親子で立ち向かおう!中高一貫校生の中だるみを克服する方法
中高一貫校生の誰もが陥る可能性のある「中だるみ」。
中高一貫校に通うお子さんが勉強に手を付けようとしないと、中だるみではないかと心配になってしまいますよね。
中だるみに陥ってしまうと、大学受験にも影響してしまうばかりか、進級ですら難しくなってしまうことも。
だからこそ、手遅れになる前に克服しなければなりません。
そこでこの記事では、そんな中だるみを親子で克服する方法をご紹介します。
「中高一貫校に通う子どもが中だるみかもしれない」
「なかなか勉強が手につかず、中だるみしている子どもに何とか勉強させたい」
このようにお悩みの方は、ぜひ参考にしてください。
このページの目次
中高一貫校生が中だるみしてしまう理由
中高一貫校生は成績に関係なく、中だるみに陥ってしまう可能性があります。
しかし中だるみの期間が長引けば、それだけ成績が下がり挽回するのは難しくなります。
そこで中だるみの原因を探り、早めに克服することが大切です。
合格した安心感から勉強しない
長期間にわたり中学受験の勉強をしてきたお子さんにとって、合格は一つのゴールのようなものです。
合格後に、ほっと一息つきたくなる気持ちも分かります。
とくに自分自身の意志ではなく中学受験をしたお子さんは「もう勉強しなくて済む」と感じているでしょう。
しかし、このようなほっとした気持ちが長く続いてしまうと、中だるみに陥ってしまいます。
勉強が理解できない
授業内容が理解できないことが原因で、中だるみしてしまうこともあります。
中高一貫校の授業は進度が速く、難易度も公立校に比べ高く設定されていることが一般的です。
授業は理解できていることが前提で進んでいくため、一度理解できない箇所が出てくると、その先も分からない悪循環に陥る可能性があります。
高校受験がない
中高一貫校は、高校受験がありません。
ある程度の成績で生活態度にも問題がなければ、通常は誰でも進級できます。
そのため中3~高1にかけて日常に変化がなく、中だるみになってしまうこともあります。
このほかにも、受験勉強のために我慢していた趣味や部活動を満喫しすぎて、中だるみに陥ってしまう可能性があるでしょう。
親子で中だるみの克服ができるのか
中だるみは基本的に、本人が「今のままではダメだ」と気付かなければ克服できません。
中には、勉強に励む友人や落ちてきた成績などを見て自然と気付くお子さんもいますが、落ちるところまで落ちなければ気付かないお子さんもいます。
周囲が何かいっても、中だるみは簡単に治らないのです。
しかし本人がやる気になるのを待つだけなのもおすすめしません。
「やる気」は自然と出てくるものではなく、まず行動を起こしてこそ出てくるものだからです。
だからこそ親がやるべきなのは、お子さんが勉強を始めるきっかけ作りです。
「勉強しなさい」は禁句ですが、いい方を変えて「英単語を5つ覚えたらおやつの時間にしよう」「数学の問題を3つ解いたら、好きなYouTubeを一緒に見よう」といったプラスの声掛けは意味があります。
提案の際は「やるべきことを明確にする」ことや「比較的簡単に取り組める量である」ことなどを意識しましょう。
【中高一貫校生】中だるみを親子で克服する方法
中だるみが長く続けば、勉強に追いつくまでに膨大な時間がかかってしまうため、早めに克服したいもの。
しかし中だるみは原因もさまざまで、お子さんによって個人差があるため、必ずだれもが解消できる方法はありません。
次にご紹介する方法は、中だるみ解消の代表的な克服法です。
お子さんに合いそうな方法を試してみましょう。
親子関係を良好にする
まず声掛けをしっかり聞いてもらうためには、親子関係を良好に保つ必要があります。
会社でも苦手な上司に何かいわれると嫌な気分になるように、親子関係が悪化していると、どのような言葉も響きません。
良好にするためには「お子さんの好きなことを一緒にやってみる」「マイナスなことは口にしない」「じっくり話を聞く」といった方法があります。
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環境を整える
環境を整えることも中だるみ克服のために必要です。
勉強する机のまわりを整え、気が散ってしまうようなものはなくしましょう。
スマホやゲームばかりしているお子さんであれば、勉強するときは別の部屋に置くか親が預かるなどするとよいでしょう。
リビング学習の場合もテレビは消し、自室同様に集中できる環境を作ります。
目標を決める
親子で目標を決めるのもおすすめです。
「小テストや定期テストで〇〇点を取る」など短期の目標は、モチベーションを上げやすくなります。
ほかにも今日は何を勉強するか目標を立てて、親子で共有するのもよいでしょう。
誰かと共有することで「やらなければ」という気になります。
大学の学祭やオープンキャンパスに行く
大学受験を意識する学年であれば、気になる大学を見に行ってみるのもよいでしょう。
大学の学祭やオープンキャンパスへ行くのもおすすめです。
志望校でなくても、ちょっと気になる大学があれば雰囲気を見るだけでも、将来の姿がイメージできる可能性があります。
自分も将来こうなりたいと思えれば、自然と今のままではだめだと実感するはずです。
塾へ行く
塾へ行くことをお子さんに提案してもよいでしょう。
塾には、次のようなメリットがあります。
- 周囲からの刺激を受けられる
- 勉強しやすい環境がある
- 勉強法を学べるなど
ただし通常の塾では、中高一貫校で使用している教材に対応していない可能性もあります。
高い効果を実感したいのであれば、中高一貫校生向けに勉強を指導してくれる塾がおすすめです。
また「大学受験」「内部進学対策」「定期テスト対策」など、何のために行くのかを明確にし、それに合った塾選びも意識しましょう。
まとめ
中高一貫校では、中だるみの生徒は珍しくありません。
問題は、いかに早く脱出できるかです。
中だるみが長引けば、今後の進路に影響が出ることも考えられるため、親子で協力して克服しましょう。
中だるみが原因で落ちてしまった成績を何とかしたいとお考えの方は、多くの中だるみ中高一貫校生の成績をアップさせてきた「中高一貫校専門個別指導塾WAYS」へ、ご相談ください。
勉強時間を大幅に増やし、お子さんの勉強に対する意識を高めます。
さらにお子さんに合った勉強法を指導することで、効率的に定期テストの点を上げることも可能です。
無料体験指導・学習相談も行っておりますので、お気軽にお問い合わせください。
投稿者プロフィール
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中高一貫校生の定期テスト対策から大学受験・内部進学までをトータルサポートする個別指導塾。
中高一貫校用教材に対応することで各中高一貫校の定期テストの点数に直結した指導を行います。
低料金で長時間指導が受けられるため、家で勉強できない中高一貫校生でも塾の指導時間内で成績を上げることが可能です。
英語、数学をメインに指導を行っています。
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