【中高一貫校】英語の苦手克服のカギは毎日の「積み上げ」|成績を上げる勉強法を解説
「最近、英語の成績が下がってきた」
と悩んでいるご家庭も多いのではないでしょうか。
中高一貫校の英語は進度が速く、使う教材も難しいため、自主学習で問題集を進めたり、ひたすら単語を暗記したりする必要があり、勉強の難易度が高くなります。
そのため、苦手意識を持っている生徒は少なくありません。
英語のつまずきを克服するためには、毎日少しずつでも勉強を続け、基礎力を高める以外に方法はありません。
なぜなら、英語は継続的に勉強しないと忘れやすく、基礎力がついていないと、上級レベルの学習を理解することはできなくなるからです。
もし、お子さんが一人で苦手教科の勉強を続けるのが難しく、ご家庭でのサポートも限界という場合は、中高一貫校の教育に精通したプロにサポートしてもらうのも選択肢の一つです。
このページの目次
中高一貫校の英語でつまずくのは授業がハイレベルだから
中高一貫校は公立の学校と違い、大学受験に向けた対策を中学入学時から徹底して行うため、授業のスピードが速く、内容も高度になります。
また、特に英語教育に力を入れている中高一貫校では、英語弁論大会や英語でのプレゼンデーションなど、英語を活かしたイベントも多く行われます。
そのため、英語に対する学習意欲を維持し続けなければ、取り残されてしまうのです。
英語の授業の進度が速すぎる
中高一貫校の英語の授業は、中2までの2年間で、中学校で習う全てのカリキュラムを終えるように進みます。
中学3年からは、高校で習う英語の内容を始めることで、高校2年までに高校3年間のカリキュラムを終えます。
それは、高校3年では大学受験対策に集中できるようにするためです。
そのため、毎回の授業で覚えなければいけない単語や文法は、かなり多くなっています。
しかし、授業では大事な文法や熟語についての説明はあっても、ワークなどの演習は、宿題や自主学習となることが多くなります。
授業についていくには、お子さん自身が継続的に学習をする必要があるのです。
理解できないまま放置したり、やる気を失ってしまったりすると、一気に分からないところが多くなり、差がついてしまいます。
使う教材が難しすぎる
私立の中高一貫校の多くは、公立中学が使用する検定教科書ではなく、より難易度の高い「PROGRESS IN ENGLISH 21(プログレス21)」や「NEW TREASURE(ニュートレジャー)」を使用しています。
「PROGRESS IN ENGLISH 21」や「NEW TREASURE」は検定教科書に比べ、単語数は約2倍近くあり、文章量もかなり多いため、読解も一苦労です。
また、先生によっては英語で書かれた文学作品の読解などを取り入れることもあります。
そのため、常に単語を調べたり、難しい文法を理解したりしなければならず、勉強に時間がかかります。
この状態が続くと、英語の勉強が嫌になってしまい、諦めて勉強しなくなってしまうため、つまずくことになるのです。
「中高一貫校専門 個別指導塾WAYS」では「PROGRESS IN ENGLISH 21」と「NEW TREASURE」の攻略法についても解説しています。以下の記事も参考に読んでみてください。
定期テストで範囲の部分だけを丸暗記して対応している
定期テスト対策として、テスト範囲の本文を丸暗記して、テストに備えているお子さんもいるでしょう。
中1までは、その対策で点数が取れていたとしても、中2になると本文の量がだんだん増えてきます。
さらに、文法も単語も難しくなってくると、丸暗記はなかなかできなくなります。
丸暗記できないまま定期テストに臨むと、点数が取れず、どんどん英語の成績が下がってしまい、自信を失くしてしまうのです。
また、テストでは丸暗記していても、テストが終わると勉強しなくなり、すぐに忘れてしまいます。
すると、英語の文法や単語が定着しないまま、放置することになってしまいます。
その結果、英語の実力がつかず、実力テストや模試などでも良い成績が残せなくなり、英語に苦手意識を感じてしまうのです。
中高一貫校で英語の成績を上げるには毎日の積み上げが大切
中高一貫校の授業スピードについていき、定期テストの点数を上げていくためには、毎日コツコツと勉強することが大切です。
なぜなら、継続的な学習によって基礎的な理解が深まり、より高度な内容にも追いつくことができるようになるからです。
具体的にどのような学習が必要なのか、解説します。
予習・復習をする
中高一貫校の進度の速い授業についていくためには、予習・復習は欠かせません。
予習・復習を行うことで、英語の授業への関心が高まり、授業への積極参加と学習意欲につながります。
予習
予習の勉強内容は、以下の通りです。
- 英文をノートに書き写す
- 分からない単語を調べた後に和訳してノートに書き入れる
- 分からない文法やどうしても和訳できない部分は印をつけておく
どうしても時間がない場合は、単語調べと音読だけでも取り組むように、励ますと良いでしょう。
予習を行うことで、疑問点が生まれ、解決しようと授業に積極的に参加できるようになるため、より効果的に理解度を深めることができます。
復習
復習の勉強内容は以下の通りで、授業の内容を定着させることが目的です。
- 音読する
- 英文を和訳しながら読む
復習は忘却曲線を緩やかにし、長期的な記憶の定着を促すために大切です。
英文を音読すると、文の流れや単語が記憶に定着しやすくなるので、英語の学習効果を上げるために有効な方法です。
時間がある時は、英文の音読を聞いてあげることもおすすめです。
単語の小テストをおろそかにしない
英語の授業では、定期的に単語テストが行われます。
この単語テストをおろそかにせず、常に満点を狙うことが大切です。
なぜなら、英文の読解やライティングのためには、必ず豊富な単語力が必要になるからです。
もちろん、英語を話す力、聞く力にも単語力は必要です。
単語テストに向けて、英単語を繰り返し読んだり書いたりして、確実に覚え、定着させることが大切です。
単語テストのスケジュールが配布されている場合は、分かるところに貼って、お子さんと一緒に確認すると良いでしょう。
問題集は反復練習する
英語の問題集は、1回解いただけでは、定着しないため、必ず反復練習することが大切です。
最低3回は反復練習をすることで、理解が深まり、文法や単語、熟語が定着するようになります。
また、何冊もの問題集を買い与える必要はありません。
学校から指定された問題集や、お子さんが使いやすいと感じている問題集など、1〜2冊いいのです。
同じ問題集を最後まで使い切ることで、達成感を味わうことができ、それを繰り返して解くことで、継続力が身につきます。
定期テスト対策は2週間前から取り組む
定期テストで良い点数を取るためには、しっかりと準備期間を確保することが大切です。
2週間前になったら、必ずテスト対策の勉強を開始するよう、ご家庭でも声掛けや環境づくりをしてあげると良いでしょう。
早めに取り組み始めることで、分からないところが出てきても焦ったり、家でパニックになったりせずに済みます。
次の日に、先生や友達に教えてもらうようにすれば大丈夫です。
演習問題も繰り返し解く余裕ができ、より確実に定着するため、テストにしっかり備えられるようになります。
中高一貫校専門塾WAYSなら、英語のつまずきも克服可能
英語のつまずきを、何とか克服したいと考えていても、お子さんが自分でやる気を出して勉強を継続していくのは難しいですよね。
その場合は、早めに塾や予備校のサポートを検討することも必要です。
通っている学校の教材をそのまま使って勉強するから授業が分かる!
「中高一貫校専門 個別指導塾WAYS」では、通っている学校の教材をそのまま使い、理解度やレベルに合わせて、最適なカリキュラムを作成し、指導を行います。
そのため、授業で分からなかったところや復習したいところを、教科書に沿って、教えてもらいながら学習することが可能です。
その結果、どんどん授業が分かるようになって、自信がつきます。
また、定期テスト対策も、中高一貫校の定期テストに精通した講師と一緒に、無理のない目標と学習計画を立てて取り組むことができるので安心です。
中高一貫校に特化した塾ならではの、個に対応した細やかなサポートで、英語の定期テストの成績アップが期待できます。
勉強の仕方も教えてくれるので自学自習ができ、追いつける
WAYSでは指導時間内で効率よく学べるように、勉強法から指導します。
「勉強の仕方」が分からないと、どんなに机に向かう時間が長くても、効率的な学びに結びつきません。
勉強法が分かると、自分で計画的に勉強を進められるようになり、より集中して学習に取り組むことができるようになります。
学習スピードも上がり、どんどん力が付くため、遅れた分を取り戻すことができます。
1コマ120分の授業で演習時間をたっぷりとるから自信がつく
WAYSの指導は、1回の指導が120分とほかの個別塾に比べ、長くなっています。
そのため、分からないところを指導して終わりではなく、120分の中で演習する時間をたっぷりとることができます。
また、授業の最後30分の解き直しと、次の時間の冒頭の確認テストで、確実に学習内容を定着させます。
このように、塾での指導を長時間にし、成績を伸ばすための勉強を塾の指導時間内に完結させているため、基本的に塾からの宿題はありません。
これにより、非効率な家での勉強時間を減らし、塾内での勉強に集中し、学習効果を上げていきます。
学校から出された宿題にも対応して提出物もばっちり
WAYSでは、学校から出された宿題に一緒に取り組むこともできます。
膨大な量の宿題が出るうえ、難しくて分からない問題ばかりとなると、お子さんもなかなかやる気になりませんよね。
WAYSでは塾内で宿題に取り組めるため、分からないところを教えてもらいながら進めることができます。
これまで、回答を丸写しにしたり、提出せずに放置していた宿題を、きちんと解いていくことで、やり残しの部分がなくなります。
そうすることで、確実に実力を積み上げていくことができるのです。
また、学校で決められた提出期限内に確実に提出できるようになり、評価にもつながるでしょう。
WAYSで学習することで、効果的な学習法を学びながら定期テストの対策、宿題もしっかりでき、成績アップにつなげます。
中高一貫校に通うお子さんの英語の成績でお悩みの方は、ぜひ一度お近くの「中高一貫専門 個別指導塾WAYS」にご相談ください。
中高一貫専門塾ならではの、お子様の教材や進度に合わせたきめ細やかなサポートで、成績アップにつなげ、英語のつまづきを克服できます。
無料学習相談・学習指導は随時受付中です。
お気軽にご相談ください!
中高一貫校専門塾WAYSで英語を克服した事例紹介!
ここからはテストで英語の点数が取れず悩んでいたけど、WAYSで指導を受けた結果、成績アップできた事例を3つご紹介します。
ぜひ、参考にしてください。
法政大学中学校2年生:英語の定期テストが50点代→71点にアップ!
まず、英語の勉強法改善によって、伸び悩んでいた英語の成績を上げた生徒を紹介します。
この生徒は、もともと基礎能力はあるのですが、部活動や友達付き合いが多く、次第に学習に身が入らなくなっていました。
英語には苦手意識があり、何とか50点代をキープしている状態でした。
WAYSでは、勉強法の改善が必要と考え、根気強く学習を続けた結果、71点まで上げることができました。
勉強法の改善は、もともと得意だった数学にも活かされ、こちらの成績アップにもつながっています。
桐朋中学校3年生:英語の定期テストが55点→70点にアップ!
次に英語の三段階学習法を取り入れて成績アップにつなげた生徒を紹介します。
「学校の英語授業がさっぱり分からない」という理由で、英語に苦手意識を持ち、定期テストで学年の平均点に届かず、伸び悩んでいました。
そこでWAYSでは、これまでの学習で十分に理解できていなかった文法内容を、一つずつ簡単なレベルから復習するところから始めました。
その後、単語、長文と三段階で対策するともに、定期テストを振り返り、解き直しを徹底することで弱点を克服していきました。
適切な学習方法を続けることで成績アップにつながり、大学受験に向けて自信を持って取り組むことができたのです。
京都府立洛北中学校2年生:中だるみからモチベーションアップへ!
最後に演習時間の確保と宿題の解き直しの徹底によって、テストの点数をアップできた生徒を紹介します。
この生徒は、家での学習習慣が全くついておらず、英語の成績が下がり始めたことで、危機感を持って通塾を始めました。
家でやる勉強を、WAYSでやるようにし、120分の指導時間に集中し、演習時間を確保するようにしました。
さらに、間違えた問題の解きなおしを徹底することで、格段に理解度が高まり、定期テストで90点台を取ることができました。
お子さんが通う学校の成績アップ事例の探し方
WAYSでは、このほかにも400件以上の成績アップ事例を公開しています。お子さんが通う学校の事例を探したい場合は、サイトの検索機能で「成績アップ 学校名」で検索してみてください。
1. 右上メニューをタップ(スマートフォンの場合)
2. 成績UP+学校名で検索
中高一貫校に通うお子さんの英語の成績でお悩みの方は、ぜひ一度お近くの「中高一貫専門 個別指導塾WAYS」にご相談ください。
「できる」ようになる勉強法から徹底的に指導し、定期テスト対策から大学受験対策まで対応できる学力を身につけさせます。
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まとめ|中高一貫校の英語の成績を上げるには塾のサポートがおすすめ!
遅れがちになっている教科を、お子さん一人で克服することはなかなか難しいことです。
また、家で保護者が指導しようとすると、子どもも親も嫌な気分になってしまい、ますます勉強しなくなってしまうこともあるでしょう。
そんな時は、ぜひ中高一貫校専門塾として実績のあるWAYSにご相談ください。
中高一貫校の授業やテストに精通したプロのサポートを受けることで、どんどん分かるようになり、英語に興味が持てるようになります。
学習相談は無料ですので、ぜひお気軽にお問い合わせください。
投稿者プロフィール
- 公立中学校・中高一貫校で、教員として10年以上生徒たちの学習指導に携わりました。自身も中高一貫校出身で、子どもも中高一貫校へ進学しており、中高一貫校について知り抜いています。教師としての経験と、中高一貫校に進学させた保護者としての立場を活かし、皆さんの悩みに寄り添っていきたいと思います。