合格への最短ルートを見つける!合格から逆算して計画する方法
目標を決定して、
それに向かって努力することが、
目標達成への近道である。
当たり前のことですが、皆さんは実践できてますか?
このページの目次
第一志望の決定
受験において、目標とは何か?
それは第一志望への合格です。
目標となる第一志望がなければ、勉強していても、遠回りしている状態となります。
なので、できるだけ早い段階で第一志望を決めてしまいましょう。
しかし、「第一志望合格のために勉強頑張る!」
といっても漠然と何を頑張っていけばいいのかわからないですよね。
勉強しても思うように学力が上がらない受験生は、
長期的な受験計画がないためと考えられます。
そんな受験生のために、第一志望合格のために
何をすれば良いのかわかるところまで、噛み砕いていきます。
全体目標点の設定
第一志望合格を同値変形すると、
「第一志望に合格すること」⇔「入試で合格最低点以上得点すること」
です。
若干わかりやすくなりましたが、
まだ具体的な方法にまで落とし込めません。
第一志望の合格最低点を調べたら、
余裕を持って合格最低点×1.05~1.1を目標点として設定しましょう。
各科目の目標点を設定
次に設定した目標点の内訳を考えて行きましょう。
私立文系志望の場合、
英語の得点+国語の得点+地歴の得点=合格最低点×1.05~1.1
となります。
ここから、志望校の癖や、受験生の得意不得意に合わせて、
各科目ごとに点数を割り振りしていきます。
英語が不得意だったり、国語が点数取りにくい試験形式だったり、
社会を武器にして行ったり……etcを考慮して決めていきます。
各科目の目標点の内訳
ここまでで、各科目ごとに目標点が決まりました。
次は科目ごとにどうやって目標点を達成するかを考えていきます。
まず、試験の出題傾向、配点から、目標点を取るためには、
どこを取ってどこを取らないのが良いのかを考えます。
例えば、英語の目標点を70点/100点としたとき、
長文の配点が70点、文法の配点が30点とすれば、
長文40+文法30
長文50+文法20
長文55+文法15
このような振り分けができます。
どの振り分けが良いのか、過去問を解いてみたりして
設問の難易度、得意不得意から決定します。
この配点の場合、目標点を取れるかどうかは、
長文の出来に左右される考えられます。
各科目の分野の目標点からやるべきことを決める
例えば、英語で長文50点/70点と目標設定したとします。
ここから長文で50点とるための勉強を考えて行きます。
長文の語彙レベルから、やるべき英単語熟語のレベル、量、
構文レベルから、やるべき英文解釈レベル、量
など目標達成に必要なレベル、量を決定していきます。
ここでようやく、参考書や予備校の講義などの「手段」を使うことを考えます。
目標を決めてから手段を考えなければ、目標に達することは困難です。
予備校の授業や参考書ありきで勉強を計画する場合、
志望校合格という目標に対して遠回りな計画となります。
やるべきことをいつやるか決める
長文で50点とるためのやるべきことがざっくり決まりました。
次にやるべきことをどの時期にやればよいか、
どの順番で進めればよいか
などを決めます。
どの時期でどのくらいの点数をとれるか予測する
9月までにこのような勉強をすれば長文は40点くらい取れるようになるだろう。
という感じで、予測してください。
そして、9月までは長文を40点達することだけを考えて、
上記で立てた計画を修正しつつ、遂行してください。
このような小目標がないと、長期計画通りに学力が上がっているのかがわかりにくく、
計画の修正が遅れてしまい、無駄な足踏みをしてしまう可能性があります。
計画から逆算した月目標、週目標を立てる
第一志望合格ための計画を作ったら、これを分割し、
6月の目標、やるべきことを決めて、
6月1週目、2週目….という感じで目標とやるべきことを決めましょう。
1日単位での計画は前日や前々日に決めたほうが
トラブルや計画修正に柔軟に対応できると思います。
計画の最小単位は週にして週の中でやりくりするのがおすすめです。

中高一貫校専門 個別指導塾WAYS 編集部

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