令和３年度 暁星中学校 ２年生 英語 ２学期中間テスト分析

こんにちは、個別指導塾WAYS飯田橋教室の石井です。
皆さんは定期テストが終わった後にしっかり分析をしていますか。
次のテストで良い点数を取るために、出題傾向を把握して今後に活かせるようにしていきましょう。
今回は令和３年度 暁星中学校の２年生２学期 英語の中間テストの分析をしていきます。

試験範囲

今回の試験範囲は以下のようになっています。
『NEW TREASURE STAGE1』 Lesson14　比較
『NEW TREASURE STAGE1』 Lesson13　READ

『NEW TREASURE』、『NEW TREASURE文法問題集』、『NEW TREASURE Workbook』からの出題が多いため、各種教材をしっかり読み込み、問題演習を重ねれば、解ける問題も多かったのではないでしょうか。

問題数と出題傾向

大問４の会話文３つに加えて、大問５、６と長文の問題が続くため、分量が多いです。『NEW TREASURE』や『Workbook』で事前に内容を理解できるものに関しては時間をかけずに素早く解ける必要があります。

大問ごとの分析

大問１　リスニング

Section1はTrue or Falseの問題が６問。
英文を聞き、正しければ Ｔ、間違って入れば Ｆ と答える問題です。

Section2は英文を聞いて、正しい答えを英作文する問題が２問。
比較級または原級を使った表現を用いることが条件となっており、文法的な正しさを重視し採点されます。

大問２　英単語

日本語のみ書かれているので、それに対する英単語を答える問題です。
「最悪の」や「州」といったあまりなじみの薄い単語から「サンドイッチ」や「コンビニエンスストア」といったスペルミスが生じやすい単語が出題されています。
覚えづらい単語やスペルミスが起こりやすい単語は必ず何度も確認するようにして失点しないように気を付けましょう。

大問３　空欄補充(比較)

文法事項について空欄に適切な語を１語ずつ答える問題です。
今回の試験範囲では全ての問題がLesson14の比較から出題されています。さらに文法問題集の問題形式がそのまま出題されているため、文法問題集の対策をしっかり行っていれば確実に解くことができる問題になっています。

大問４ 語形変化、会話文

自己紹介文と会話文３つの４部構成で成り立っています。

・Ａ 語形変化
アメリカの映画好きの人の自己紹介文です。
英文が成り立つように、カッコ内の語を適切な形に直す問題となっています(２語になることもあり)。
全て文法の比較の語形変化が問われています。
比較の語形変化のルールを正確に把握し、音節の長い比較級の変化やhandsomeといった普段見慣れない単語に対しても適切に対応出来る必要があります。

・Ｂ 空欄補充
対話が成り立つように、空欄に適切な語を１語ずつ答える問題です。
Ａと同じく問われている内容は文法事項の比較の内容となっています。
疑問詞Whichを使った比較表現や、最上級の前置詞などを正確に覚えることができていればそこまで難しい問題ではありません。

・Ｃ 空欄補充
日本語訳に合うように空欄に適切な英語を１語答える問題です。
「開催する」、「参加する」、「持ってくる」といった動詞、日付の前置詞、「～の一種」といった語彙表現、「問題ないよ」、「ところで」、「～を楽しみにする」といった慣用表現など多様な問題が出題されています。
普段の授業から分からない単語を確認したり、重要な表現を整理し瞬時に出てくるようにしたりするなど、単語や熟語に対する正確な知識が求められます。

・Ｄ 和文英訳
服飾店における店員と客の対話文。和文の後に条件が指定されているので、条件に合うように英訳を行う問題です。
「いらっしゃいませ」、「他に何かありますか」、「試着してもよろしいですか」といった買い物においての超重要表現が聞かれているので、一言一句間違わず確実に答えられるようにする必要があります。

大問５　長文問題

『NEW TREASURE STAGE1』 Lesson13　READより出題。
Mansfieldについての長文が記載されており、それに対して様々な形式で問題が出題されています。

(１)語彙に関する問題
mine,miner,minigの品詞の違いを正確に把握する必要があります。

(２)整序問題
be going toという形が思い浮かべばそこまで難しくはありません。

(３)同義空欄補充
同じ意味を表す文の空欄部分を埋める問題です。
名詞の書き換えがしっかりわかっているかどうかが問われています。

(４)英文和訳
下線部の英文を日本語に訳す問題です。
There were no ~ .やThere are few ~ .という形を和訳するのに悩まないように普段から和訳に慣れておく必要があります。
また、fewとa fewの違いなど、fewの表現を正確に理解しておく必要があります。

(５)内容把握
下線部の原因を日本語で答える問題です。
(４)と同じくfewの表現を正確に理解すること、下線部より前の文章を正確に訳せることが求められます。

(６)語彙
「汚染」という英単語を答えるだけです。READの中で新出単語、意味が分からない単語は正しいスペルで書けるようにしましょう。

(７)和文英訳
「私たちは地球を救わなければならない」を英訳する問題です。
「～しなければならない」という助動詞と「救う」という英単語、earthの冠詞がthe、以上の３点をおさえて正答を導きましょう。

(８)選択問題
空欄となっている箇所に適切な英単語を答える問題です。
選択肢が「clean , dirty , happy , sad 」とわかりやすい対比になっているため、過去と現在のMansfieldの変化をしっかり捉えて適切な英単語を答えられるようにしましょう。

傾向と対策-まとめ

まとめると、以下の対策が有効です。

・『NEW TREASURE』の会話文、READの単語、熟語、重要表現はしっかり整理する。

・KEY POINTSや『NEW TREASURE文法問題集』に記載されている文法事項も説明することができるように、間違えた問題を正解できるようになるまで演習する。

大問ごとに問題の傾向が決まっているので、正答率が低い大問に対しては、以下のような対策を指標として参考にしてみると良いでしょう。

今回は、暁星中学２年生の２学期中間試験の英語の試験について分析をしました。

『NEW TREASURE』や『NEW TREASURE文法問題集』から出題されているものが多く、文法事項やREADの内容をしっかり理解しておくことで解答することができます。

ぜひ参考にしてみてください。

投稿者プロフィール

石井健太

個別指導塾WAYS飯田橋校教室長。学習成果が表れるためには何が必要か、効率良く勉強法するためには何が必要かを、日々模索し続けている。趣味は音楽鑑賞とカフェ巡り。

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