大学受験の評定平均の出し方や目安は?よくある疑問に答えます!


大学受験の「評定」は、主に学校推薦型選抜や総合型選抜で使われる、評価基準のことです。

何となくイメージはできても、具体的にはどのように計算されているのか知らない人も多いのではないでしょうか。

そこでこの記事では、大学受験における「評定」はどのように計算されているのか、何年生の成績が関係あるのかなど、多くの人が疑問に思うことについて、詳しく解説します。

「高1・高2はあまり成績がよくなかったけれど、評定にどこまで影響する?」
「指定校推薦で志望校に行きたいけれど、今の成績で行けるかな?」

など、評定のことでお悩みの方は、ぜひ参考にしてください。

大学受験における評定とは

大学受験における「評定」とは、大学側に提出する調査書に記載されている高校の成績のことです。


画像:文部科学省 令和6年度大学入学者選抜実施要項

こちらは文部科学省が指定する調査書のオモテ面です。
学年ごとに評定を記載する欄があります。

また下部の「学習成績の状況」は、科目ごとの評定平均値を記入する欄です。
各科目の評定平均値は、高校1年から3年の1学期までの成績の平均値、さらにこれらの平均の数値(評定平均値)が「全体の学習成績の状況」に記載されます。

評定は1から5まで5段階で評価され、平均値を出す際は4.0や3.5のように小数点以下第1位まで明記することになっています。

評定平均の計算方法

評定平均の計算は、高1から高3の1学期までのすべての評定を足した数を、科目数で割ったものとなります。
割り切れなかった場合は、小数点以下第2位を四捨五入します。

高い評定平均を出すためには、1年生から定期テストでよい成績を修め、宿題の提出や遅刻・欠席をしないなど生活態度にも気を配らなければなりません。

なお10段階評価の高校の場合、調査書に記載するために5段階評価に直す作業が行われます。
これは学校ごとに基準が設けられており、単純に10段階の9と10が5段階の5となるわけではありません。

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評定が関係する選抜方式

評定や評定平均が書かれる調査書は、主に学校推薦型選抜や総合型選抜で活用されます。

大学ごとに「評定平均3.8以上」など出願資格が指定される場合や、特定の科目のみ高い評定平均を指定されるケースもあります。

学校推薦型選抜や総合型選抜で大学進学を考えている場合は、ほとんどの大学で出願資格をクリアできる評定平均4.0を目指すとよいでしょう。

内申と評定の違い

「評定」以外にも「内申」という言葉を耳にする機会もあるでしょう。

「内申点」とは、「評定平均」のことです。
先ほどの調査書を見ると「内申」とは、どこにも書かれていません。

「内申点」でも通じますが、近年の大学受験においては「評定平均」という言葉が使用されています。
同様に「内申書」ではなく「調査書」と呼んでいます。

学習成績概評にも注目

学習成績概評とは、評定平均をAからEの5段階に分けたものです。
以下のように、評定平均を5段階に分けています。

学習成績概評 A B C D E
評定平均 5.0~4.3 4.2~3.5 3.4~2.7 2.6~1.9 1.8以下

大学によっては、評定平均ではなく学習成績概評を出願資格として指定している大学もあります。
例えば大阪市立大学医学部の総合型選抜や名古屋大学文学部の学校推薦型選抜では、学習成績概評が「A段階」でなければ出願できません。

大学受験の「評定」に関する4つの疑問

大学受験の「評定」の計算方法は、非常にシンプルで分かりやすいものです。

しかし計算方法以外にも、どのようになっているのか疑問に思う点がいくつか存在します。

偏差値70と偏差値50の高校の評定平均4.0は同じ意味?

例えば評定平均4.0以上と指定のある学校推薦型選抜があるとします。
偏差値70の高校と偏差値50の高校、それぞれ評定平均4.0の生徒は、どちらも同じ意味になるのでしょうか?

この場合、どちらも4.0なので同じ意味になります。

少し不公平に感じる人もいるでしょう。

しかし、実際は偏差値70の高校で評定平均4.0の人は、偏差値50の学校の人と同じ大学の推薦を受けることはあまり考えられません。
おそらくよほどのことがない限りは、より難易度の高い大学の推薦型選抜を狙うでしょう。

自分の調査書は見ることができる?

また、高校に頼んで作成してもらう調査書、何が書かれているのか気になります。

しかし、調査書は封筒に入れられ厳重に糊付けされており、開けることはできません。
万が一開けてしまった場合、その調査書は無効となってしまいます。

出願予定で作成してもらったものの、出願せずに手元に調査書が残った場合以外は、基本的に中身を確認することはできません。

3年生から勉強を頑張ってもリカバーできる?

評定平均を上げようと3年生から必死に勉強すれば、挽回は可能でしょうか?

1年・2年の評定によりますが、もともとあまり高くない評定を3年生の頑張りだけで上げるのは、かなり厳しいでしょう。

ただでさえ高3の成績は1学期分しか反映されません。
1学期の中間・期末試験で相当よい成績を上げられれば、挽回の可能性はゼロではありませんが、かなり困難と言わざるを得ません。

大学の受験科目以外も頑張らないとダメ?

評定平均は国語や英語といった主要教科だけでなく、体育や美術といった副教科の成績も同じように加味されます。
一つでも足を引っ張る科目があれば、評定平均は下がってしまいます。

一般選抜では、受験科目のみ頑張って勉強すれば大学合格できますが、評定平均が重視される学校推薦型選抜や総合型選抜では、すべての科目で気を抜けません。

まとめ

学校推薦型選抜や総合型選抜を狙う高校生にとって、評定平均は非常に気になる数字です。

高い評定平均をとるためには、3年生に上がってから本格的に勉強を始めるのでは遅く、1年生からコンスタントに好成績を取り続ける必要があります。
学校推薦型選抜や総合型選抜で志望校合格を目指している方は、今すぐに対策を開始しましょう。

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