大学受験に向けてアプリを上手に活用しよう！種類やおすすめのツールもご紹介

コロナ禍で便利な勉強ツールとして普及したアプリの使用。

それにともなって、アプリを活用した勉強に興味をお持ちの方はいらっしゃるのではないでしょうか。
ただ、アプリになじみのない方にとっては「スマホで集中して勉強ができるの？」「アプリで勉強？記憶に定着できるのかな」と首をかしげたくなるかもしれません。

大学受験用のアプリは種類が豊富で、使い方しだいでは効率のよい勉強にシフトチェンジできる可能性があります。

この記事では、アプリを活用することのメリットと種類、おすすめのアプリをご紹介します。

アプリを活用するか迷っている受験生と取り入れてよいものか不安のある保護者の方は、ぜひ参考にしてください。

大学受験に向けてアプリを活用するメリット

大学受験に向けて、勉強にアプリを活用するメリットをご紹介します。

スキマ時間を有効活用できる

アプリは、通勤時間の電車の中・自宅における勉強の教科と教科の間など、スキマ時間に活用できます。

ちょっとした時間に短時間で手軽に行えるためあまり苦にならず習慣化しやすいともいえます。

場所をとらずスマホ一台でできる

アプリを活用した勉強は、スマホ一台あればどこででも可能。

アプリを活用する場合は、机に向かってノートと参考書を広げるといった手間がありません。
また、場所もとらないため狭い部屋や立ったままでも勉強することができます。

気分転換ができる

アプリは、筆記の勉強で疲れたときの気分転換として活用することもできます。

キャラクターが分かりやすく解説してくれるアプリもあるため誰かと話している感覚で楽しみながら学べるとともに、黙々と一人で行う勉強のリフレッシュにもなります。

大学受験用アプリの種類

大学受験用のアプリは種類が豊富。
さまざまなアプリがあるため自分の用途に応じて使い分けることで成果を発揮します。

ここでは、アプリの種類をご紹介します。

スケジュール管理アプリ

スケジュール管理アプリは、一年間のスケジュールやその日一日のスケジュールを管理できます。

色分けやチェックができるため自分流で分かりやすく可視化することが可能。
たとえば、達成感を得るために実行できたものを色付けするのも一つの方法でしょう。

オンラインで仲間とスケジュールを共有することで「○○（友人）はここまで進んだのね。自分も頑張ろう！」など、一緒にトライすることにより、モチベーションアップにつながる可能性があります。

英語などの単語暗記アプリ

単語暗記アプリでは、自分で単語帳を作成できるものがあります。

忘れやすい単語だけを厳選して繰り返せるため効率的。

グラフ化できる機能を備えているものもあり、日別の正答率が一目で確認できます。

中には、写真機能やメモ機能を備えたものもあり、自分流に分かりやすく書き込みができるため便利です。

講義映像を視聴できるアプリ

アプリの中には、実際に講義を視聴できるものがあります。

学校や塾の授業で分からなかった分野を重点的に復習することが可能。

たとえば、人気の「スタディサプリ」は英会話レッスンのコース・担当コーチが付きていねいに指導するコースを取り入れているため自分の用途に合った講義を選ぶことができます。

集中力アップするための音楽アプリ

集中力がアップするための音楽アプリは、リラックス作用であるα（アルファ）波を出すもの・喫茶店にいるかのような喧騒音や効果音を取り入れたものなど、種類はさまざまです。
その中から、自分が集中できるジャンルを選ぶことが可能。

音を聞くことで集中できるタイプにはおすすめです。

大学受験用におすすめのアプリ4選

アプリは便利な反面、使い方を間違えると大金を払ったり個人情報が漏れたりと危険なこともあります。
どのアプリであっても説明書きをよく確認して、正しく使いましょう。

ここでは、大学受験に向けたおすすめのアプリを4つご紹介します。

一日のスケジュールを管理するなら「Study plus」

「Study plus」は、学習を管理するアプリです。

機能は、スケジュール管理・学習状況レポート・教材管理・一日のタスク管理です。

料金は無料。

勉強のスケジュールとそのほかのスケジュールを一目で確認できるため勉強とプライベートのバランスが可視化できます。
毎日のスケジュールに沿って学習したい人におすすめ。

英語暗記アプリをお探しなら「英語勉強アプリmikan」

「英語勉強アプリmikan」は英単語の暗記アプリです。

すべての単語に発音が収録されており、また、知らない単語だけ表示できる機能があります。

料金は基本的に無料（App内課金あり）。

可愛らしいキャラクターが応援してくれるため楽しく勉強したい人におすすめです。
リスニング力が身に付くのも大きなポイント。

全教科の講義を視聴したいなら「スタディサプリ」

「スタディサプリ」は講義系のアプリです。

全教科対応で、自学自習コースと担当コーチが伴奏する合格特訓コースを選べます。
1回15分という短時間の講義で苦手分野の復習が可能。

料金は月額2,178円～（ベーシックコースで月払いの場合）。

短時間で1コマ受けられるためスキマ時間を活用したい人や全教科をまんべんなく復習したい人におすすめです。

集中力アップに役立つ音楽アプリなら「Coffitivity」

「Coffitivity」は集中力アップのアプリです。

仕事がはかどるカフェの喧騒がBGMとして使用され、朝・昼バージョンなどのパターンを自分で選べる機能を備えています。

カフェの喧騒には人の話し声が入っていますが、集中しやすいように日本語ではなくあえて外国語で聞こえてくるなど、細部にこだわって作られています。

料金は無料。

オフラインでも使用できるためインターネットにつながらない環境の人にもおすすめです。
また、環境音のBGMとして自分のスマホに入っている音楽を選択できるためカフェにいる雰囲気の中に好きな曲が流れるという、贅沢さを味わえるのもポイント。

まとめ

大学受験に向けた勉強アプリは、さまざまな種類があることが分かりました。

通学時間は英単語の暗記アプリ、机に向かう勉強に飽きたら庭で講義系アプリを使用するなど、自分の生活に合わせて選べるのも魅力的ですね。

受験生はつらいイメージがありますが、アプリを活用することで楽しく乗り越えられるかもしれません。
また、普段の勉強に補助的にアプリを活用することで、気分転換と効率アップにもつながります。

アプリを正しく使って、大学受験の強い味方にできるとよいですね。