基礎的な教材・簡単な教材を使用しました。それらで内容を理解してもらってから、学校教材を演習してもらいました。

この方が格段に学習効果が高いです。自分が何を学習しているのかを絶えず意識しながら問題演習をすることが重要です。

大多数の「中だるみ」中高一貫校生は、塾ではしっかり勉強してくれます。やるべきことを塾で完結して帰宅してくれます。それはそれで効果はありますし、成績も上がります。

しかしながら、最終目標は生徒さんが自分で勉強する習慣を形成することです。

「塾のない日は勉強を一切しない」という姿勢でいられるのはまずいことです。せっかく塾で完結させた学習と身につけた内容を無駄にしてしまいかねません。「塾がないから勉強をしなくて良い」という理屈は成り立ちません。

したがって、『塾のない日は何をどのくらい学習すべきなのか』などを指導しました。生徒さんにとって無理のない計画を立て、学習の指針を定めることも成績アップには必要不可欠です。

今回の生徒さんの場合、

①試験までに３周すべき基本教材の決定
②それを達成するには、１日に何問解かなければならないのか示す
③”必ずできなければならない問題”と”やらなくてもいい問題”の判別
④２周目以降の復習ペース

といったことを指導しました。

そして、毎授業ペース管理をして、塾のない日にやるべき箇所をきちんとやってきたか、チェックさせてもらいました。早い時期に試験範囲を１周できたことも、大きな自信につながったと思います。

このように、学習する教材を工夫したり、ペース管理をしていくことで前期期末考査で大幅な成績アップが実現しました。

今後の目標は、定期試験で得点を維持しつつ、既習範囲で理解が不十分な分野の補強をすることです。

英語も数学も日々の学習や積み重ねがものをいう科目です。そのため、既習事項が不安定であれば今後の学習に大きな支障をきたします。だからこそ、早期に弱点を潰さなければなりません。

今後は、学校の予復習をしながら、適宜復習も行い全体の理解を深めていこうと思います。

個別指導塾WAYSでは、このような授業の進捗に中々ついていくことのできない生徒が多く在籍し、塾内での学習と家庭学習の両方を改善していくことで成績を上げていっています。

学校の成績でお悩みの方は、是非ともお問い合わせください！

木元佑太朗: 東京大学文科１類入学、法学部卒業。
子供たちに自分の頭で考える習慣を身に着けさせることが理念。
科目を問わず入門・基礎から東大入試まで対応可能。
趣味は語学（英語、ドイツ語、フランス語）、ワイン、犬（柴犬・ゴールデンレトリバー）、古典芸能鑑賞、ランニング。