大学受験に全落ちする人の特徴と合格するためにやるべきことをご紹介
大学受験の勉強は、ここまでやれば終わりというものがなく、本当にこのままで大丈夫だろうかと不安になることもあるでしょう。
万が一、全落ちしてしまったらどうしようかと心配になりますよね。
大学受験に全落ちする人には、いくつかの特徴があります。
志望校に合格するためにも、自分自身が当てはまらないかチェックしてみましょう。
併せて、全落ちしないために今やるべきこともご紹介します。
「大学受験に全落ちしたらどうしよう」
「今の成績では、どこの大学にも合格できないかもしれない」
と不安をお持ちの方は、ぜひ参考にしてください。
このページの目次
大学受験に全落ちしたらどうなる?
もしも大学受験で全落ちしてしまった場合、その後の進路としては「浪人」「専門学校進学」「就職」「留学」といった道が考えられます。
「浪人」というとマイナスなイメージが強いかもしれません。
しかし、浪人すると一度受験を経験しているというアドバンテージや、志望校合格のチャンスをもう一度得られることや、受験勉強のみに集中できることなどのメリットもあります。
ただし近年の不況も関係して、以前と比べ浪人生の数が減っています。
親御さんから金銭的な理由で「浪人はムリ」といわれている人もいるのではないでしょうか?
そうなると残された道は、専門学校へ行くことや就職、留学となります。
しかし、金銭面で浪人できないのであれば留学も難しいため、最終的には「専門学校進学」や「就職」を考えることになるでしょう。
大学進学を諦めるのは非常に残念ですが、必ずしもそれで人生が終わりというわけではありません。
「大学受験に失敗して後悔したくない!」と考えている方は以下の記事も読んでみてください。
大学受験に全落ちする人の特徴
そうはいっても、できれば現役で志望校に合格したいもの。
ここで、大学受験に全落ちする人の特徴をチェックし、自分自身に当てはまる点がないか確認してみましょう。
受験勉強に取り組み始めるのが遅い
受験勉強に取り組む始める時期が遅すぎると、全落ちする可能性が高くなります。
ネットには、短期間で志望校に合格したという体験記が溢れています。
しかし、そのように簡単に逆転合格できるほど大学受験は甘くありません。
そもそもそのような人は、進学校に通っているような地頭がよいか、ずば抜けて得意科目があるなど、プラス要素のある人ばかり。
通常は、コツコツと努力をした人でなければ合格できないのです。
計画性がない
学習スケジュールを立てずに、やみくもに勉強している人も、学習の効率が悪く全落ちの危険性があります。
大学受験のように長期間勉強をしなければならない場合、試験日から逆算して細かくスケジュールを立てます。
スケジュールを立てなければ、やりたかった勉強が試験日までに終わらなかったり勉強し忘れたりするかもしれません。
集中力がない
SNSやゲームばかりが気になって、集中して勉強できない人も全落ちの危険性があります。
InstagramやTikTokなどは見始めるとキリがなく、あっという間に30分や1時間が過ぎてしまいます。
いざ勉強を始めても、近くに気になるものがあると、どうしても集中して勉強できません。
机に座って勉強した気になっても、実際勉強した量はほんの少しということもあります。
基礎固めをしていない
どのような大学でも、基礎固めができていなければ合格は難しいでしょう。
難関大学で出題されるような超難問も、すべては基礎力の積み重ねです。
英語の長文読解も、基礎である英単語や文法が身についていなければ、解くことはできません。
数学の公式を知らなければ、どんなに簡単な計算問題も解けないでしょう。
基礎を疎かにしていれば、受かる大学はありません。
アウトプットができていない
インプットばかりして、アウトプットをしていないのも危険です。
英単語帳や参考書に目を通すといったインプットばかりして理解した気になっていても、実は知識の定着は完璧ではありません。
問題集を解いてアウトプットすることで、初めて知識が定着します。
インプットとアウトプットの理想的な比率は3:7。
それだけアウトプットが重要ということです。
過去問対策をしていない
どんなに問題集を解いても、過去問対策ができていなければ全落ちするかもしれません。
大学受験は、各大学が独自に作った「学力のない学生を振り落とすための試験」です。
かなりひねりのある問題を出す大学もあり、どんなに問題集で一般的な問題を解けるようになっても、過去問対策をしていなければ、得点が難しいことがあります。
また過去問を解くことで、出題されやすい問題の特徴や自分自身の弱点が分かります。
過去問対策は、無駄なく受験勉強をするためにも重要なのです。
「大学受験に全落ちする人」にならないためにやるべきこと
では、大学受験に全落ちしないために、具体的には何をすればよいでしょうか?
受験勉強は当然として、ほかにやるべきことをご紹介します。
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大学受験で現役合格できる人の7つの特徴!いつ何をすべきか?
自分を客観的に見る
自分自身の学力で、現状どの程度志望校合格に近づいているのかを客観的に見る目をもちましょう。
根拠のない自信は捨て、弱点や合格の可能性を把握してください。
そのためにも、模試を受けて自分の立ち位置を把握することもおすすめです。
志望校の分析をする
大学受験は情報戦です。
過去問から志望校の出題傾向を探ることはもちろん、これまでの最低合格点や各科目の得点比率などを徹底的に調べましょう。
これらの情報をもとに、何を重点的に勉強するべきか判断し、無駄なく勉強を進めます。
学習計画を立てる
志望校の分析ができたら、学習計画を立てましょう。
まずはすべてのやるべきことを書き出し、それを1カ月単位に分けます。
さらに1週間・1日単位に落とし込んでいきましょう。
無理なスケジュールを立てると、すぐにつまずいてしまいます。
部活動や生活習慣などを考慮し、無理なくできる範囲でスケジュールを組み立てましょう。
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【おすすめ勉強法】大学受験のスケジュールはどう立てる?コツを紹介!
まとめ
「大学受験に全落ちしたら……」そう考えると、怖くなりますよね。
大学受験に失敗するのは、正しい受験勉強ができていない人です。
この記事を読んでいるあなたは、志望校の分析や学習計画を立てることなど今からやるべきことが分かっているはず。
後ろ向きに考えず、前を向いて残りの受験期間を乗り切ってください。
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たくさんの問題集の中から今やるべきものを紹介するため、何をすればよいか分からないと悩むこともありません。
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