そのマナー大丈夫?大学受験の面接でやってはいけない振る舞い7 選


「大学受験の面接で失敗しないか心配」
「自分の面接マナー、合っているのかな」

合否がかかっている大学受験の面接では、自分自身の一挙手一投足が合否判定に関わってくると思うと、緊張で何が正しい振る舞いか分からなくなってしまいますよね。

大学受験の面接は、事前準備や練習が重要です。
何度も練習を重ねることで、自然な振る舞いができるようになっていきます。

そこでこの記事では、大学受験の面接でやってはいけないマナーを 「身だしなみ」「立ち居振る舞い」別にご紹介します。

これから面接対策を開始しようとしている人は必見です。

やってはいけない大学受験の面接のマナー「身だしなみ」

「人は見た目が9割」ともいわれるように、第一印象は後々にも影響を与えます。

部屋に入ったときから、面接は始まっています。
まずは面接官のファーストインプレッションをよくするために、やってはいけない身だしなみのマナーを確認しましょう。

アクセサリー

普段からつけているピアスを、いつもの癖でつけっぱなしで面接してしまった。

この場合、面接官はしっかりチェックしています。
外すのを忘れないよう気を付けてください。

ピアスは外しても穴が目立つことがあるため、気になる場合は市販のピアスを隠すテープを貼ってもよいでしょう。
また、医療用テープを小さく切ってその上からファンデーションを塗り、肌とテープの境目を見えなくする方法もあります。
どのような方法でも構いませんが、逆に目立ってしまわないよう注意しましょう。

ピアスに限らずアクセサリー全般はすべてNGです。

ついうっかり忘れがちなのが、ミサンガ。
こちらも面接の際は外して臨みましょう。

服装

制服のない高校なので、トレーナーで面接に臨んだ。

トレーナーやジーンズなどラフな印象を与える服装はNGです。

制服があるなら、それを着ていくのが無難です。
シミやシワがないものを着用し、ボタンは一番上まで留めます。
女子はスカート丈も気になるところですが、短すぎるものは避け、ひざ下丈くらいのものを着用しましょう。

制服以外の服装で行く場合は、白や水色など清潔感のあるシャツ、寒い場合はその上にジャケットを羽織ってもよいですね。

ズボンやスカートは、黒・紺・ベージュなど落ち着いた色味を選びます。
靴も履きつぶしたものは避け、当日までにきれいにしておきましょう。

髪型・ツメなど

爪を切るのを忘れたけど、面接中はずっと手を握って見えないようにしていたから大丈夫かな?

爪や髪が乱れていると、不潔な印象を与えます。

ネイルやマニキュアをとることはもちろんのこと、長く伸びた爪も前日には短くカットするのを忘れずに。

男性は、伸びすぎて前髪が顔にかかっていたり、襟足が長すぎたりする髪型は避けましょう。
女性は、長い髪の場合は後ろで結び、前髪が長い場合はピンでとめるか短くカットします。

男女ともに、髪色は自然な色を意識し、奇抜な色は避けましょう。

やってはいけない大学受験の面接のマナー「立ち居振る舞い」

身だしなみの次に気になるのが、立ち居振る舞いです。

椅子に座るまでのぎこちない動きは、面接官に「礼儀正しい動作に慣れていない」といっているようなものです。
繰り返し練習して体で覚えるようにしましょう。

待機中

面接まで時間があったので、控室ではスマホをさわっていた。

面接は、会場に入ったときから始まっています。

控室でスマホを触るのはNG行為です。
会場に入る前に電源を切り、触らないようにしましょう。

控室での振る舞いも、見られていることがあります。
足を組んで座る、突っ伏して寝ているなどはだらしがない印象です。

まわりの受験生との会話も基本的には避け、名前を呼ばれるまで静かに待ちましょう。

入退室

名前を呼ばれたのでそのままドアを開けたら、面接官が怪訝そうな顔をしていた。なぜ?

順番がきて名前を呼ばれたら、返事をした後にドアを3回ノックします。
「どうぞ」と許可が出るまでは、勝手にドアを開けてはいけません。

「失礼します」と入室し、面接官にお尻を向けないよう注意しながら静かにドアを閉めます。
その場で深くお辞儀をした後「受験番号」「学校名」「名前」を名乗り「本日はよろしくお願いします」と、滑舌よく大きな声で言いましょう。

退室の際も、椅子の左側に立ち「本日は、お時間いただきありがとうございました」と述べ頭を下げます。
その後ドアの前で「失礼いたします」と言ってから一礼して退出します。

挨拶の際には必ず「話す」「一礼する」は別々に行いましょう。

面接中

どうぞといわれる前に、椅子に座ってしまった。減点されるかも。

入室の挨拶後は、椅子の横まで進みます。
基本は椅子の左側ですが、右側の方がドアから近い場合は椅子の右側に立ちましょう。

「どうぞお座りください」と言われたら「失礼します」と断って着席します。

椅子には深く座らず、背中は背もたれにつけないよう座りましょう。

面接中は質問にハキハキと答え、なるべく笑顔を心掛けます。
話す際も、髪を触ったりきょろきょろしたり、落ち着かない態度をとるのはやめましょう。

受け答え

面接官と話がかみ合わずに、会話が途切れてしまった。これって私のせい?

面接官に質問をされて「分かりません」は禁句です。
その場で話が途切れてしまいますし、面接に対しやる気のなさを感じさせます。

想定される質問内容は、それに関連することまで深く調べておきましょう。
分からない場合もあせらずに「入学までに勉強します」など、今はわからなくてもこれからどうするかを答えましょう。

面接の際は、相手が何を求めているか、言葉の裏側まで探る必要があります。
ネガティブな答えをするよりも、ポジティブな答えをする受験生の方が、当然印象はよくなるでしょう。

面接は、練習をすれば必ずできるようになります。
最大限自分のよさを発揮できるように、練習を繰り返しましょう。

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まとめ

大学受験の面接は、会場に入ってから出るまで続いています。

身だしなみや立ち居振る舞いは、分かっていれば必ず失敗を避けられます。
重要なのは、どれだけ受け答えの幅を広げられるかです。

想定質問に関することは、より深くまで掘り下げて、どのような質問が来ても答えられるよう、準備しておきましょう。
面接で好印象を残せるように、頑張ってください。

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